看板屋が考えるガラスフィルム施工の注意点

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【看板屋が考えるガラスフィルム施工の注意点】

看板施工と同時に、ガラス面を利用し広告することや、プライベートな場所は目隠しをする目的として、フィルム施工が人気です。施工後に起こる可能性のある注意点もお知らせしなければと思いました。

1.ガラス面に貼るシートやフィルムの種類

 

*インクジェットシート      *カッティングシート       *ガラスフィルム

 

 

 

 

建物の壁面に、大きなガラスが使われているおしゃれな店舗が増えてきました。医療関係の建物もガラス面が増えているように感じます。

 

 

 

 

これまでは、ガラス面には内側からカーテンやブラインドを利用されていることが多かったように思います。

 

 

 

 

最近では衛生面での清潔感やスペースを取らずに、目隠し・広告ができる便利さから、フィルムや印刷シートを利用されることが多くなりました。

 

 

 

 

・広告画像等が印刷されているシートは、インクジェット出力シート。

 

・単色・文字の広告の場合は、カッティングシート。

 

・目隠しや飛散防止等には、ガラス専用フィルム。

 

 

 

 

等々、貼りものにも種類があります。

 

 

 

 

 

各種シートは厚みの違いもあれば、施工方法の違いもあります。

 

 

 

 

 

そこで、ガラスに貼るフィルムにより施工後の注意点もお知らせしなければと思います。

 

 

 

 

 

2.シートやフィルムの施工方法

 

 

 

 

 

 

・インクジェット出力シートは、裏紙を剥がしそのまま専用道具・スキージで貼り込む作業がほとんどです。

 

 

 

・単色切り文字・大判カラーシートの面貼り等の場合は、水を使用し貼り込むこともあります。

 

 

 

・ガラス専用フィルムは、水貼りになります。(傷をつけず滑りよくするために、少々洗剤を含めます)

 

 

 

 

各種シートは、厚みも強度も違いがありますので、施工方法も変わります。

 

 

 

 

そして、どのシートを施工する場合でも、スキージというシート貼り専用の小道具を使用しますが、人が少しづつシートの裏紙を剥がしながら、スキージを滑らせて貼るものですから多少の気泡や水泡は入ります。

 

 

 

 

そこで、問題点が出てくるということです。

 

 

 

 

 

3.一般ユーザー様と看板職人との認識の違い

 

 

 

 

インクジェット出力シートに関しては、厚みがありますので、水は使わず貼り込みます。印刷物が色とりどりであることから、気泡も目立たなくなります。

 

 

 

 

そして、目立つものでも気泡ですので、針のような小さな穴で空気は抜くことが出来るのです。

 

 

 

 

貼ったその場で、小さな気泡は修正ができます。

 

 

 

 

 

切り文字等のカッティングシートの貼り込みの場合も同様ですが、ステッカーのようなサインを平坦な場所に貼ることは、看板屋としては比較的容易な作業です。

 

 

 

 

カッティングシートの1枚ものを、大きな面に貼り込む作業は、インクジェット出力シートよりも薄いシートになりますので、難易度は上がるようです。

 

 

 

 

一番大変なのが、ガラス専用フィルムです。

 

 

 

 

 

種類も豊富ですので、厚みのあるものから少しの傷でも使い物にならなくなる程の薄いフィルムまで様々です。

 

 

 

 

 

このフィルムを貼る際には、必ず水貼りになります。スキージを動かす時にも、フィルムに傷がつかないように、いつも以上に慎重に丁寧に貼り込みます。

 

 

 

 

そして、貼り込むガラス面の清掃も丁寧に行います。フィルムの裏は粘着糊も付いています。

 

 

 

 

ガラス面に拭き取り時のウエスやペーパーの毛羽が空を浮いていると、すぐに付着してしまいます。

 

 

 

 

 

フィルムが薄い分、裏シートを剥がすと静電気が起こることもあります。

 

 

 

 

 

このガラスフィルムを大きな面に気泡・水泡無く貼り込むことは、基本的には不可能と言ってもいい程のレベルです。

 

 

 

 

 

これは、フィルムの取り扱い説明書にも記載されているものもあります。

 

 

 

 

職人方の技術というよりも、現場の環境やフィルムの特徴と言った方が良いかもしれません。

 

 

 

 

 

一般の方々からすれば、気泡・水泡無く貼れるのがプロでは?と思われるのも、仕方のないことですね。

 

 

 

 

けれど、屋内の空調設備が整った無菌室のような場所での貼り付けでしたら可能かもしれませんが、チリやほこりが飛んでいる屋外では、厳しいものがあります。

 

 

 

 

そして、それらのフィルムの取り扱い説明欄には、気候にもよりますが 水泡の場合は数日後には蒸発します。と記載されているものもあります。

 

 

 

 

ユーザー様からすれば、施工日には「ピカピカツルツル」の状態を想定されているでしょう。

 

 

 

 

ガッカリされることだと思いますが、薄手の透明ガラスフィルム施工の場合は、こんな感じです。

 

 

 

 

4.まとめ

 

 

最近増えてきたガラスフィルム施工、施工後には注意点があることをお知らせしておくことが必要だと思いました。

 

 

 

 

広告などが印刷されたインクジェットシートや切り文字などのカッティングシート施工時よりも、注意が必要です。

 

 

 

 

スタッフ・職人方も通常以上に気を使うフィルム施工を行いますが、気泡・水泡は施工面積が大きければ、必ずと言っていい程に入るようです。

 

 

 

 

一般 ユーザー様は少々 ガッカリされることになりますが、ご了承頂くためにも、始めにお知らせしておかなければいけないことだと感じました。

 

 

 

【メーカーの取扱説明書の一部】

 

施工時の水分が施工完了後もしばらくガラスとフィルムの間にわずかに残り、小さな水泡が 残ったりフィルム面が曇って見えたりするのが“水残り現象”です。

 

この現象は水分の蒸発 とともに消滅しますが、日影や気温が低い場合にはある程度日数を要することがあります。 水抜けを促進するため、フィルム面に扇風機による送風や室内の環境温度を高くすること をご検討ください。

 

 

 

 

この辺りも検討の視野に入れ、フィルム選びをされることをお勧めします。

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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