上層階が住居ビルの夜間工事は慎重に!

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【上層階が住居ビルの夜間工事は慎重に!】

先日の夜間工事!台風の季節も重なり工事日がズレ込んでしまう。早く工事をさせて頂きたいラグレスも大雨・台風では施工が出来ない。上層階が住居になっているので事前に工事のお知らせ等は必須。打ち合わせも慎重に行ない住民の方々への影響をできる限り少ない時間配分で納めることが大切でした。

1.悪天候では施工日も延期

初回お問い合わせから、やっと決まった施工日!おおよそ3ヶ月掛かりで施工日が決まったのは良かったのですが、台風が発生する時期でもあり天気予報は1週間ずっと雨模様!

 

 

 

 

工務担当も困ってしまいます。

 

 

 

 

取り付ける看板は壁面看板でした。シンプルにアルミ複合板にカッティングシートを貼り付ける仕様のプレート看板の取り付けです。

 

 

 

 

けれどもサイズが大きく約H1820×W14100です。

 

 

 

 

そもそも、看板施工面はタイルのような壁面でしたので、両面テープにコーキングボンド・アンカービスの予定でした。

 

 

 

 

 

そして、大阪市内の幹線道路前のビルでしたので.高所作業車での作業という事もあり、夜間工事でしか作業が出来ない現場です。

 

 

 

 

数週間前に決められた施工日は、施工日の数日前から天気予報は雨予報・・。14mもあるプレートを雨の日に施工することは、接着力は弱まり看板屋としてはお勧めできない。

 

 

 

2.住民への連絡と対応の重要性

 

 

お天気の予報は、常に確認している看板屋なのです。

 

 

 

なぜならば、今回の工事の場合も施工場所はビル2階の壁面ですが、上層階は住居になっているビルなのです。

 

 

 

 

夜間工事を行うとなれば、住民の方々には工事のお知らせ(予告)を行っています。

 

 

 

今回の工事の場合は、御依頼主様がご連絡されていました。

 

 

 

事前連絡の際に、悪天候の場合は延期という旨をお伝えしていれば大丈夫ですが、そうでなければ、前日延期のお知らせが必要になります。

 

 

 

 

中止ではなく延期ですので、再度施工日のお知らせ文書が必要になります。

 

 

 

 

他現場でも同じような状況になっている現場もあります。

 

 

 

 

一度の延期は仕方がなくても、二度・三度は言いにくい物です。

 

 

 

 

 

施工する側のラグレス職人方も延期は予定が組めなくて困りますね。

 

 

 

 

 

そんな時には、次回施工予定日と他にもう1日予備日も決めた上でのお知らせ文書を配布しておくと安心ですね。

 

 

 

 

 

お知らせをする方と施工業者の打ち合わせは、しっかりと行うことで住民の方々へのお知らせも都度、神経を使い過ぎることなくスムーズに行えますね。

 

 

 

 

3.約14mのカッティング切り文字現地貼り

 

今回の看板の仕様は、アルミ複合板約15枚にブラックのカッティングシートを全面に貼っています。周囲4辺は全てシートを約20mm巻き込んでいます。

 

 

 

 

現地では、15枚のブラックシート貼りをしたアルミ複合板を、高所作業車を使用し壁面に貼り付けます。両面テープにコーキングボンドを使います。

 

 

 

 

そして、プレートの4角はアンカービスを使い、壁面に打って止めています。(このアンカービスを打つ時の振動と騒音が上層部の住居に響くのです。)

 

 

 

 

 

壁面に15枚のブラック貼りプレートが取り付けられると、次はロゴ・切り文字・店舗詳細がデザインされた切り文字をホワイトシートで製作たものを現地で貼り付けました。

 

 

 

 

今回は、ホワイト1色のデザインでしたので、カッティングシート切り文字で納めました。

 

 

 

 

カラーが複数色の場合は、インクジェット出力シートを使用しますが、1色の場合はカッティングシートが発色もよく耐久性も高いです。

 

 

 

 

 

ただし、今回のような約14mもある壁面への切り文字ですので、長く繋がっている文字・絵柄の貼り付けは職人方の息のあった作業が必要になります。

 

 

 

 

夜間工事は住民への対策も念頭におき、工事のお知らせ(告知)文書の配布や内容についても、施工業者と打ち合わせは入念に行うことをお勧めします。お天気には勝てませんね。

 

 

 

 

4.まとめ

 

台風の多い季節や悪天候が続く時期に、看板工事が予定されていると延期の連絡をするのにも、なぜか申し訳なく感じることがあるようです。

 

 

 

看板屋は多少の雨でも職人方も含め作業は可能なのですが、取付けの強度面や耐久性を考えるとやはり雨や台風の日に工事を実地するのはお勧めできません。

 

 

 

ご依頼される方々も、同じ考えの方々が多いです。

 

 

ひとつ気になる事が、今回の上層階に住居があるビルの夜間工事です。

 

 

夜間に工事を行うとなると、振動や騒音でご迷惑をお掛けする事が多少なりとも出てしまいます。

 

 

如何に少なく抑えるか・・?工事の時間を短縮できるように職人の数を増やす、段取りよく現地でしかできない工事のみを行うよう事前に行える作業は前作業として済ませる。

 

 

 

悪天候で延期になる可能性がある場合の、事前告知の文書内容は次回・次次回・予備日を含めた予定を明確に住民の方々にお知らせできるよう、施工業者とは綿密な打ち合わせが必要になりますね。

 

 

 

今回も、予備日まで延期になってしまったユーザー様もあり、何故か気の毒に感じますね。屋外での貼りもの工事は、天候には勝てないので、仕方がない事ですが事前連絡を余裕を持って行えると安心です。

 

 

 

今日は、やっと完成させることができた、看板工事の事例でした。

 

 

 

ありがとうございました。

 

大阪で看板製作・施工は 看板屋 ㈱ラグレス まで・・他府県も対応可能です。

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