新入社員が辞めた!原因と今後

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【新入社員が辞めた!原因と今後】

中途採用で昨年12月暮れ、志し高くラグレスに入社してきましたが、今月5月いっぱいで辞めてしまいました。主な辞めた原因と今後お互いがどうしていくのか・・・

 

1.ラグレスと合わなかった理由は?

 

 

ラグレスでは、3ヶ月に1回と長期休暇の前に食事会が行われます。お酒を飲みながら食事をしながら改善点等を本音で話が出来る場を持とうと考える代表です。

 

 

 

 

4月末の食事会では、中途採用スタッフの取り組み方や成長度合いに関して、ラグレス側の印象と中途採用スタッフ本人との印象に相違があったように感じる事があったため、摺り合わせの為の食事会になりました。

 

 

 

 

数日後、本人の意向で辞めるという結果になりました。

 

 

 

 

どんな職場にも、合う合わないがあるのでしょうか?

 

 

1.職人同等の作業をしたいが大阪のスピード感は不向き?
2.肉体労働以外は嫌いだった
3.方向性の違いはモチベーションの違い

 

 

主な理由はこんな感じでしたね。

 

 

 

 1.職人同等の作業をしたいが大阪のスピード感は不向き?

 

 

ラグレスに入社した当時は、看板屋という職種は簡単で、カッコイイ職業のように見えていたようでした。

 

 

 

 

入社してからは作業が終わると帰り際等、よくお話をするスタッフでした。

 

 

 

 

物造りが好きで身体を動かす肉体労働が大好きなので、看板作りが出来ることを楽しみにしていたようでした。

 

 

 

 

看板職人になるまでは、それはそれは大変で先輩方の作業をしているところを目で見て覚え、小さな物から少しづつ練習しながら覚える物ですね。

 

 

 

入社したら直ぐに看板製作が出来ると思っていたのでしょう。「早く作業がしたい」と代表に訴えていたようです。

 

 

 

 

けれども、看板の貼り物はカッティングシートにしても、インクジェットメディアにしても、ユーザー様のデザインを製作したものは、ミスが出来ないのです。

 

 

 

 

ミスをすると納期・工期が遅れます。

 

 

 

 

正確に製作や施工が出来るまでは、手元修業をするのが職人方の通る道ですね。

 

 

 

 

そして、日々練習をして熟せるようになると製作・施工も任されますが、それまでは数ヶ月から数年の修業は必要だと思います。

 

 

 

 

教育担当のスタッフは、ゆっくり丁寧にひとつずつ教えていましたが、逆に覚えるスピードはのんびりでした。

 

 

 

 

のんびりとした兵庫の田舎から大阪に出てきて3年だったそうですが、よく田舎に帰りたいと言っていましたね。

 

 

 

 

大阪のセッカチなところが「どうも自分に合わないな〜」と思う事は度々あるとよく言っていましたね。

 

 

 

 

ラグレスに入社する前も、何か考える出来事が起きると「大阪には自分は合わないのかな?」と考え家族にも田舎で仕事をしたいな〜と相談することはあったようです。

 

 

 

 

よく現場に行く職人方にも「田舎に帰りたいですね」という話はしていたようでした。

 

 

 

 

職人さんというのは、基本的には時間との勝負もしているようです。「現場毎の報酬」が多いので少しでも早く作業を終える段取りを組み、時間配分を考えながら作業をされます。

 

 

 

 

のんびりとした田舎の環境で育った方には、大阪の「早く!早く!」の職人気質の作業方針には中々馴染めなかったのでしょう。

 

 

 

 

早く・ミスなく・綺麗に仕上げる事。これが厳しかったようです。

 

 

 

 

小さな看板の貼り替えを、一人で行かせてもらった時には「時間は掛かりましたが楽しかったです」と言っていましたね。

 

 

 

 

ただ・・チームで作業を行う時には、ミスをしないようにと考えると作業が遅かったり、覚えることが沢山ある現場では、見入ってしまい手が止まってしまう事もあったようです。

 

 

 

 

職人方の中には何も言わない方もいれば、急かされる方もいるようでした。そんな時には特に「田舎で仕事がしたい」と考えるそうでした。

 

 

 

 

 

 2.「肉体労働以外は嫌い」と主張あり

 

 

もうひとつ困ったことは、作業がそこそこ出来るようになれば、店頭へお越しのお客様や知人・友人からの紹介工事があると打ち合わせや商談も多少はすることにもなります。

 

 

 

 

作業の合間にパソコンを使用した簡単なメールでのやりとりや、見積書作成もしなくてはならない場面も出てきます。

 

 

 

 

ラグレスは売り上げに応じ、それぞれの歩合でボーナスに反映しますので、売上額が上がるとスタッフ全員が嬉しくなるというシステムの会社です。

 

 

 

そうなると、ボーナス額を増やしたければ営業スタッフであれ工務スタッフであれ、注文を取る事ができればボーナスには反映されるということになります。

 

 

 

 

多少のパソコン作業も必要になる訳です。簡単な御見積書や請求書の作成程度とデザインデータの確認のやり取りメール等・・・。

 

 

 

 

けれど、ハッキリと「僕は身体を動かすことが好きなので、机に座ってする作業は嫌いです」と主張していましたね。

 

 

 

各スタッフが入社する前には、デスクとパソコンをセットで用意する代表ですが、約5ヶ月の間パソコンを開く事がなかったようでした。

 

 

 

 

若いスタッフが多いラグレスでは、ライン・カレンダー・Slack等のアプリを共有して利用する事が多く、携帯電話でも出来ますがパソコンで行う方が早い場合もあるのですが、パソコンは触りたくなかったのでしょう。

 

 

 

 

小学校の授業でも、タブレット・パソコンは使いますので、これからの時代はパソコン操作を覚える事も仕事の一つなのですが・・。と考えるのは私だけでしょうか・・。

 

 

 

 

 3.方向性の違いはモチベーションの違い!

 

 

 

 

ラグレスは、例年年頭の会議で今年度の目標を設定します。その方向に向かって全員が働いています。

 

 

 

 

今回の中途採用スタッフは、方向が違っていたのかな?

 

 

 

 

「例として野球で考えると・・

 

十人の高校球児で野球チームが構成されているとしましょう。

 

 

その中の8人は甲子園を目指しています。その中の一人は楽しく野球ができれば良いという程度。もう一人はマネージャー希望。

 

 

 

としたら「甲子園を目指す8人の練習方法」「楽しく野球がしたい1人の練習方法」は違ってきますね。想いも努力の度合いも変わってくるでしょう。

 

 

 

 

 

仕事に対するモチベーションの度合いが違っていたのでしょうか?

 

 

 

 

2.今後のラグレスの方針は・・

 

 

 

今回の件もあり今後はきっちりと業務の差別化をしようと考えたようです。

 

 

 

具体的には・・社員とアルバイトの区別!

 

・社員さんには、同じモチベーションで頑張って頂ける方々を採用させて頂き、能力に応じて昇給も賞与もUP。

・アルバイトさんは、決まった時間帯に作業をして頂き作業時間分の給与でお願いする。昇給や賞与は基本的には無し。

 

 

雇用する側もされる側も、初めの段階できっちりと要望を伝え合う事が重要ですね。過度な期待はする側もされる側も負担になりそうですね。

 

 

 

 

*現在他社で在職中ですが報酬面で不満をお持ちで、もっともっとモチベーション高く頑張りたい方々、一度ラグレスまでお問い合わせください。

 

 

 

 

3.本当のところはわからない?

 

 

最終的には、子供達の事もあり田舎に戻ることは不可能なようで、けれど今後数十年ラグレスでのデスクワーク作業も含めた看板屋での仕事は自分が思っていた仕事とは違っていたので、辞めるという結果になりましたが・・。

 

 

 

 

そして、当面は転職元のフォークリフトの運転という職場で頑張る事にしたようです。

 

 

 

 

5ヶ月間 頑張ってくれた中での会話や食事会で会議の結果決断したようです。

 

 

 

 

ただ、本当の理由は本人にしかわからない事なのかもしれません。

 

 

 

 

新人スタッフシリーズで4回投稿を行う予定でしたが、半ばで終了になりました。

 

 

 

 

今日は、ご報告を兼ねて記事にして見ました。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

大阪で看板製作・施工は 看板屋 LUXRES(ラグレス)まで・・他府県も対応可能です。

まずは、御見積り・お問い合わせからでも お気軽に・・・・