LED蛍光灯を購入する際の注意点

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LED蛍光灯を購入する際の注意点

昨日、看板のLED直管型蛍光灯の点検をしているのを見て気付いたこと。明るさが違う?LED直管型蛍光灯は多数販売されていますが、価格に違いがありすぎて、どれを購入すればいいのか迷われたことはないでしょうか?店頭でも、ネット販売でも・・・

1. 片側給電方式・両側給電方式

 

 

ご家庭で使用している照明器具の蛍光灯交換をご検討中の場合、使用中の蛍光灯がLEDでない場合は両側給電方式です。

 

 

こちらの商品をご紹介しておきます。通常は40W形が多いですが、多数の商品がございますので必要なW数をしっかりご確認頂き、購入されると大丈夫だと思います。

 

 

 

*LED蛍光灯は長寿命と言われますが、永久的なものではないです。まとめてお安く購入し保管して置くこともお勧めです。

 

 

 

 

例えば、40形LED直管型蛍光灯の場合も、1本1000円~5000円くらいまで。どうしてこんなに価格が違うの?何が違うの?と思い調べてみました。

 

 

 

・片側給電方式・両側給電(片ピン接続)方式・両側給電(両ピン接続)方式・両側給電(片側給電ダブル)方式 等があるようです。

主には、片側給電方式・両側給電方式が多いようですね。

 

 

 

弊社にある蛍光灯も数本調べてみました。

3社のメーカーの物がございましたので、比較してみました。

 

 

 

1.片側給電方式のLED蛍光灯には、電源端子やN/Lの表示がありました。

 

 

 

2.両側給電方式の方には、何も表示がありませんでしたので、ばらしてみると、両方に1本ずつの配線がありました。標示がなければ、旧型の蛍光灯と同じ両側給電方式という事なのでしょうか?外側にきちんと表示して欲しいなぁと思いました。

 

 

 

 

*お家の蛍光灯が切れた時に、主婦の皆さんが蛍光灯を購入しようとお店に行きます。使用していたものが、割れてしまった場合や長くて見本として、お店まで持っていくことが不可能な場合など、お店の方に説明も出来ませんよね・・・。せめて、見やすい外側に表示して欲しいですよね。

 

 

 

 

次は、片側給電方式の場合は、

片側給電になっているので、片側のピンは+-向きはどちらでも問題ありません。配線は100Vまたは200Vの電源から直結します。直結をした側が給電されるのでランプの装着向きと器具の方向を一致させます。

 

 

 

ランプの方向を逆に装着した場合は点灯しませんので、間違って反対に装着してしまっても、片方のピンはダミーになっているので点灯しないだけで安全性は保たれています。

 

 

 

両側給電方式の場合は、LEDランプの両端に給電を行うのでランプの装着方向はどちらでも大丈夫です。

 

 

 

両側ともピンの片方を100Vまたは200Vの電源と配線を直結します。点灯方法は片側給電と同じでLEDが点灯します。が、器具が片側給電方式のものでしたら、LED蛍光灯は点灯しませんので、器具側の配線工事が必要です。

 

 

 

工事と言っても、配線を両側に繋ぐだけですので、大掛かりなものではありません。

 

 

 

ここで疑問に思うことがひとつ、電気関係は苦手・・・よくわからない・・という方も、おられると思います。特に女性には難しいですよね・・。

 

 

 

例えば、LED蛍光灯の色が白すぎて、電球色の色が良いので、LED蛍光灯だけ交換しましょう・・。または、何かの際に蛍光灯が破損してしまいましたので、交換したい・・。

 

 

 

旧型の照明器具にLED蛍光灯を使用するには、工事が必要・・。でしたら工事はしないで、照明器具もそこそこ使用したので、LED用の器具に買い替えましょう・・と思います。

 

 

LED蛍光灯器具

 

 

2. 照明器具の仕様を確認しよう

そこで・・・購入の際によく確認をしなければいけない事が、ひとつ!!

 

器具自体が、片側給電方式の照明器具であれば、LED蛍光灯も片側給電方式の物を購入しなければ、点灯しません。今回3社の蛍光灯を見て、LED対応照明器具なのに、LED蛍光灯を取り付けても点灯しないよ・・。あれ?

 

 

 

そうでした。器具は片側給電方式でした。LED蛍光灯は両側給電方式でした。

 

 

 

これは、すごく悔しい間違いですね。どちらも、LED用との事でを購入したのに、片側給電方式と両側給電方式のLED蛍光灯がある。という事を知らなかったばかりに、無駄なことをしてしまったと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

3. 仕様により照射角度がある

 

LED直管型蛍光灯を購入される場合は、必ずご使用の照明器具の給電方法と合わせてLED蛍光灯も両端のどこかに標示されていないかをご確認の上、購入されることをお勧めします。

 

 

 

 

そして、最後に照射角度がありました。LED蛍光灯裏のカバーの素材・色・によって光を通さない部分があります。それを照射角度は○○度。ときちんと記載しているLED蛍光灯もあります。

 

 

*上記の画像は、中央部が少し暗いですよね。左右は310度・中央部は180度の照射角度のLED直管型蛍光灯です。

 

 

4. まとめ

 

・価格の違いには、何かそれなりの違いがあるのかと思います。片側給電方式・両側給電方式なのかをLED照明器具・LED蛍光灯、共に確認してください。

 

 

 

・LED直管蛍光灯には、仕様により照射角度があるので、明るさが気になる場合は、角度も確認しましょう。

 

 

 

・今までは、明るさの単位はW数で表現されていましたが、LEDではlm(ルーメン)と言うそうです。そして、よく見ると、6000Kやら6500K(ケルビン)やらと書いています。色合いの単位のようです。

 

 

 

 

日々、新しいものが開発され、便利に使用できる時代ですが、変わり目の覚えるまでの間は、迷いや、失敗が多く損をした~なんてことにならないように・・・

 

 

 

 

ご家庭で、LED直管型蛍光灯をご購入の際は、お気を付けください。

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