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【世の中は夜間作業になれば値段が上がるの？】
看板施工現場の状況によって、夜間工事が必要となる場合があります。その場合、値段は上がるの？と思われることは、ありませんか？どうなのでしょう・・・今日はその辺りを考えましょう。
１. 夜間工事は値段は上がるのか？
工事見積書に追加費用として「夜間工事費用」が別途記載の場合と、記載のない場合がありますね。なぜでしょうか？夜間工事になると見積り代金が上がる（追加費用）とすれば何の費用ですか？と一般のお客様は思われるでしょう。
日中工事と夜間工事の見積金額の違いは何の費用なのかを調べます。
２. 夜間別途費用って何の費用？
夜間工事になると、日中の工事費用とは別に必ず掛かる別途費用があります。それは人件費です。
「労働基準法第３７条 」で定められている労務時間に対する賃金の規定があるからです。
＊労働基準法第３７条
１. 使用者が、第３３条又は前条第１項の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。
この人件費は、日中の工事費には掛からないが、夜間工事には必ずかかる別途費用です。（残業や休日の労働にも掛かる場合はありますが、企業により又は通常勤務時間帯により異なりますね）
夜間工事費が別途費用として見積もりに記載されている場合は、夜間労働割増賃金×労働人数が、日中工事費用にプラスされるのが一般的です。
３. 夜間工事費が別途記載されていないのは？
では、夜間工事費が別途記載されていないのはどうしてでしょう？
企業によって、見積書の書き方は様々ですが、ラグレスの場合は、施工現場の諸事情により、どうしても夜間工事でしか対応できない現場の場合は、現地調査やお見積り前のお客様との聴き取りの段階で予測がつきます。
なので後から追加するのではなく、初めの見積もり段階で施工費として記載し、お客様にご説明をさせて頂き、ご納得頂く事が多いです。
４. 夜間工事費用（追加）の差額が問題？
もし、お見積り当初の段階で日中工事の予定で契約され、急に夜間工事になり追加料金が発生し、その金額が大きく変わる場合は注意が必要ですね。
また、稀には日中工事が出来る作業現場でも、夜間工事の方が通行人も少なく、夜間追加費用も請求できるという、施工会社の都合で夜間工事にしてしまう業者もあるそうです。
良心的な施工会社なのか、そうでないのかは見積書をしっかり確認し、不明瞭な記載費用は、きちんと問い合わせる方が良いかと思います。
そして、納得のできる回答を頂ければ、工事も安心して依頼するのが良いかと思います。そうでなけれ少々不親切な業者さんかもしれません。工事内容の面でも品質・価格・相応の作業をきちんとして頂けたのか、不安が残りますね💦。
目安として、もし見積書に夜間工事代金として、追加費用の記載があれば、看板工事では、作業者一人に付き、１.２５倍～１.５倍分の人件費が作業人数分追加される程度かと思います。
日中工事のお見積り金額と夜間工事でのお見積り金額に、あまりの差があれば、良心的な看板屋とは言えないかと思われます。
ご注意ください！
５. まとめ
夜間工事は値段は上がるのか？一般的には夜間工事は日中工事よりは費用が上がります。夜間工事になると、日中の工事費用とは別に必ず掛かる別途費用があります。
夜間別途費用って何の費用？労働者の人件費です。「労働基準法第３７条 」 により、通常の労働時間外の場合は、１.２５倍～１.５倍の賃金が発生するからです。
夜間工事費が別途記載されていないのは？見積もり段階で夜間工事でしか施工できない事が予測できますので、初回見積り時から夜間料金を含んだお見積りを提示することが出来るので、追加として記載していないことがあります。
夜間工事費用（追加）の差額が問題？通常は、日中工事と夜間工事で何が変わるのかは、人件費の価格が変わることがほとんどです。日中工事との費用の差があまりに大きい場合は、きちんと問い合わせ、同時にどうしても夜間工事でなければ施工できないかを、確認した方が良いかもしれません。
施工現場により、夜間工事の方が安全面・作業効率も含め良い場合と、日中工事でも、不備なく行える場合があります。
日中工事で行えるのであれば、費用の面でも、工事の要所要所で立ち合いが出来る面でも日中に施工される方が良いかもしれませんね。
その辺りも、看板施工業者さんとしっかり打ち合わせを行い、看板製作・施工費用を出来る限り抑え、ご要望通りの看板を製作・施工して頂ける看板屋さんに依頼することをお勧めします。
大阪で看板製作・施工のご相談は、看板屋LUXRES（ラグレス）まで・・
御見積りからでもお気軽にご相談ください。