ガラスフィルムの需要

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看板屋では、ガラスフィルム施工が増えてきています。広告を貼り付けるウィンドウサインも同じようにフィルムシートを貼るものです。遮熱や断熱という目的でフィルムを検討される方々も同様に。本当にフィルムで大丈夫?と思うこともあり調べてみた。

 

1.ガラスフィルムの需要が増えている

 

 

 

店舗のガラスにロゴや広告を入れる・フィルムを貼るというお問い合わせは増えてきています。

 

 

 

ウィンドウサインは、年々需要は高まっているように思います。

 

 

・ガラスそのものを交換する必要はない。

 

・必要な場所だけに施工できる。

 

・デザイン性もあり、費用も安価。

 

 

 

今ある窓に新しい役割を持たせるということでは最善?。

 

 

 

 

ガラス面への広告や装飾という目的であれば、フィルムは優れた材料だと思います。

 

 

 

 

なので、クリニックや飲食店等では需要が増えているのでしょう。

 

 

 

 

ただ、最近は「目隠し」「遮熱」「遮光」「断熱」「冷暖房効率を上げたい」といった目的で、住宅や店舗の窓にフィルムを貼る依頼も増えています。

 

 

 

 

そこで、看板屋目線ですが、本当にそれがベストかな?と考えることがあります。

 

 

 

 

2.フィルムの良さはあるが・・効果は満足?

 

 

 

 

 

まず、誤解のないように・・・ガラスフィルムが悪いという話ではないです。

 

 

 

 

看板屋目線で言うと「何もなかったガラス面を広告スペースに変える」という意味では、とても良い材料だと思います。

 

 

 

 

では「目隠し」や「遮光」ならどうでしょう?

 

 

 

 

ここからは、少し思うことがあります。

 

 

 

 

例えば》

 

住宅の窓を「外から見えないようにしたい」という目的なら、すりガラス調のフィルムを貼る方法があります。

 

 

 

 

フィルムの場合、一度貼ってしまえば基本的には常にその状態です。

 

 

 

 

「目隠ししたいけれど、必要なときには外を見たい」という場合には、可動するカーテンやブラインドのほうが便利ですね。

 

 

 

 

用途やサイズによってはフィルムより安価に設置できる場合もあります。

 

 

 

 

フィルムは高価な商品です。費用にするとカーテンやブラインドよりも高い場合もあります。

 

 

 

 

プロに施工をして頂かないと綺麗には貼れないので・・。

 

 

 

 

そんな時「目隠し」という一つの目的だけを考えれば、必ずしもフィルムが最良とは限らないかもしれません。

 

 

 

 

3.「遮熱・断熱」は、さらに考える

 

 

 

 

 

もっと大きな違いが出てくるのが、「遮熱」や「断熱」です。

 

 

 

 

夏の暑さ対策として「遮熱フィルム」を貼るという方法ですが、遮熱の効果はいかがなのでしょう・・と考えてしまいます。

 

 

 

 

短期使用の店舗等なら充分だと思います。

 

 

 

 

ただ・・長く使うことを考えるなら、窓そのものの性能を上げるという方法もあるのでは?と考えます。

 

 

 

 

例えば》

 

・複層ガラス(ガラスとガラスの間に空間(中空層)をもたせたガラス)

 

・Low-Eガラスへの変更(特殊金属膜をコーティングした複層ガラス)

 

・内窓(二重窓)の設置(既存の窓の室内側に新たに窓を設置すること)

 

 

 

 

ガラスの表面に何かを貼るのではなく、窓の構造を変えることで、熱の出入りを抑えるという考え方です。

 

 

 

 

 

遮熱フィルムは、主に太陽から入ってくる日射を抑えることが得意です。

 

 

 

 

断熱を考えると、違いは大きくなります。

 

 

 

 

冬に室内の暖かい空気が窓から逃げるのを抑える「断熱」という目的では、窓そのものの性能を高める方法のほうが本質的な気がします。

 

 

 

 

フィルムは高価な製品です。高額なフィルム施工を行って、求める効果に満足できておられるのでしょうか?と考えます。

 

 

 

 

4.「長く使う」という視点も忘れないで・・

 

 

 

 

 

住宅や店舗は、数年だけ使うものではないですね。

 

 

 

 

10年・20年・・それ以上使い続けます。

 

 

 

 

そう考えたとき、「最初の施工費が安いか」だけで決めてしまって大丈夫でしょうか?という疑問が出ます。

 

 

 

 

窓そのものを交換するとなれば費用も工事も大きくなります。短期的だとフィルムのほうが合理的な場合もあります。

 

 

 

 

長期間使うことを前提にするなら、「少し費用をかけてでも、窓そのものの性能を上げる」という考え方も視野に入れ検討する価値はありそうです。

 

 

 

 

看板屋ですので、フィルムを貼る仕事は簡単です。

 

 

 

 

ただ・・フィルム貼りで、遮熱・断熱の効果に本当に満足できますか?と考えることがあるのも事実なのです。

 

 

 

5.まとめ

 

 

・広告を入れたい→ フィルムはおすすめ。

 

・ガラスをすりガラス状にしてデザインしたい→ フィルムはおすすめ。

 

・短期間だけ目隠ししたい→ フィルムも選択肢。

 

 

長期間の耐候性と効果を考えると

 

 

・20年以上住む家の断熱性能を上げたい」→内窓や高性能ガラス、サッシ交換なども含めて考えたほうがいい。

 

・西日が暑い→フィルムだけでなく外付けのシェードやブラインドも検討したほうがいい。

 

 

 

目的によって、最適な方法は変わります。「何のためにやるの?」「何に困っているの?」を考えた費用と効果と耐候性も含めた検討をお勧めします。

 

 

 

 

フィルム・カーテン・ロールスクリーン・ブラインド・内窓・複層ガラス等々、選択肢はいろいろあります。

 

 

 

 

 

売る側にとって都合の良い商品ではなく、お客様が長く使うことを考え提案をすることも、これからの看板屋に必要な仕事なのではないでしょうか。

 

 

 

 

窓に何かを貼る前に、目的に合った方法を選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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