【看板の名称「チャンネル文字」って何?】
先日「チャンネル文字って光る文字ですよね・・。」とスタッフに聞かれ、光るものもあれば光らないものもあります。一般のお客様は、看板の名称を理解できるのでしょうか?紛らわしい呼び名「チャンネル文字」とは一体何?という疑問について考えてみました。
1.チャンネル文字とは
基本的には立体文字であり、箱のように中が空洞になっている文字。ということです。
紛らわしいことは、看板屋により同じ看板でも複数の呼び名を使うことがあるからです。
看板屋スタッフでも紛らわしい名称を、一般の方々は、区別が付くのでしょうか?と疑問に思いました。
チャンネル文字は、立体文字の中に含まれ立体文字の中にも、箱文字やカルプ文字やアクリル文字と呼ばれるものがあります。
結局はチャンネル文字と箱文字は同じものだと思います。呼び方が違うだけですね。紛らわしいな〜と思います。
カルプ文字は立体文字ですが、裏側は空洞ではありません。
アクリル文字でも、立体的なものもあります。空洞では無いものはチャンネル文字と呼びません。
2.光る文字がチャンネル文字?
光るものもあれば光らないものもあり、基本的には関係が無いということになります。
チャンネル文字の利用方法として、光らせることが出来るということで、発光させる仕様のご要望が多いですね。
そして、発光させる場所により、また呼び方は変わっているということになります。
箱型の文字ですので、箱の内側にLED照明を組み込んで、発光させるのが基本です。
・正面発光チャンネル文字
*正面発光チャンネル文字 縁無し *正面発光チャンネル文字 縁あり
・背面発光バックチャンネル文字
・側面発光チャンネル文字
・両面発光チャンネル文字
上記は、文字通り光らせたい場所が名称の一部になっています。
基本的には、チャンネル文字は金属製ですので透過性は無しですね。
光らせたい部分にアクリル板や樹脂製の透過性のある板面を取り付け、LEDの光を当てると透過している部分が光るということになります。
チャンネル文字と呼ぶサインが、全て光るものでも無いのです。
看板に関わる仕事をする私でも、紛らわしいな〜と思う程に、呼び方が様々で説明に困ることもあります。
3.チャンネル文字と立体文字と切り文字
チャンネル文字と箱文字は同じものということで、呼び方が違っていただけということでした。
では立体文字とチャンネル文字の区別は?
立体文字の中に、チャンネル文字が含まれ、カルプやアクリル・樹脂製のもの、平面では無い文字のことは全て立体文字の区分に入ります。
素材が違うだけで、全て立体文字です。
逆に、金属製の文字でも平面であり箱型でなければ、立体文字とは呼びません。
平面の文字は、切り文字と呼びます。
アクリル製も金属製も平面であれば、切り文字と呼びます。
カッティングシート類でも、文字の形にカットされていれば、切り文字と呼びます。
金属製の切り文字は、取付け方法により、チャンネル文字と見間違えやすいものもあります。
文字を浮かせて取り付ける方法があり、少し離れてみると立体的に見える場合もあります。
切り文字の裏に、細いボルトを取付け、スペーサーなどを通し取付け面に接着させないので空間が出来る為、立体的に見えることがあります。
けれども、チャンネル文字とは呼びませんね。
看板屋により、同じものでも呼び方が違っている商品も多くありますので、一般の方々はお問い合わせの際には、お困りになることも多いのでは?と感じました。
弊社に新人スタッフが入ると、頭が混乱してくるようですね。
4.まとめ
看板名称「チャンネル文字」ついて考えてみました。
結局のところ、チャンネル文字と箱文字は同じということでした。形状としては箱型の中が空洞になっている立体文字のことです。
箱文字を、光らせて利用することが人気になり、発光させる部分により名称も区別されるようになったようですね。
正面発光チャンネル文字・背面発光バックチャンネル文字・側面発光チャンネル文字等、主なチャンネル文字の名称になっています。
看板屋スタッフが覚えにくい看板の仕様と名称なので、一般の方々は本当に紛らわしく思われる方々も多いのでは?と思いましたので記事にしてみました。
何かの参考になればと思います。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は 看板屋 ㈱ラグレス まで・・他府県も対応可能です。
まずは、御見積り・お問い合わせからでも お気軽に・・・・・