ネームプレートサイン・ガラスデザインフィルム施工事例

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ネームプレートサイン・ガラスデザインフィルム施工事例

大阪府河内長野市の老人ホームのネームプレート貼付け・ガラスデザインフィルム施工事例のご紹介です。

・4階建て老人ホームのリニューアルにつき、各室のネームプレートを製作・取付します。

・各機械室・職員使用室・ガラス扉には、カッティングシートの切り文字。

・ガラス窓には、デザインフィルムの貼り付け。

・トイレの標識には、アルミフレーム付きアクリルプレートを製作しました。

 

ネームプレート製作風景は、前回コラムで掲載しております。

https://luxres.xyz/archives/1956

 

ワーロンシートをアクリル板に貼り付け、ワーロンシートの上部には、うめ・さくら・もみじの部屋名・号室のカッティングシートを貼り、下部にはホーム入居者様のお名前が記入された、名札の差し替え交換が簡単に出来る仕様にします。

 

名札の差し替え部は『樹脂溶着』で、レールのような溝を作りました。1人用・2人用とプレートの大きさは、2種類。各階毎に、判別しやすいように、ワーロンシートの色も変えています。

 

数十か所の貼り付けでしたので、前日までには、しっかり下準備をしていました。それでも、当日は、あちらこちらと部屋数が多いので、段取り良く取り付けていきます。

 

トイレ用のプレートもアクリル板に、男性・女性のイラストをカッティングシートで切り抜き、両面に貼り付けます。こちらは、アルミフレーム付きのもので、各階のトイレ前の壁面にしっかり固定しました。

 

他にも各機械室や職員さんの使用するお部屋のドアには、カッティングシートの切り文字を、直接貼り付けるものもありました。

 

ガラス扉には、施設名称の切り文字を貼っています。

ホールの大きなガラス窓には、デザインフィルムを貼り付けました。

 

透明シートにブルー系の曲線柄のデザインでしたので、室内は見えてしまいます。絵柄は変えないでもう少し、ぼかしが入っているのが良いかなぁということで、デザイン柄はきれいに見えるように、もう1枚ミルキーホワイトの薄いスリガラス調のシートを重ね貼りし、上部は透明のままで、目の高さより下の部分には2枚重ねでの仕様にしました。画像では見にくいですが、ブルーの曲線柄はきれいに見えています。

 

今回のサイン看板は、施工当日よりも、事前の作業が多いものでした。

 

*その中でも樹脂溶着という工程ですが、普段聞きなれない加工方法ですね。少し、調べてみました。

 私たちは、プラスチック製品が破損すると接着剤を使うのが簡単ですが、接着剤ではすぐに取れてしまう事が多いですよね。瞬間接着剤や最近では100円均一売り場でも見かけるグルーガン!

 

グルーガンはホットボンドとも呼ばれますが、熱して溶けたグルー(溶けた樹脂)が、木材、紙、布、皮、ガラス、プラスチック、金属などの素材の接着に使えるというものです。どちらも、接着したい部分に液体を付けて接着する。ということですね。しかし、やはりグルーガンも耐久年数は長くはないような気がします。

 

プロが加工する技術は、製造するのと同じらい頑丈です。

*樹脂溶着とは?

樹脂溶着は、樹脂(プラスチック)を接合する技術の一種です。プラスチック溶着とも言います。熱可塑性(ねっかそせい)の樹脂部品を融点を超えるまで加熱し、圧力を加え分子レベルで結合させます。

 

*超音波溶着・振動溶着・高周波溶着・熱板溶着・レーザー溶着などの種類・方法があり、用途や特徴により使い分けられるそうです。

 

超音波溶着(比較的小型なものが対象 )

 超音波溶着は、超音波振動と加圧で樹脂部材同士を瞬時に溶融して、接合する技術です。

 

振動溶着(自動車部品、医療部品、家庭用品、家電部品、建築部品 等)

 振動溶着の原理は周波数約200Hzから250Hzで、振幅は約0.5mm-2.0mmで左右に横振動を発生させ、同時に圧力を加える事で上下のプラスチック部品が一瞬で溶融し、溶着が行われます。

 

原理・構成的に超音波溶着が比較的小物の部品を扱うのに対し、この振動溶着はより大物を扱うことができます。

 

高周波溶着 (フィルムやシート類の接着が多い)

 プラスチック素材、フィルム、シートなどに、電波の一種である高周波の強い電界を与えると、分子レベルでの衝突・振動・摩擦が物質の内部で発生します。そこで自己発熱が生じてフィルムが融合、溶着されるそうです。

 

熱板溶着 (自動車部品のテイルランプ、バッテリー、燃料タンク、ウォッシャタンク等)

 熱板溶着はプラスチック溶着工法の中でも、古い溶着工法です。高い溶着強度と糸バリが出ない・消耗材が必要ない・・と、大物部品の溶着が可能でプロ-成形品も溶着が可能という利点があるそうです。

 

 

プラスチック製品は、最近では家庭で使用する小物類でも、変わったものやおしゃれなものがたくさん出ています。例えばお子様の、2重壁マグカップなど、ひとまわり小さいものとを2個製作し、溶着させることによって、保冷・保温効果が保てるような仕様や、2個の隙間に水や飾り物を入れかわいく製作された商品もありますね。

 

今日は、老人ホームのネームプレート貼付け・ガラスデザインフィルム施工事例のご紹介でした。

 

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