テント看板から大型LED看板にリニューアル 

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【テント看板から大型LED看板にリニューアル工事例】 

賃貸屋さんの看板リニューアル工事。前回は、店舗内装とLEDを使用した内装の装飾を行いました。今回は、店舗外装の壁面全体に取り付けられているテント看板を、内照式LED看板へリニューアル工事の依頼でした。約H4000×W3500の大きな看板の工事になります。

 

1.既存テント看板撤去

既存の看板も大きなサイズのテント看板が設置されていましたので、そちらの撤去からです。

約H4000×W3500の大きなテント看板を、内照式LED看板へリニューアルです。屋根の上に登る者、下で受ける者と手分けしながら、大型テントを外していきます。

 

2.アルミ枠溶接加工

今回設置する看板は、アルミ枠にFFシート印刷の面板になります。アルミ枠も大きなサイズでしたので、溶接加工でH4000×W3500の枠を造作しました。建物壁面に取り付ける為、補強用の取付金具も必要になりますね。LEDを組み込むため配線などの重みも加わり重量もある看板です。

 

 

 

3.LEDモジュール組み込み・下地作り

大きなアルミ枠の造作が完了しましたら、次はLEDモジュールを組み込むための下地作りです。

アルミ複合板をアルミ枠の裏側に取り付けます。その下地にLEDモジュールを今回は約400個取り付けることになりました。

細かい作業ですが、1箇所ずつ丁寧に取り付けます。配線固定はもちろん漏電防止の為にもコーキングで1個1個のLEDモジュール配線つなぎ目にもカバーします。

そうすることで、LEDモジュールの湿気による、劣化や不点灯を防ぐことにもなりますね。

点灯確認を行い、すべてのLEDが綺麗に点灯していれば、組み込み完了です。

この時の確認作業は、LEDモジュールには、プラス・マイナスの極性があるものが有り、表記されていないモノもあります。

折角、取り付けたのに点灯確認をしないで、現場で不点灯となると、工事が遅れてしまいますよね。小さなLED商品には、表記されていない物もたくさんありますので、忘れずに確認しましょう。

 

4.FFシート印刷加工張り付け

次は、FFシートにデザイン印刷したものをアルミ枠に張り付ける作業です。

FFシートはテントのような少し厚みのあるシートですので、綺麗に四方から同じ力が掛かるように、しっかり引っ張りながら固定します。

楽器の太古のようにトントンと叩くと音が鳴るような感じですね。

ピンと貼ることで、ヨレやゆがみを防ぎます。

 

5.店舗壁面に取り付け

角パーツの作業が完了しましたら、店舗壁面に取り付け固定します。それぞれパーツが出来上がると固定するためには、高所作業車が必要ですので、夜間工事となりました。

 

大きな看板の取付には、ユニックや高所作業車を使用することが多いですが、幹線道路に面している場所や、通行量の多い場所への設置には、どうしても安全面からも考えても、夜間工事になってしまう事も多いです。

 

今回のように木造の建物でしたら、この大型サイズのアルミ枠でも、やはり重量がありますので、固定するには、補強のステーや金物を壁面に取り付けることが大切ですね。

 

外装の壁面看板は、インパクトのある大きな内照式電飾看板が完成しました。

 

既存のテント看板もサイズは同じでしたが、カラーが変わり、LED照明を使うことにより、これだけの差が出るものなのですね。

 

*前回の内装装飾!

小さな飾り窓にもLEDモジュールでおしゃれな装飾を取り入れられました。

無くても良いものですが、少しの工夫で店舗はとてもおしゃれ感が出ます。この小窓は店舗の外側からも室内からもどちら側からでもかわいく演出してくれていますね。

 

店舗内装のLED照明も電球色の色合いのものを取り入れられていることで、店舗全体のイメージをイエローオレンジに統一されています。

 

外装・内装をトータルで考え、お店のイメージカラーを作られたようですね。

 

他にも、シャッターBOX面にアクリルレーザー加工の切り文字サインや、ダイノックシートを使用し、店舗内外の装飾を施工させて頂きました。

ありがとうございました。

 

*LEDモジュールを長持ちさせる方法

看板だけではなく、最近ではLEDモジュールは色々なところで使用されていますね。

 

雨の当たる場所や湿気の多い場所等に設置すると、電気配線は金属が使われていますので、錆などで漏電や断線の原因になることが多いです。

 

少しの手間で防ぐことが出来ます。1個1個のモジュールの配線が出ている部分や結線する部分をコーキング剤で覆うことで、かなり耐久性が変わると思います。

 

器具自体の品質の問題もある場合もありますが、不点灯の原因に多いのが、配線付近からの不具合です。

 

屋外用の商品で防水加工がしてあるものでも、長期間使用すると防水効果は薄れてきますね。

 

少し手間を掛けることで、耐久期間が延びるのであれば、一度お試しされてみてはいかがでしょう・・・。

 

ご参考までに・・。

 

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