看板に使う 立体文字の種類 

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看板に使う、立体文字の種類

 今日は、看板に使用する文字でも少し目立つ立体文字について調べてみます。
カルプ文字・チャンネル文字(箱文字)・アクリル板や金属板の切り文字でも加工方法によって立体文字のように見えるモノもあります。一般的に厚みのある文字の事を指します。

1. カルプ文字

カルプとは、カルシウム・イン・プラスチックを略した言葉で、合成樹脂に添加剤を加えた複合材のことをいいます。看板に使われるカルプ文字の素材としては、発泡ウレタン樹脂が多く使われています。

規格サイズは、厚さは15mm、30mm、50mm の3種類で、カルプ文字の色は白、黒の2種類です。 塗装も可能な素材です。

 

耐水性・耐候性が高く、柔軟性もあるので加工もしやすく、軽量ですので両面テープなどで簡単に取付できるので価格も安価で製作できますね。大きなものですと、ビスやコーキング材等で補強も必要になります。

文字を切り出し、そのままでも使えますが、取り付ける外壁の色や、イメージ・デザインにより、塗装やカッティングシートを貼り、使用する場合が多いです。

 

2. チャンネル文字(箱文字)

箱文字の主な素材は金属です。 金属の板を切ったり、曲げて立体にして文字の製作をします。 薄い金属板を曲げることで中を空洞にし、その分が厚みになります。お好みの色に塗装することも可能です。金属製がメインで、素材はステンレス・スチール、真鍮、銅などが使われています。

 

金属ですので、重厚感があり、とても高級感が出るように思います。ステンレスでしたら、錆び・腐食にも強くなり、耐久性もあります。銅や真鍮などでしたら、お好みの素材自体の風合いを活かした看板になりますね。

 

重量がありますので、設置場所は、しっかり調査をし、取付工事を行わなければいけません。価格はそれなりに高くなることがありますが、その分高級感は『ばっちり』です。

 

*アクリルを素材とした立体文字もあります。

 

 

3. アクリル切文字

アクリル切文字とは、透明・白・黒・カラーアクリル板からレーザー加工機やルーターで文字などの形状を切り出し、厚みを持たせたものです。1枚のアクリル板(約3mm~10mm)から切り出して製作する切文字です。

アクリルは内部やバックライトにLED照明を仕込み発光させ、間接照明として照らせば少し控えめな、上品な印象の仕上がりにもなりますね。

 

アクリル切文字単体での壁面などへの取り付けやプレートの表面に付けることも出来ますし、カッティングシートはもちろん、金属製の切り文字などを表面に貼り、内部から照明を発光させるなど、様々な利用方法があります。通常の切文字シールと比べると、厚みがあるため多少の高級感は表現ができます。

 

規格品でも透明から数種類のカラーアクリル板はございますが、表面はお好みの色で塗装をする事も可能です。耐久性のあるウレタン塗装を使用することが多いです。

 


4. 金属切り文字

金属板を形のとおりに切り抜いたものです。

切文字は、アクリル板・アルミ複合板・カッティングシートなどもありますが、金属の切り文字は、取付時に取付面から少し離して(浮かせる)取り付けたり、またLED等の照明器具を裏に使用することにより、箱文字のような見え方をさせることが出来ますね。

スチール・ステンレス・真鍮・銅いろんな素材で作られます。 切り抜けば出来上がるので、素材そのものの厚みが切文字の厚みになります。用途は様々で、アクリルや塩ビなどのプラスチック素材など他の材料と組み合わせてみたり、また使用方法により、いろいろなデザイン製のある看板に仕上がります。

 

 

5. まとめ

1. カルプ文字は・・・発泡ウレタン樹脂が多く、軽量・安価で取付工事も比較的簡単にできます。塗装や、カッティングシートを貼付けることができる。

 

2. チャンネル文字(箱文字)・・・主な素材は金属です。 ステンレス・スチール、真鍮、銅の板を切ったり、曲げて文字の形成をし、中を空洞にした立体分が厚みになります。
塗装することも可能です。高価にはなりますが、重厚感・耐久性があり、高級感はばっちりです。

 

3. アクリル切文字・・・ 透明・白・黒・カラーアクリル板からレーザー加工機やルーターで文字などの形状を切り出し、厚みを持たせた切文字です。単体での壁面などへの取り付けやプレートの表面に付けることもできます。表面塗装も可能なものです。

 

4. 金属切り文字・・・ スチール・ステンレス・真鍮・銅いろんな素材の金属板を文字の形通りに切り抜いたもので、 切り抜けば出来上がるので、素材そのものの厚みが切文字の厚みです。取付面から少し離して(浮かせる)取り付けたり、照明器具を裏に使用することで、箱文字のような見え方を演出させることが出来ます。

 

それぞれ、立体文字も素材や、組み合わせによって、イメージ・雰囲気も変わりますし、価格も、素材よって変わってきます。設置される店舗・企業によって、ご希望の表現が出来るものを選択し、製作すると素敵な看板が出来上がるのでしょうね。^^ 

 

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