大きな看板は大きな看板業者の方が安心なの?

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【大きな看板は大きな看板業者の方が安心なの?】

看板の製作・施工をするには、業者選びから始めますが、大きな看板は大きな看板業者に依頼した方が良いのでしょうか?その辺りを調べてみましょう。

 

1.大きな看板を製作するのは何処なのでしょう?

規模の大きな看板製作・施工を検討中の場合は、やはり大きな看板業者を探しますね。

 

基本はそうだと思います。そこで気になる大きな看板業者さんは、すべて自社一貫制で行っているのでしょうか?

 

看板業界で、施工場所ちかくにすべてを自社一貫制で行っている大きな看板屋が、どれだけ存在するのでしょうか?と考えると疑問も多々出てきますね。

 

弊社にも大きな看板のお仕事も依頼がありますが、ユーザー様から直接のご依頼よりも、業者様からのご依頼が多いです。

 

一般のユーザー様には、少しわかりにくいかもしれませんが建設業界等には、一次請け・二次請け・三次請け・・と、直接の依頼主様は大手企業様に依頼されているつもりでも、お仕事の量により、自社ではすべてを対応できない場合等は、 二次請け・三次請けと下請け業者に依頼していることも多いのです。

 

弊社も、一次請け・二次請け・三次請け・・・と、ご依頼があり、どの立場でも商談が成立すれば請負います。

 

 

・看板業界の中でも作業内容は細分化されます

看板屋という小規模な店舗が多い業種でも、作業内容は細かく分かれています。

・インクジェットシート製造業者・出力業者 

・カッティングシート製造・加工・製作業者

・看板素材により、アルミ複合板・アクリル板・金属板の製造業者・加工業者

・テント・ターポリン製造・施工業者

・フレーム枠製造・製作業者

・照明器具業者等々

他にも、まだまだ数種類の素材を使うこともあります。

 

数種類の素材を使用した大きな看板の製作・施工のすべてを自社で行っている程の大きな看板屋を、近隣で探すというのは難しいのではないでしょうか。

 

そして、それをすべて自社で行っているとしたならば、経営するに辺り、相当なコストも掛かっていることでしょう。

 

 

2.大きな看板工事・施工は誰がするのでしょう?

次に施工業者も考えてみましょう。

 

小さな施工業者や職人さんは、看板を製作・施工するのに必要な材料を製造することは、出来ません。

しかしながら、素材が揃えば製作・施工はすべて出来る方が殆どです。

 

その中でも、製作が得意な職人さん・工事が得意な職人さんとおられますが、大抵の職人さんは、どちらも出来ます。

 

材料さえあれば、看板屋に必要な施工は建設屋さんなみに、出来る職人さんが沢山いらっしゃいます。

 

自社一貫制の看板屋さんでも、それぞれの分野にそれぞれの担当者がおられると思います。

 

翌々考えてみますと、それぞれの分野の熟練職人さんに、その分野を担当して頂くのがスピード・技術面から考えても効率は良いのではないでしょうか?

 

そうすると、製作・施工職人さんは大きな看板屋さんも、個人の看板屋さんも技術・スピード面は同じなのではないでしょうか?と考えます。

 

3.大きな看板工事の費用面ではどうでしょう?

それぞれの分野ごとの専門業者は、自社の専門分野を特化し行っているので小規模ですが、仕入れ単価・人件費・倉庫等維持管理費等は、出来る限りコストを下げる努力をされているようですので、比較的にお安く提供されている業者様が多いです。

 

逆に、大きな看板屋さんは大型倉庫を持ち、維持管理費・人件費等のコストも大きく掛かるようですね。その代わりに素材の仕入れ単価も大量仕入れが行える為、安く仕入れも行われているのでしょう。

しかしながら、運営費に掛かるコスト分は、商品単価に上乗せされているものかと思います。

 

工事内容にも依るのでしょうけれど、二次請け・三次請けと下請けに依頼し、工事を請負っている大きな看板屋でしたら、中間マージンも発生してくるでしょう。

 

では、実際は最終的にユーザー様が支払う金額はどうなのでしょうか?

 

結局のところ、技術面・価格面から考えてみても、大きな看板屋さんと小さな看板屋さんは、それ程変わりはないのでしょうと感じました。

4.まとめ

大きな看板を製作施工するには、

・インクジェットシート製造・出力 

・カッティングシート製造・加工・製作

・看板素材により、アルミ複合板・アクリル板・金属板の製造・加工

・テント・ターポリン製造・施工

・フレーム枠製造・造作

・照明器具製造・施工等々

他にも、数種類の素材を使うことにより、数種の技術職者が必要になります。

 

大きな看板屋さんは、自社一貫制で会社を運営しているのであれば、それだけコストも掛かっているかと思います。

 

小さな看板屋さんは必要な時に、必要な分野の専門技術業者に依頼し共存しながら運営している業者が多いです。

 

今回調査したところによりますと、最終的にユーザー様が支払う代金も、技術面やスピード面も大きな看板業者も、小さな看板業者もそれほど大きな変わりはないのでしょう。と感じました。

 

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