最近のニュースで離職率の高さが取り上げられている。看板業界も同じ?看板業も含まれる建築業界の離職率が極めて低い「ホワイト企業」ってどんな企業?と調べてみたくなる。共通点があるそうです。
目 次
1.「ホワイト企業」と言われる企業の共通点は?

「ホワイト企業」とは》
「2024年問題(時間外労働の上限規制)」への早期対応、IT投資による業務効率化、そして明確な評価・研修制度を確立している点が共通している。
建築業界全体の平均離職率は10%前後で推移していますが、ホワイト企業と呼ばれる企業では離職率が2〜4%台と非常に低い水準を維持している。
本当かな・・。
■労働環境・休日の徹底管理
「完全週休2日制」の確実な履行・・・現場ごとに交代要員(バディ制)を配置し、土日の施工でも休みが取れる体制を組んでいます。
残業時間の厳格な抑制・・・ICTツールでの勤怠管理を徹底し、月平均の残業時間を20時間前後に抑え込んでいます。
適切な工期設定・・・発注者に対して無理な短納期交渉に応じず、適正なスケジュールで受注しています。
■高い給与水準と透明性のある評価
労働に見合う高い基本給と賞与・・・若手層でも生活が安定する給与水準を保証し、賞与で利益をしっかり還元しています。
資格手当・取得支援の充実・・・施工管理技士や建築士の取得費用を全額負担し、合格後は毎月数万円の手当を支給します。
こんなところが「ホワイト企業」と言わるようです。
だとしたら、これ弊社では当たり前のような環境です。
けれど離職者はいます。
2.離職しない新人教育・職人の育て方なんてあるの?

建築系の業界では、職人を育てるとなれば、昭和の名残が多少はありますね。
ゆとり世代の年齢層に離職率が多いと言われているとすると、Z世代の若者には、今の建築業界の指導が通用するのでしょうか?不安が残ります。
結論から言うと、
「昭和型の育成」は、今後のZ世代にはさらに通用しにくくなる可能性が高いということ。
ただし誤解されやすいのですが、
・「厳しさ」がダメではなく、「意味のない厳しさ」が通用しないという変化だと思います。
まず、Z世代は「弱い」のではなく「納得重視」だそうです。
・打たれ弱い
・根性がない
・我慢しない
と言われますが、実際は少し違うようです。
Z世代に多いのは・・
・なぜそれをやるのか?
・何の意味があるのか?
・将来どう繋がるのか?
を重視します。
「黙ってやれ」「見て覚えろ」は、かなり相性が悪いと言われています。
看板業で例えると・・
「この順番で貼るとシワが出ない」「この工程を飛ばすと3年後には剥離する」みたいに「理由」を説明すると、吸収は速い人も多いようです。
3.昭和型教育の問題は「再現性がない」?

昔の職人文化って「センス」「気合い」「根性」「空気」に依存していました。
でも今の若い人は、YouTubeやSNSの情報から
・効率の良いやり方
・分かりやすい解説
・他社の働き方・・・を普通に見ています。
「なぜこの会社だけ非効率なの?」と比較できる。昔は比較対象がなかったんです。という。
私は、YouTubeやSNSの情報を丸々信じ込んでしまうのも、怖い気がする、昭和の人間ですが・・。
特に看板業は「危険」と隣り合わせ・・このあたりも重要です。
看板施工には「高所」「電気」「重量物」「熱」「刃物」「車両」全部利用します。
本来の「感覚で覚えろ」は危険な面もありますね。
今後は「マニュアル化」「動画化」「言語化」「安全教育」ができる会社の方が強くなるかもしれません。
4.優しくすれば、離職はなくなるものではない!

ただし「優しくするだけ」では逆に育たない。ここはかなり重要で最近よくある失敗例として
・怒れない
・注意できない
・嫌われたくない
になってしまうこと。
結果・・・
・品質が下がる
・事故が増える
・責任感が育たない
という問題も起きる。
職人業は、最終的には「精度」と「責任」が必要なので、ある程度の「厳しさ」は必要です。
でもZ世代は「理不尽な圧力」には弱い一方「成長のための厳しさ」は意外と理解されるようです。
これから通用するのは「コーチ型」。昔は「俺の背中を見ろ」。今後は「なぜそうするかを説明し、成功体験を積ませる」この違いが大きいのです。
看板屋に例えると・・昭和型「貼り直し!下手!」
今後強い育成・・「端から攻めるとテンション逃げる」「中央から貼ると安定する」「今回はここだけ修正しよう」というような指導の方が成長速度が速いイメージ。
実はZ世代は「職人適性ゼロ」ではなく、むしろ逆。
・動画学習が得意
・デジタル慣れしている
・SNS発信できる
・美意識が高い
となると、特に看板業との相性は本来悪くないようですね。
・カッティング
・デザイン
・LED演出
・店舗ブランディング
・3Dサイン
・インスタ映え
みたいな分野は、若い感性が武器になりそうです。
確かに・・!。最近は2歳児がスマホの操作をしている姿を見ると、よく思うことでもある。
5.では問題点はどこ?

問題は「未来が見えないこと」。若手が辞める最大の理由は、実は「厳しいから」だけではないようです。
・この会社で成長できる?
・5年後どうなる?
・AI時代でも価値ある?
・給料上がる?
が見えないと離れます。
逆に・・
・技術習得ロードマップ
・昇給基準
・独立事例
・作品実績
・SNS発信
が見える会社は定着率が高い傾向があります。そして自分に合っているかの判断もできますね。
6.まとめ
今後の看板業界は「職人+発信者」が強い。
これから残る会社は、技術だけある会社ではなく、技術を「見せられる会社」だと思います。
特に若い世代は「この仕事かっこいい」と思えるかをかなり見ています。
看板業は本来「街を変える」「店の売上を変える」「夜景を作る」「ブランドを作る」と、かなりクリエイティブな仕事です。
でも、それを業界自身が「言語化」できていない。
ここを「指導は昭和的でなく」「理由を伝え」「未来が見える」組織作りをしている企業は、これから強くなりそうですね。
どの業種でも、課題の離職率の高さ、やはり古い方が先に思考を変えてみるのが早いのでしょうか・・。
子育てのように・・・。
下手に中堅世代に新しいことを覚えて頂くよりも、真っ白なZ世代のような人材に上手く指導していく方が、価値があるのでは?と思ってしまいました。
調べている間に、私も勉強になりました。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。
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