ダイノックシートとクロスの違いを比較

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【ダイノックシートとクロスの違いを比較】

大阪の看板屋ですが、看板工事にダイノックシートを使用されるユーザー様が増えています。何か特徴のある看板を製作したいとご要望があれば、弊社スタッフもお勧めすることもあります。そこで今日はダイノックシートとクロスの違いについて調査しました。他メーカーのダイノック同等品はこちら https://luxres.xyz/archives/2028

 

1、ダイノックシートとクロスの違いは主に3点 

 

*ダイノックシート端材

 

まず、どちらの製品も一般的なもので比較してみると、考えつくのは3点。

用途・価格・耐久性ですね。

 

 

弊社は、看板屋ですので、ダイノックシートを使う工事は多いです。内装工事と共に請け負う場合はクロス工事も協力業社様と作業をすることもあります。

 

 

 

どちらも最近では、素材や柄も豊富です。施工完了後のシートを見ただけでは一般の方々には見分けが付かない程よく似た出来栄えのものもあります。

 

 

 

けれど、施工前のシートを比べると随分違いがあることに気付きます。ダイノックシートは看板屋では便利に頻繁に使用しています。クロスについても、調査してみました。

 

 

 

2.ダイノックシートとクロスの用途の違い

 

*グレー調の扉面他はダイノックシートです

 

 

ダイノックシートとクロスでは接着面が違いますね。

クロスは糊を塗布して壁面などに貼り付けていきます。(最近では糊付きもも市販されていますね)

プロは、塗布するものを使っていますね。

 

ダイノックシートはシール状になっているので、そのまま接着したい場所に貼り付けるだけで大丈夫です。

 

また、下地も違ってきます。

 

 

ダイノックシートは金属系、石膏ボード、プラスチック、木材系と様々な場所に対応しいます。

多少の凸凹面にも裏面はシールですので、貼れます。

 

 

 

剥がれやすそうな凸凹面等には、プライマーという下地材を塗布すると強化できます。

 

*ダイノックシートは、こんな曲面にも丁寧にゆっくり貼れば施工可能です。

 

 

そして、なんと言ってもダイノックの良いところは、シートに厚みがあり丈夫な為、ヒートガン等で温めゆっくり丁寧にシートを伸ばしながら貼ることにより、曲面にも綺麗に貼り付ける事ができます。

 

 

クロスと1番の違いは、曲面に貼り付ける際の手軽さでしょうか?

 

 

クロスも対応はしているのでしょうけれど、下地が平坦になるまで、パテ等で綺麗にしなくては貼ることは困難なようです。糊の付きも弱いので、剥がれの原因になりますね。

 

 

 

そして、少しの凸凹面でも、そのまま凸凹感が出てしまいます。

 

 

 

何より、一番の違いは、ダイノックシートは屋外でも使用できます。

 

 

 

通常の看板下地やアルミ枠に貼り付けたものを屋外でも使用できますので、外装の装飾や改修工事の際に利用されるユーザー様が多いです。

 

 

 

3.ダイノックシートとクロスの耐用年数の違い

 

*こちらのブラックの壁面はクロスです。フッ素加工で汚れにも強くなりました。

 

 

基本的には、ダイノックシートの耐用年数は10年、クロスの耐用年数は6年と言われています。

どちらも使用場所により耐用年数も変わってくると思います。

 

 

 

クロスの場合は、屋内での使用です。ダイノックシートは、屋内・屋外どちらも使えますね。

 

 

 

ダイノックシートを屋内で使用すると考えると、10年以上の耐久性もあるのでは・・?と思います。

 

 

 

クロスもダイノックシートも表面の汚れは別とし、シート自体の破れ・めくれ・すり減り度合いなどを考えるとダイノックシートの方が断然耐久性のあるシートだと思いますね。

 

 

 

そして、ダイノックシートは耐水性もあります。家具や壁面に貼ることも多いのですが、水拭きも可能です。

 

 

クロスも最近の商品には、フッ素加工をしているものが増えてきましたので耐水性があるものですと、耐用年数も増えますね。

 

 

クロスは製品により水分を吸収してしまうものも多いので、汚れのお掃除も難しいところがありました。

汚れも含めた、耐用年数を考えるとダイノックシートとクロスでは雲泥の差が出そうですね。

 

 

 

4、ダイノックシートとクロスの価格の差は?

 

 

一般的な、一番お安い価格帯を比較しても、シートのみですとクロスとダイノックシートでは8〜10倍位の差はあります。

 

 

施工時に必要な副材費として、クロスには糊が必要になりますし、ダイノックにはプライマーが多少必要にはなります。

クロスに糊を塗布する際には、機材も必要になりますね。

 

 

 

施工費は、その辺りも含まれた価格になりますので貼り付ける面積により5倍〜10倍の差額は出そうです。

 

 

 

けれども、費用対効果を考えるとダイノックシートとクロスではダイノックシートの方が上回ることも、十分に考えられます。

 

 

・クロスは爪を立てると破れる程のシートです。

・ダイノックシートは爪を立てても破れてはくれません。

 

・クロスは水拭きをする度に、表面は擦れてしまいます。

・ダイノックシートは水拭きをしても、表面が擦れることは少ないです。

 

・テーブル天板に貼れる程の耐久性があるものがダイノックシートです。

 

 

傷・汚れを含めた、耐用年数を考えるとダイノックシートはクロスの5倍にも10倍にもなる可能性は大きいです。

 

 

 

シートのみの価格には大きな差はありますが、費用対効果を考えると用途により、価値があるのはダイノックシートかもしれません。

 

 

 

5.まとめ

 

ダイノックシートとクロスの違いは、大きく分けて3点。用途・価格・耐久性

 

 

用途では、クロスは石膏ボード やプリント合板、フスマ等の紙素材等に貼るのが基本的な使い方。そして平坦な場所の屋内。

 

 

ダイノックシートは、クロスが貼れる場所に加え、金属系、プラスチック、木材系等々どんなところでも貼れますね。平坦・曲面も可能、そして屋外も。

 

 

耐用年数では、クロスは6年ダイノックシートは10年と言われています。屋内に施工されたダイノックシートは、10年経っても何の不具合もなく使用されている方々もおられます。

 

 

価格の差は、シートのみを比較すると8〜10倍程の差があります。ダイノックシートは高価なシートです。

 

 

けれど、費用対効果を考えると、傷・汚れを含めた耐用年数を考えると、クロスの10倍以上の価値ある素材です。

 

 

平坦な面積の大きい壁面に貼るのであれば、クロスは十分にご満足いただける製品が豊富に揃っています。

 

 

屋内外のエクステリア・装飾を兼ねた曲面への貼り付けにはダイノックは便利で手軽な素材です。

 

 

 

この辺りを、お調べし壁紙のような感覚で使用するシートを比較してみましたが、用途の豊富なダイノックシートは、看板屋としてはお知らせしておきたいお勧め製品です。

 

 

 

今回は、ダイノックシートという商標シートとクロスを比較してみましたが、ダイノックシートと同等品のリアテック・ベルビアンという他社の製品もございます。  https://luxres.xyz/archives/2028

 

 

 

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