シャッター看板施工事例 インクジェット貼付け

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施設前のシャッター3面に看板工事のご依頼です。金属製の上下巻き上げ式のシャッターです。そのシャッターを、施設らしく見える装飾は出来ない物でしょうか?というご依頼でした。

 

シャッターにインクジェットシート製作施工

*施工前     *施工後

 

シャッターというのは、日中の営業時間帯は格納された状態ですので、それ程気にはならないものですね。

休日や営業時間外のシャッターを降ろしている間には、何か殺風景な感じがしていました。

 

今回の施設様のシャッターは、金属製のよく見かける巻き上げ式のシャッタでした。

塗装・カッティングシート貼付け・インクジェットシート貼り付け・・と仕様についての打ち合わせはしっかり行いました。

 

結果、今回はインクジェットシート貼り付けの工事になりました。

デザインも、児童が出入りする施設ですので、かわいいイメージのものを数点提案させて頂きました。

 

シャッターは、1枚1枚の鉄板を組み作られているものです。

 

早く言えば、奥の方に隠れてしまう部分がありますので、隠れる部分も計算に入れインクジェット出力シートを製作しなければなりません。

 

サイズ採寸時も、1枚のシートの幅を図る際は、奥に隠れた部分も入れ採寸し、デザイン画には、奥に隠れた部分も計算しますので、デザインを出力する際には十分に確認し、インクジェットシートに出力します。

 

そして、貼り付ける際も、1枚1枚奥の方までしっかり貼らなければいけません。

 

今回3面ですので、見えている横目の数だけ1本1本をカットします。これも前作業にて行っておきます。

 

切り分けたシートにも、1枚1枚貼り付ける順番通りに番号を振り、当日貼る際には効率よく、間違わないように番号通りに貼り付けます。この作業が、結構大変な作業になります。

 

もうひとつ大事な作業は、シャッターの洗浄作業です。

 

1.シャッター洗浄工事

まずは、シャッターは巻き上げますので、隙間にゴミやホコリが入っています。

 

それを綺麗に洗浄します。今回は、高圧洗浄機使用で、細部まで洗浄をしました。

 

そして、水分が残っているとインクジェットシートも、粘着力が弱くなりますので、前工事で行いました。

 

施設の看板工事でしたので、施設の利用者がいる時間帯は出来るだけ避け、休館日や児童が少ない曜日・時間帯を選び作業をさせて頂きました。

 

出入口になりますので、その辺りの調整も必要です。

 

 

2.インクジェット出力シート貼り付け

綺麗に清掃され、しっかり乾燥させたシャッターに貼り付け作業です。

 

番号を振った順番通りに上部からシートを貼り付けていきます。

奥に隠れてしまう部分は、特に念入りに。

 

しっかり貼り付けなければ、「めくれの原因」になります。

 

ここが、職人の腕の見せ所ですね。数十枚ある10㎝程にカットされたインクジェットシートを1枚1枚丁寧に貼り付けていく作業です。

 

今回は1面は出入り口用にシャッターは格納し、自由に出入りが出来るようにしました。

 

2チームに分かれ、2面のシャッターを同時進行で2面一気に完了!

 

完了すると、綺麗に巻き上がるのか?の点検もしなければなりません。

 

貼り付けたインクジェットシートの端部分に、浮きや隙間があるとシャッターはスムーズに巻き下げが出来ません。

隅々までピッタリ貼り付いているか、点検はしっかり行います。

 

シャッターがスムーズに巻き下ろしが出来る、点検が出きれば終了です。

 

3面すべてのシャッターを、ふさいでしまう事が出来ない関係上、シート貼り付け工事も、2日に分けての作業になりました。

 

そして、施設様の都合の良い、翌々日に最後の1面のインクジェットシートの貼り付け工事を行いました。

 

2面のシャッター工事は完了していますので、3面目は効率よく行うことが出来ました。

 

3.施設ガラス面にスリガラス調シート貼り付け

シャッターを格納すると、ガラス窓・ガラス扉の多い施設様でしたので、スリガラス調のフィルムシート貼り付け工事の依頼もありました。

 

見せたいところは見せながら、見られたくないところは見えないように・・・。

 

ガラスに貼り付けるだけのシートですので、お部屋が狭くなる事無く、カーテンやブラインドよりも、気軽に使えるシートです。

 

採光は取りながら、プライベート空間はしっかり確保できる、スリガラス調のフィルムシートの施工を行いました。

 

医療関係・不動産関係・飲食店など、閉鎖的になり過ぎない環境には便利なフィルムシートです。。

 

お客様や利用者様が入店しやすくなることを考えながら、適度な採光も取り込むことが出来る。

 

フォグラスシートは、ウインドウサインにはお勧めの最近人気のシートです。

 

今回はシャッター看板の製作施工事例をご紹介しました。

 

今回の様に、手動式のシャッターですと、インクジェットシート貼り付けも、施工後のシャッターの巻き上げも比較的スムーズに行うことが出来ますが、シャッターの種類により難しいものもあるようです。

 

また、塗装も考えますが原状回復のことなど今後の事を考えると、シャッターに看板施工はインクジェット出力シートは、シートを剥がせば元のシャッター面が出てきますので、安心ですね。

 

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