茨木市「橋の銘板」が盗まれた!被害総額は本当?

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先日、大阪府茨木市で、市が管理する橋に取り付けられていた「橋名板」45枚が盗まれたというニュースを目にしました。被害額は約327万円とのことです。看板屋からすると本当・・?と考えてしまいました。

 

 

 

盗まれたのは、安威川ダム周辺など13カ所の橋に設置されていた銅製の橋名板です。

 

 

 

 

サイズは横40cm、縦15cm。茨木市の発表だと45枚で約327万円という。

 

 

 

 

このニュースを見て、看板の製作に関わる仕事をしている私がふと考えたのは金額でした。

 

 

 

 

45枚で327万円?高くない?1枚あたりにすると・・・約72667円だそうです。

 

 

 

 

今回は、材料費として発表されているということ。

 

 

 

 

銅製の橋名板と一般的な看板を単純に比較することはできませんが・・。

 

 

 

 

看板は使用する素材や加工方法、仕上げ、設置条件などによって価格は変わります。

 

 

 

 

とすると、高くないですか?と思ってしまいます。

 

 

 

 

2.この「橋名板」の価格について看板屋の目線では・・

 

 

 

 

 

今回盗まれた橋名板は、銅製プレートです。

 

 

 

 

銘板は、平らな板に文字を印刷するものと、金属に文字を彫り込んだり、鋳造によって文字を立体的に表現したりするものでは、製作工程がまったく違います。

 

 

 

 

銅板の厚み、文字の加工、表面仕上げ、耐久性など、全ては確認できないですね。

 

 

 

 

なので、1枚約73000円という数字だけでは「高すぎる」と断定もできません。

 

 

 

 

ただ、看板屋としては、この金額が「材料費のみで算出」と説明されているとなると疑問が出ましたね。

 

 

 

 

3.総額は一体いくらだったの?

 

 

 

被害額について、「材料費のみで算出」とすると、製作費や取付け工事費などを含む総額として示されてはいないと考えます。

 

 

 

 

一般的には、看板の総額を考える場合、材料費の他に加工費や製作にかかる手間なども関係してきます。

 

 

 

 

今回の橋名板がどのような製法で作られ、材料費がどのような計算で算出されたのかは、公表資料だけでは分かりませんでした。

 

 

 

 

銅という材料を使っていることと、公共施設に設置する特注品ということも考慮する必要もありますね。

 

 

 

 

だから・・・知りたくなりませんか?。

 

 

 

 

45枚分の材料費が約327万円になり、製作・施工費を含めた価格は一体いくらだったのでしょう・・と。

 

 

 

 

4.そもそも、市はどのように業者を選んだの?

 

 

 

 

 

橋名板のような公共施設に取り付ける銘板は、いったいどのように看板業者を選んでいるのでしょうか?

 

 

 

 

公共の看板や銘板を発注する場合、考えられる方法は色々。

 

 

・複数の業者から見積もりを取って比較する

 

・入札によって業者と契約金額を決める

 

・特定の業者と契約している歴史がある

 

 

 

 

実際にどの方法が採用されているかは、発注内容や契約金額等、自治体の規則などによって異なると思います。

 

 

 

 

今回の橋名板については、製作時の契約方法や業者選定の経緯を確認できる資料が見つからなかったので、入札だったのか、複数社の見積もりを比較したのか、現時点では分かりませんでした。

 

 

 

・複数の業者から見積もりを取っていたのであれば、各社の見積金額にはどの程度の差があったのでしょうか?

 

 

・入札だったのであれば、どのような条件で業者を募集し、どのような基準で契約業社を決めたのでしょうか?

 

 

 

 

情報があれば、今回の金額が妥当だったのかを、考えれそうなので知りたいところでもありますね。

 

 

 

 

5.看板は依頼する業者によって価格は大きく変わる

 

 

 

 

 

看板業界では、同じように見える看板でも、業者によって見積金額が異なることがよくあります。

 

 

 

 

単に利益をどれだけ上乗せするかという話だけではありません。

 

 

 

例えば

 

・材料の仕入れ価格

 

大量に材料を仕入れる業者と、必要な分だけ仕入れる業者では、材料単価が異なります。

 

 

 

 

・製作設備と加工方法

 

自社工場で加工できる業者もあれば、外部の専門業者に加工を委託する業者もあります。

 

 

 

・得意分野の違い

 

 

・大型看板が得意な業者

 

・金属加工が得意な業者

 

・銘板や切り文字を得意な業者・・等々、それぞれに強みがあります。

 

 

 

 

依頼する製品に適した業者を選ぶことで、品質を確保しながら費用を抑えられることもできると考えます。

 

 

 

 

 

得意分野により費用にも違いが出るからこそ、看板を依頼する際には、価格だけでなく見積もりの内訳を比較することも大切ですね。

 

 

 

 

公共の橋名板には、一般的な店舗看板とは異なる仕様や品質基準が求められることもあります。

 

 

 

 

それでも、複数の業者の価格や製作方法を比較することは、適正な価格を考えるうえで大切だと思いました。

 

 

 

 

6.茨木市民の方々はどう思う?

 

 

 

 

 

特に公共のお金で製作するのだからこそ価格の根拠を知りたいでしょう。

 

 

 

 

この金額が、当初の製作契約で実際に支払われた金額と同じなのかどうかも、現時点では確認できていませんね。

 

 

 

 

ただ・・公共施設に設置される看板や銘板は、税金によって整備・維持されるものです。

 

 

 

 

どのような仕様で製作され、どのような根拠で価格が算出され、どのような方法で業者が選ばれたのか。

 

 

 

 

 

その過程がハッキリすると、市民の方々にとっても納得しやすくなるのではないでしょうか。

 

 

 

 

看板屋として、単に「高い」「安い」という話だけで終わらせず、価格の根拠と業者選びの仕組みにも注目した方が良いのでは?と思いました。

 

 

 

 

7.まとめ

 

 

大阪府茨木市で発生した、橋名板45枚の盗難事件。

 

 

被害額は45枚で約327万円。1枚あたりに換算すると約72667円になります。

 

 

その内訳を知りたいと思った。

 

 

看板製作に関わる立場からすると、銅製の特注銘板という特殊性があり、材料費のみという発表であることも踏まえでも、少々高いのではないかと感じる金額でした。

 

 

今回の件について、知りたくなったのは3点。

 

 

・約327万円という材料費は、どのような計算で算出されたの?

 

 

・製作時、市はどのような方法で業者を選び、契約金額を決めたの?

 

 

・複数の業者による見積もりや入札結果を比較できる資料はあるの?

 

 

 

今回は、看板屋の目線から、公共サインの価格と業者選びについて考えてみました。

 

 

 

皆さんは、45枚で327万円の材料費という金額をどう感じますか?

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。

 

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