大阪阪急東通りに観覧車?韓国料理店看板製作工事

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ある日、観覧車模型がやってきた。
スタッフが、ゆっくり 丁寧に運んでいるのは、観覧車模型。
慎重にデスクの上に下ろす。ふ~と一安心。とても繊細な手作り木製観覧車でした。
大阪阪急東通りの韓国料理店に設置する看板素材です。
これを広告看板に・・どうなるのでしょう。スタッフ奮戦記。

1.模型を広告に?「映える看板」目指し製作開始!

 

 

観覧車模型は、約W450ⅩH600!そして実際に電気を通すと回りだします。
木製の模型ですが、繊細でとても高価な素材でした。

 

「う~ん!これをどうすると店舗に設置でき、せっかくの高級素材を最大限に生かすことが出来るのか・・」

今回の課題は、難しい・・・と頭を悩ますところでした。

 

素材が、金属製でしたら、洋風仕様で、LEDをピカピカに、貼り付けると目立つものにするのは簡単なのかもしれません。

 

しかし、木製で作られた高級感のある良いところを、生かしながら何とか見栄えの良い、できれば品のある看板に製作したい。

そうでなければ、高級素材が死んでしまう。難しい・・・。

 

2.デザイン・装飾材料調達開始!

デザインを考える。

まずは、店舗のイメージカラーは、レッド・ブラック。

店名は、レッドカラーを使い何か装飾をしたい。
まずは、LEDチューブライトで、店名製作しよう。

 

次に、観覧車1台1台の側面にも何か広告文字を挿入したい。

しかし、観覧車のカラーは天然木農茶

 

ここに、レッドの広告文字を挿入しても、見えにくいであろう。
同色系のカラーでは、文字は読み取りにくい。

 

店舗イメージカラーがレッド・ブラックなので、あまり色々なカラーは入れたくは無いですが、目立たなくても意味がない。

そこで・・ホワイトが目立ちながら、レッド・ブラックの邪魔にならないカラーなのか・・。
ホワイトカッティングシートで切り文字ではどうだろう。

 

観覧車自体に装飾をするのは、これが限界か・・。
天然木を生かしながらでは。

 

次に、考えるのはこの高級観覧車が、お客様の目に留まり且つ、繊細なものなので、触ると故障の原因になることを考えると、何か箱の中に入れて、入れて眺める仕様にしたい。

 

・大きな、ケースを製作しよう。

軽量アルミ素材で、フレームを造作し、観覧車模型をしっかり見て頂けるよう、クリアアクリル板を使いガラスショーケースのイメージのケースを作ろう。

 

3.デザイン・使用する素材が決まれば、材料発注・造作開始!

 

 

アルミ素材でフレーム枠設計、ただ観覧車を入れるだけでは、物足りない。

フレーム周りにも、何か広告になる素材を入れたい。お客様に店名を覚えて頂けるように・・

台座に店名、内照式モジュール組み込み、観覧車部分にも照明を取りえれたい。

観覧車が良く見えるように・・。

 

看板装飾にはLED照明が取り入れられることが多いが、いつもの素材ではなく何か工夫が出来ないものか・・

進化し続けているLEDライトでも、もっと良いものはないのか、探してみる。

 

LEDライトで、ダウンライトのミニ版のような素材があった。

それ程、出回っていない高級素材。高級観覧車には、高級LEDライト。

なかなか出番の少ないLED照明でも高級部材。

上部から身にスポットのように照明を当てることが出来る上に、目玉のように角度が変えられる製品。

 

観覧車下部からのライトアップ、だけでは少し寂しい。サイドからも照明をあてよう。

店舗カラーのレッドを使い、ライトアップ出来ないか。

 

LED蛍光灯にはレッドカラーカッティングシートの出番。試作してみる。なかなか綺麗にネオン管のように赤い照明になる。(設置時は、レッドからホワイトに変更になりました💦)

 

側面のLEDライトは、虹色に変化するものを取り付けてみました。

 

LEDはどんどん進化する?

近頃、LEDサンプルがよく届く。サンプル商品を見ていても、初期に出始めた頃の物に比べると随分品質も良くなってきている。種類も豊富で頑丈に見える LEDチューブライト LEDラインバー。少しご紹介します。品質良し!

 

 

ケース・装飾カラーは、レッド・ブラック・ホワイトの3色で製作しました。

 

アルミフレームに、アルミ複合板・カッティングシート貼り付け・LED照明数種使用。

いつもの、看板素材ですが、造形・貼り付け・組み込みに思案、検討しました。

 

金属素材の観覧車でしたら、置くだけで目立つものですが、天然木・農茶という点が素材を生かし目立たせることが難しくなったところですね。

 

設置は、当日店舗内で、アルミ枠ケースを設置し、観覧車を置き、LED照明器具の配線処理と照度の調整。

 

そして、クリアアクリル板で、ケースカバーを付けるという工程になりました。

 

何とか、店舗内に設置工事を完了させることが出来ました。

1台の観覧車が届き、その観覧車を如何に大きな「映える看板」に出来るのか?を目指す。

課題のある看板製作施工事例でした。

 

来店されるお客様に観覧してもらえると、嬉しいのですが・・・。
「映える看板」になることを願っております。

 

オーナー様に感謝です。 いつもありがとうございます。

 

 

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