看板・名刺などを依頼すると「AIデータはありますか?」と言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。弊社でも問い合わせの際には伺います。普段デザインに関わらない方にとっては「JPEGとAIって何が違うの?」「画像なら同じじゃないの?」と思うかもしれません。今回は、JPEGとAIデータの違いを中心に、他の形式・拡張子の種類について調べてみたので、お知らせします。
1.「JPEG」「AI」って何?

*ファイル名の後ろに「.ai」と付きます。
まずは、「JPEG」・「AI」ってなんのこと?と思われる方も、居られると思います。
主にスマホを利用している方々には、AIデータは見れないこともあります。「専用ソフトを持たないから・・」
画像や文書のファイル名の後ろに、ドット「.」から始まるアルファベット文字がありますよね。
この文字が「ai」になっているのが、看板屋でよく聞かれる「aiデータ」になります。これを拡張子と言います。
他の形式の拡張子の種類も調べてみた》
| 文書・テキスト | .txt (メモ帳など) |
.pdf(PDF文書) |
.docx(Word) |
.xlsx(Excel) |
| 画像 | .jpg(写真) |
.png(背景透過できる) |
.gif(アニメーション画像) |
|
| 動画・音声 | .mp4(動画) |
.mp3(音声) |
||
| 圧縮ファイル | .zip(大きなのファイルまとめる) |
よく見かけるのは、この辺りですかね。看板屋以外でもPCを使う方なら知っている拡張子ですね。
(調べるともっとたくさんありました)
2.JPEGとaiの違いについて

Jpegもaiも画像なのに、何が違う?
JPEG(ジェイペグ)とは?》
JPEG(.jpg、.jpeg)は、一般的な画像の形式です。スマホで撮影した写真や、漫画本のような絵をファイルにしても、JPEG形式になります。
JPEGの特徴
・写真に適している
・ファイルサイズが小さい
・ほとんどのパソコンやスマホで表示できる
・編集や拡大を繰り返すと画質が劣化する
JPEGは、画像を圧縮して保存するので、ファイルサイズを小さくできる反面、保存を繰り返すとどんどん画質が低下していきます。
逆に大きく引き伸ばすと画像が粗くなり、モザイク画像のような絵になり、看板や大型印刷には、近くで見ると綺麗じゃないな・・と思ってしまいます。
AIデータとは?》
AI(.ai)は、Adobe Illustrator(アドビ・イラストレーター)というデザインソフト専用のファイル形式です。
ロゴや看板・名刺等の印刷物の製作では、この「aiデータ」だと綺麗に作成できます。
小さくしても大きくしても、画質が変わらない・・と言っていい程です。
AIデータの特徴
・拡大・縮小しても画質が劣化しない
・文字や図形を自由に編集できる
・印刷業界で標準的に使われている
・専用ソフトが必要
どうして?と思うので、調べてみた》
AIデータは「ベクターデータ」と呼ばれ、点や線、数値によって図形を表現しています。
なので、名刺サイズのロゴを、ビルの看板サイズまで拡大しても、きれいなまま使用できます。
印刷会社や看板会社がAIデータを求める理由は、この編集性と高品質な出力が可能だからです。
そして、ベクターデータは専用アプリでしか作れないということでした。
JPEGとAIデータの違い》
両者の最大の違いは「画像として保存」と「編集可能な設計図として保存」というイメージですね。
JPEGは完成した写真のようなもので、一度保存すると細かな修正ができません。
AIデータは設計図のようなので、文字の変更や色の修正、サイズ変更などは部分部分でも自由に行えます。
これまでも、「画像しかないので、画質が荒くても大丈夫です」と言われるユーザー様も居られましたが、出力した際は、やはり綺麗ではありません。
ただ、高所に取り付ける看板だったり、シンプルに大きな文字のみで遠方から見せる看板の場合は「読めればいいのでそのままで大丈夫です」と気にせずそのまま設置されることもあります。
*デザイン会社等で製作して頂いたデータがあるのでしたら、保管しておくことをおすすめします。
3.看板屋で使う他の形式・拡張子は・・
PNG(.png)とPDFを、よく目にしますね。
PNG(ピング)とは?》

私は、JPEGとPNGの違いが、わかっていなかったです💦(デザイン担当ではなかったので・・)
PNGの特徴
・背景を透明にできる
・画質の劣化が少ない
・ロゴやイラストに適している
・JPEGより容量が大きくなりやすい
背景を抜き取って使用したい画像などではPNGが使われているそうです。
邪魔なものが写っている時に、背景消したいな〜と思うことはありますね。
そんな時には、PNGが便利なのでした。
チラシやホームページ制作には、必要かもしれませんね。
PDF(ピーディーエフ)とは?》

これはみなさんよく見る形式なので、ご存じでしょう。
PDF(.pdf)は、文書やデザインデータを閲覧用として共有するための形式ですね。
パソコン環境が違っても、同じレイアウトで表示できることが特徴です。
ラグレスでは、エプソンの大型プリンターを利用していますので、aiデータをPDF形式に変換し出力します。
プリンターによっては、aiデータのままでも出力できる機材もあるようです。
入稿データとして利用されることもありますが、元データとして編集するには限界がありますね。
次に・・EPS》
これは私は知らなかったです。
EPS(イーピーエス)とは?》
EPS(.eps)は、印刷業界で長く利用されてきたベクター形式の一つのようです。
現在は、AIやPDFが主流となっていますが、古いロゴデータなどではEPS形式で保存されていることも少なくないとのことでした。
AIデータと同様、拡大しても画質が劣化しないという特徴がある。
でも・・見たことないかも・・です。
他にもPSD
これは、時々見かけます。
イラストレータとよく似たアプリ「フォトショップ」の保存形式
PSD(ピーエスディー)とは?》

PSD(.psd)は、Adobe Photoshopの保存形式です。
写真の加工や画像編集で使われることが多く、イラスレーターとよく似た操作方法でレイヤー機能を保持したまま保存できる。
デザイン製作では便利ですが、IllustratorのAIデータほど大きな拡大には向いていないようでした。
4.まとめ
Jpegとaiの違いを調べていくと、たくさんの形式(拡張子)が、あることを知りました。
これまでも他の文書で使っていたものも、ありましたが、看板屋で使えるものは、JPEG、AI、PNG、PDF形式でした。
そして、画像データにはそれぞれ異なる役割がありました。
・JPEG:写真向け、一般的な画像形式
・AI:印刷や看板制作向けの編集可能なデータ
・PNG:透明背景が必要なロゴやWeb向け
・PDF:閲覧・共有向け
・PSD:写真加工や画像編集向け
鮮明で綺麗な看板などの製作をご希望の場合は、AIデータを利用することをお勧めします。
そして、データ作成費を支払い、製作したデータはデータとして頂き、大切に保管しておくこともお勧めします。
将来的に修正や再利用がスムーズに行えると思います。
デザインを作れない私には、良い勉強になりました。
ありがとうございました.
大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。
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