【大阪市西区の歯科クリニック看板工事例】
大阪市西区のあるビル２階歯科クリニックの看板工事例です。
【今回の工事内容】
・出入口上の壁面・横一面にファサード看板
・ビル側面外壁に直付け看板
・階段登り口上壁面に内照式電飾看板
・規格サイズの突出し看板取り付け
・階段登り口横柱にも、お知らせ看板
・階段には、案内板看板
・上部からのスポットライト、６灯取り付け
・窓ガラスグラデーションフィルム貼り付け
１.各種看板の仕様
これらのサイズのアルミ複合板には、インクジェット出力デザインシートが貼られます。
そして、アルミ枠も造作します。
今回の工事の中で、「ひと工夫」された場所が１か所！
よく見てみるとファサード看板左側の１枚が少し手前に出てくるように傾斜を付けています。
この、フレームを兼ねた枠はオーナー様が考え出されたアイデアなのでしょう。
三角柱のような形にアルミ枠を造作し、壁面に取り付けます。
直ぐ下に設置する、内照式電飾看板の光で肝心な歯科クリニックの名称が暗く隠れてしまわないようにと考えられたのでしょう。
２.素材搬入・前作業
＊こちらのアルミ製フレームは、ファサード看板のものです。左端一枚分は前の出幅を作るために造作した三角柱のような形になっています。
どんどん運び込まれるアルミ複合板！
W４０００✕H２０００ W６８００✕H１０００
規格サイズの突出し電照看板。突出し電照看板は、アクリル板が使用されています。
これらの、アルミ複合板とアクリル板には、インクジェット出力シートが貼られます。
大きなサイズですので、貼っては運び、貼っては運びが繰り返されます。
アルミ複合板にインクジェット出力シートを貼り付けるのは、看板屋には一番多い作業です。
看板職人からすると、「朝めし前」の工程です。
貼り込み作業もそうですが、運ぶ際には特に周囲にぶつけない様に、慎重に運びます。
アルミ複合板も、ぶつけてしまうと、直ぐに凹んでしまいます。
今回の様に大きなサイズになるとデザイン絵柄は分割されますので、インクジェット出力シートはアルミ複合板の周りを巻き込みます。
綺麗に貼り付け後の看板は、どこにも当たらないように運び、床に立てかける場合も、床にはクッションになるよう端材を準備し、そちらに仕上がったものを置いていきます。
１枚１枚の貼り付け看板にも、注意を払って作業をしています。
３.現地工事
そして、左端の傾斜のある看板も含め、現地ではアルミフレームに看板を取付けますが、柄合わせの部分は、丁寧に合わせます。
上部からは、６灯のLEDスポットライトも取り付けました。
２階以上の場所には、高所作業車は必須ですね。
内照式電飾看板は、FFシートにデザイン印刷する素材にしました。
FFシートは、ご希望のサイズの物を低価格で製作出来るのがお得な看板ですね。
人の手に触れることの少ない場所への設置でしたら、FFシート仕様はおすすめの看板面です。
耐久性もあり、シート素材ですので、デザイン印刷も可能で、価格もお手頃です。
こちらの看板内照明は、LEDモジュールを組み込みました。
上部からは、スポットライトの灯、下部からは、内照式電飾看板、側面からは突出し看板と、十分な光も取り入れ、ビル２階周囲は立派な広告看板が仕上がりました。
ビル側面の外壁には、フレーム枠無しのアルミ複合板にインクジェット出力シートの直付けです。
＊ビル側面外壁の直付け看板です。
取り合えずは、少し離れた通行人の方々にも、認知して頂るような大きな広告看板となりました。
次は、階段の立ち上がり部分に数段飛ばしで、広告文字をカッティングシート切り文字を製作し、貼り付けました。
*階段の誘導案内板です。アルミ複合版にカッティング切り文字貼り付けです。
２階のクリニック場所まで、誘導の役割を果たしてくれます。
最後は、クリニック内が全部見えるような、大きな窓ガラスにガラスフィルム施工です。
下から上に向かうほど、透明感があるグラデーションフィルムを貼りました。
＊一番右側は施工前。左から３枚は施工後。グラデーションフィルムはこんな感じです。
上部は透明感があります。太陽の自然光で明るく、けれど下部はクリニック内が外からは見えないように、グラデーションが付いているフィルムです。
今回の工事は、ビル２階部分周囲全面看板？という程に、大きなサイズで製作施工のご注文でした。
建物の２階というと、少し認知度が低くなりそうな気がしてしまします。
通行する方々の目線の高さよりも上にあるものは、目に留まりにくいものです。
そのあたりも、十分に視野に入れ、看板デザイン・仕様・ひと工夫を取り入れられた、オーナー様でした。
少し離れた場所からでも、しっかり認識して頂けそうな、立派な看板になり、十分に集客の役割を果たしてくれそうですね。
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