【手描き看板 インスタ映えスポット 毛筆看板】
今日は、昔ながらの「手描き看板」の施工事例をご紹介致します。インスタ映えしそうなスポットです。現代のようなインクジェット出力機やカッティング機などのが無かった時代には、手書きで絵柄や文字が書けなければ出来ない職業だったのですね。
当たり前に、インクジェット出力シートやカッティングシートを使用し、看板製作をしていますので忘れてしまっている程でしたが、看板職人と言えば、昔は手書きが当たり前だったのです。
・手描きデザイン間仕切りパネル
まずは店舗内のカウンターパネル部に、文字・絵柄を挿入して欲しいとのご依頼があり、デザインを拝見してみると細かい線や特徴のある絵柄でしたので、印刷よりも手書きの方が良いのでは・・・・という事で絵柄の部分は手書きで施工させて頂きました。
今では、大体の物が機械で出来る時代になりましたが、やはり手書きには、機械印刷では出ない毛筆感の良さがでます。絵画のように・・・。
今回のご依頼も、文字部は機械印刷のシートで製作しましたが、絵柄の部分がどうしても機械では、なかなか雰囲気を出し切れない・・・という事で、手書きでひとつひとつ特徴のある絵柄を書き込むことになりました。
垂直に立つパネル壁面に絵柄を書き込む職人さんは、さすがですね^^。
*数か所の絵柄部分は、すべて手描きです
絵柄を見ると、頭の中でイメージが湧くのでしょうか・・・さらっと下書きをすると、ペンキに筆塗りで書き始めました。
文字部の施工は終わっていますので、失敗が許されないところに書く、絵柄・・・。細かい、曲線や独特の絵柄でしたので、すごく難しそうに見えます。が・・数点の絵を建築塗料で1日でしっかり、仕上げた女子職人さん?です。
*浴衣姿や和装で前に立つとインスタ映えしそうな看板ですね。
・手書きインスタ映えスポット?看板!
もう1店舗!約W2mxH3mの壁面に、こちらも手描きです。
竹林のようなイメージですね。 まずは壁面は下部にはコンクリート・ブロックもあります。下地をしっかり造ります。次に背景色のホワイト塗料を全面に塗ります。背景ホワイトの塗料が乾くのを待ちます・・・。
乾きましたら絵描きが始まります。こちらも、図面を見る・・・頭の中でイメージをする・・・下書きが始まります。そして・・・黒塗料・筆で、書き始めます。
高さが3m程ありますので、脚立に上っての作業です。女子職人さんですが、片手に塗料皿、片手に筆を持ち、脚立にまたがり一生懸命書いています。女子ではありますが、男性並みですね・・・。
3mの高さもヘッチャラ!
コツコツと丁寧に筆を走らせていました。建築用塗料ですので、水性絵の具とは違う、難しさはないのでしょうか?💦
前回は、小さく複雑な絵柄。今回は、ダイナミックな大きな絵柄。ですが、どちらの作業も一筆一筆、丁寧に描き込んでいました。
今回のような、下地が真っ白な面に黒塗料で描くとなると、少しのミスでも背景の白塗料の塗り直しになってしまいますので、その辺りも考えて、慎重・丁寧に作業をしています。壁面一面、手描き看板完了の施工事例でした。
*ウィンドウサインに店舗内装・メニューデザイン貼付け施工
そしてこちらは、店舗外装の看板も製作・施工させて頂きました。
電照看板横ガラス面に店舗内装・メニューデザインのシートを貼り替え施工しました。そして入口ドア面にも店舗名称サイン。
*傾斜をつけたカットがちょぴっとおしゃれですね💦
内装・メニューサインはインクジェット出力シート・店舗名称サインは店舗内が全く見えなくならないように、スリガラス調のシートに店舗名称を入れ、傾斜を付けたカットに製作し貼り付け施工を行いました。
*トロマットシート施工。ビニールほどではないですが、通常のカーテンよりは厚めで耐久性もありです。
そして、材料置き場の間仕切り代わりに、「トロマット」(ポリエステル100%のテトロンポンジ製)にデザイン印刷をし、カーテンのようにレールを付けて、取付施工も行いました。
*最後には、超大型提灯も!!
超大型提灯サイズ約600✕1600に3面印刷を行いました。素材はビニールですので、耐久性はありますが3面に2色使いの印刷で高価な商品です
が・・店舗のあたたかい雰囲気と親しみやすい感じが、素敵な広告の役割を果たしてくれそうですね。
こちらの、オーナー様は「看板はお店の顔になるんだよ・・・」と言われるように、デザイン・素材ひとつひとつに、こだわりを持って取り組んでおられるのだなぁと思いました。
素敵なお店で美味しそうなメニュー・・・手描きの竹林のような壁面は、「インスタ映えスポット」になりそうな予感のある店舗でした。
いつも、ありがとうございます。
今日は、2店舗で手描きでデザイン絵柄を描き込むという施工事例でした。印刷では、出せない「毛筆感」が素敵でした。
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