看板だけ分離発注?メリットとデメリット

 |  |  | 0

【看板だけ分離発注?メリットとデメリット】

今日は、看板の分離発注について考えてみました。店舗・オフィスの新築・改装工事の際には看板工事も必ずと言って良い程行われています。デザイナー・設計会社・建設会社等に依頼しても看板製作施工だけは看板屋が行っているのをご存知でしようか?

 

1.看板の分離発注について

 

 

 

店舗・officeの新設・改装工事を行われる際には、建設会社様や設計会社様にご依頼されると思いますが、その中で小さな内装サインや看板工事は必ずと言って良い程に付帯されていますね。

 

 

 

デザイナー・設計会社・建設会社等、どの業者に依頼しても最終的な看板製作施工は看板屋が行っています。

 

 

 

 

まず分離発注についてですが、建物の新設・改装工事は専門の設計会社や建設会社にご依頼されます。

 

 

 

 

その際に看板施工まで全て完結させて頂くのと、看板工事のみ直接看板屋に依頼するのでは、何が違うのかを考えました。

 

 

 

 

2.分離発注のメリットとデメリットについて

 

 

 

  1.分離発注無しの場合(設計会社・建設会等に依頼)

 

【メリット】

建物の新設・改装のどちらにしても設計会社や建設会社等へのご依頼は必要です。建築の技術を持つ職人様方が工事をされます。

 

 

 

その中で、看板工事は看板屋でなければ出来ない工事だと思います。

 

 

 

 

看板自体の製作も設置も、看板職人の技術が必要になります。特に、電飾看板などはそうですね。

 

 

 

 

ですが、看板工事というのは基本的には建物が完成した終盤に、装飾の様に取り付けるものとして考えられているようです。

 

 

 

 

そうなると、建物の商談・打ち合わせの際に、看板の仕様やデザインまで全てを設計会社や建設会社に伝え、看板の仕様やデザイン面も丁寧に相談して頂けると、要望通りの看板施工が完了できると考えます。

 

 

 

 

看板屋が設計会社や建設会社の指示通りに製作施工を行えば良いので、簡潔に施工も完了させることができます。

 

 

 

 

【デメリット】

先程述べさせて頂きましたが、看板工事は建設工事工程的に終盤に行いますので、当初の打ち合わせの際にしっかり仕様やデザインまでの打ち合わせを行っていなければ、後回しになってしまいます。

 

 

 

 

建物が仕上がり、看板施工の内容を相談しようにも、設計会社や建設会社は看板施工の詳細はわからない面が多いので、伝言・回答・・と打ち合わせに時間を取られることも多くなります。

 

 

 

 

結局、誰に伝えれば要望通りのデザインが完成するの?ということになり兼ねません。

 

 

 

 

設計会社・建設会社は建物の工事を先行させなければなりませんので後回しになってしまってからでは、結局看板屋との間に設計会社や建設会社が入るので、伝わりにくいということになりますね。

 

 

 

 

  2.看板のみ分離発注する場合(看板屋に依頼)

 

 

 

 

 

【メリット】

看板屋としては、提案力があると考えています。

 

 

 

 

まずは、一番先に考えるのは集客が必要なのか不要なのかということです。

 

 

 

 

簡単に言うと、飲食店や商品を販売する店舗様等ですと集客は必要になりますが、倉庫や企業様の看板でしたら表札代わりに設置されることが多く、集客に拘らなくても良いかと考えます。

 

 

 

 

建物の立地やロケーション等も視野に入れ、看板の仕様やデザインもご提案させて頂きます。

 

 

 

 

そして、看板のデザイン変更や看板のメンテナンスについても、直接看板屋に依頼することができます。

 

 

 

 

設計会社や建設会社を通すと時間も費用も掛かります。

 

 

 

 

看板に関する工事の必要がある場合も、当初に施工した看板屋ですと詳細が分かっている為、追加も撤去も素早く行えると言うことになります。

 

 

 

 

【デメリット】

 

設計会社や建設会社との商談や打ち合わせ後に、新たに看板屋との商談打ち合わせをしなくてはなりません。

 

 

 

 

「初めまして・・」からの打ち合わせを2度しなくてはならないところは、初期の段階での時間と手間は掛かるでしょう。

 

 

 

 

稀にですが、内装屋さんとのトラブルが発生することもあります。

 

 

 

 

例えば、電飾看板を設置される場合等には、配線が綺麗に隠れる様に一番最適な位置に電気配線を出しておいて頂く事や、工事の日程上看板工事が入る日までに看板周辺の工事を完成させて頂く等・・。

 

 

 

 

上手く連結ができない場合には納期が遅れる・・配線の露出・・等が起きてしまいます。

 

 

 

 

この連結の打ち合わせをしっかり行うことが必要になりますね。

 

 

 

 

3.まとめ

 

 

看板の分離発注とは、建物の新設・改装工事の際には看板施工は付き物ですが、全てを一社で行って頂くのではなく「看板製作施工」は看板屋に直接依頼する。

 

 

 

看板製作施工は看板職人の技術が必要になりますので、設計会社や建設会社に依頼しても最終的には看板屋が施工(二次請け)する。

 

 

 

OFFICEや企業(倉庫)等の表札や場所の標示の為の看板でしたら、設計会社や建設会社1社で完結する方が良い。

 

 

 

飲食店や商品販売店などの集客の役割を必要とする看板製作施工であれば、看板工事は看板屋に分離発注する方が良い。

 

 

 

経験上の看板屋としての考え方をお知らせさせて頂きました。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

大阪で看板製作・施工は 看板屋 LUXRES(ラグレス)まで・・他府県も対応可能です。

まずは、御見積り・お問い合わせからでも お気軽に・