看板撤去の方法と費用の概算

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【看板撤去の方法と費用の概算】

近頃、看板撤去のお見積りやご依頼が増えてきています。
業種も様々です。古い看板でしたら安全面も考え撤去も仕方がないことですが、比較的新しい看板撤去は寂しいですね。看板撤去の費用はいくらなのか?撤去の方法と費用の概算方法をお知らせします。

 

 

1.看板撤去の種類と方法

 

 

・ウインドウサイン撤去
・壁面看板の撤去
・袖看板の撤去
・自立看板の撤去
・テントの撤去

 

最近増えてきているのが、こういった看板の撤去です。

 

これらの看板は、後に別の広告を貼る可能性がある場合は、看板枠や本体は残し面板だけを交換したり、面板の既存シートを剥がし、ホワイトシートを貼り付けることもあります。

これを看板屋では白戻し工事といいます。

 

真っ白なシートを貼ることで、店舗は営業していないという事が分かるようになりますし、貸店舗の場合は次に開業される店舗様は、面板だけの工事で直ぐに広告が出せるというメリットがあり、賃貸屋・不動産屋には有利に賃借人を探せることにもなると思います。

 

経年劣化のない、大きな看板は、本体は残しておくのも考え方によっては、良い方法になりますね。

 

閉店される、店舗賃借人様も撤去費用は随分お安くなります。

 

では、費用について考えてみましょう。

 

2.撤去の費用

ネットなどで、よく見かける看板撤去の相場や概算として、金額を提示されているサイトも見かけます。10000円から15000円など・・・

 

一般の方々にお知らせしたいことは、一般的に看板撤去の簡単な費用の計算方法として、看板を製作施工した金額はいくらでしたか?・・・・と。

 

解体屋に依頼するのでしたら、話は変わってきますが、看板だけの撤去の場合は、基本看板製作・施工費用から、逆算すると概算の費用は分かるのではないでしょうか。

 

*今回は、デザイン費は掛からなかったものとして考えてみます。

・ウインドウサイン撤去

 

インクジェットシート・カッティングシート・フィルム等の材料費・製作費・施工費の中で一番費用が掛かるのは、材料費・製作費ではなかったですか?

撤去の場合は、シートやフィルムを剥がすだけになりますので、製作施工時の支払い代金からシート類の材料費・製作費を除きます。

 

そして新たに掛かる費用としては廃材処分費になります。施工費は「貼る」と「剥がす」の違いはありますが、人件費として掛かります。・壁面看板撤去も、ほぼ同等です。

 


・袖看板の撤去  

 

こちらも施工時に支払った代金から、逆算してみて下さい。
何処まで原状回復をするのかにもよりますが、面板だけの交換で看板を製作したのか、本体ごと製作施工したのかにより、撤去方法も変わります。

 

袖看板の面板だけを交換するのか、貼り物を交換するのか?また本体ごと撤去するのか?

 

袖看板は基本的には内照式の看板が多く、面板はアクリル板を使用しています。

 

既製品のサイズの袖看板でしたら、同サイズのアクリル板だけを販売していることが多いので、アクリル板を交換するだけですし、お安くするなら既存シートを剥がすのみ。

 

またはホワイトシートを貼るのみという低価格で出来る作業もあります。

 

製作施工時の支払い代金から、材料費・製作費を除かれ、廃材処分費が追加される計算で施工費は人件費となりますので、掛かる費用はウィンドウサインと同じです。

 

また高所作業車や他の重機を使用して取り付けたのでしたら、撤去の際も高所作業車や重機は同じく必要になります。

多少の差額はありますが、施工時の支払い代金から、逆算することで概算の費用が出ますね。

 

・自立看板の撤去 

 

自立看板の場合は面板だけでしたら、前述したものと同じです。

木造の自立看板でしたら抜くなり切るなり、簡単に出来ることが多いですので、費用もお安くできます。

スチールやステンレスのような金属製の支柱を使用していると、少し大掛かりな工事になります。

 

基礎をどうするのか、堀起こさなければいけないのか、切ってしまって埋めればいいのかにより、工事の工程も費用も変わってきます。

 

これほどの工事になると廃材処分費や人件費、重機なども設置時とほぼ同じ程必要です。看板面の材料費・製作費を除いて、残りの費用が必要になることが多いです。

昔は、看板撤去費用は、設置時の費用と同じ位掛かると言われていましたが、最近では施工方法や、物により費用も変わってきましたが、大掛かりな看板の撤去には費用が掛かってしまう事があります。

 


・テントの撤去  

 

支柱ごと撤去の場合は、施工時の材料代を除いた費用に廃材処分費が追加されるのが、概算の費用です。

 

テント自体は残し、名称やデザインの貼り物を剥がすだけの工事でしたら、比較的お安くできます。

 

3.まとめ

看板撤去には、看板の種類と同じように撤去方法も数種の方法があります。

 

本体自体を撤去するものと、広告面板だけを白に戻す方法があります。

 

看板撤去の費用については、一般ユーザー様でも設置の支払い代金の明細が分かれば、撤去時の費用の概算を出すことは、可能かと思います。

 

ご自身が出された概算の費用と、あまりに違いがあれば、安すぎても高すぎても、しっかり問い合わせた方が良いかと思います。

 

安すぎると、後処理が無かったり、綺麗に撤去出来ていない看板も見かけることがあります。

高すぎる場合は、何に掛かる費用なのか、お問い合わせすることをおすすめします。

 

 

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