【初めての正社員は大阪の看板屋！】

大阪の看板屋「ラグレス」に入社し、約半年を終えた若手スタッフに看板屋の仕事について聞いてみた。２ヶ月前に２０歳の誕生日を迎えた、最年少スタッフ。何をするかもわからず入社したようですが、実際に看板屋で働いてみて、何を感じ、何を思っているのでしょうか？　結果「看板屋の仕事は面白い」。

１．初めての正社員は看板屋

ある日、求人募集を掲載したハローワークから、応募してきた一人の青年。それまでは、ずっとアルバイトをしていたようでした。

面接時も、落ち着きのある男子でしたが、質問にはハッキリと答えることが出来る人でしたね。

わからないことは、「わからないです」と言えるところが、今風の青年？と感じたことを思い出しました。

聞いてみると、看板屋がどんな仕事をするのかも、わからなかったようですが、看板を造る作業をするのだろう・・と、思っていたそうです。

そして、一番大きな志望動機が「正社員募集」と言うことだったそうです。

初めての「正社員は看板屋」でした。

２．看板屋に入社　半年経過した「今の感想」

初めは、看板を製作するのが看板屋で、取付けは他業種の方々が行うと思っていたそうです。取付けは重量物がありそうで、非力な自分には出来ないと思い「事務枠」でいいです。と言っていたことを思い出しました。

けれども、採用決定後は「工務」が担当業務になりました。

実際に、業務に携わり感じたことは、「重労働な作業はそれ程多いわけでもなく、自分にも出来るんだ」と言うことがわかってきた、今は楽しいそうです。

物を造ることは好きな作業でしたので、毎日いろいろな作業が出来ることが面白いと言うことでした。

そして、スタッフや協力業者の職人方と現場に行くと、それぞれに得意分野があるそうで、足りないところは、補い合い作業をしているようです。

覚えることがまだまだ山ほどあるそうですが、入社時の目標だったアルミ複合板の３×６サイズ（９１０×１８２０）に、シートのベタ貼りが出来るようになったのが、ホッ！と安心できたところのようです。

そして、何より目標を達成した時には、何かご褒美を頂ける。という代表との約束があったそうです。

それは、「自動車免許の取得」でした。

免許を持っていなかった、このスタッフは、今仕事との調整を取り、自動車免許教習所に通っています。

代表も自動車免許を取得してもらえれば、さらに活躍できるのでは？と言う期待もありそうで、入社半年の若手スタッフには、大きなご褒美になりました。

３．半年で目標達成の要因は？

初めは、看板作業を行う材料は全て、費用が掛かっている商品なのでミスをしては、大変！だから手を出さない。

本当は作業をしたいのだけれど、見て覚えようと思っていたそうです。

ある日「頭で理解していてもやらなければ、技術的な面は上達しない」と考え、ミスは怖いけれど挑戦したい。

「失敗すれば、怒られるかもしれないけどやってみよう！」と、考え方を切り替えたそうです。

すると、スタッフ方も職人方も「これやってみる？」と自分が、出来そうな作業を選んでもらえるようになったそうです。

周りの方々の優しさに感謝しているようでした。

いつも「みんな　優しいです」と言っていますね。

そして、新たな目標は、「免許が取れたら一人で出来る現場の看板工事は、一人で行きたいです。」と言うことでした。

初めは、「自分は非力で職人は無理なので、事務員としてでも頑張りたい。」と言っていましたが、どんどん看板職人に近づいてきている現状です。

４．看板屋の仕事は面白い！

何より嬉しいことは、「看板屋の仕事が面白い！」と言うことです。

協力業者方や材料屋さんからよく聞く話は、看板屋に就職してくる若者は多いのですが、直ぐに辞められますね・・・。

どこの看板屋さんも、いつも募集はしているけれども、続かないですね・・。

こんな話を聞いていましたが、半年たった今も・・・。

「仕事は面白いし、まだまだ覚えたいことや出来ない作業を１日も早く出来るようになりたいと思うことがたくさんある」と言う頼もしい言葉が出ています。

５．まとめ

入社半年が過ぎた、看板屋ラグレスの最年少スタッフに今の気持ちを聞いてみました。

自分は非力で、事務員でも何でも良いです。と言うことで、入社したのですが、今は工務で毎日頑張っています。

周りのスタッフや職人方も「みんな優しくて、仕事も面白いです」という感想でした。

巷では、看板屋に入社して来る方は多いけれども、続かない・・すぐに辞めてしまっている・・と言う話を聞くことが多かったのですが、成人したばかりの青年は今後も目標がたくさんありそうで、頼もしいな・・と感じました。

技術職人は看板屋だけではなく、どんな業種でも初めは大変ですし、厳しいと感じることがたくさんあると思いますが、そこを乗り越えると楽しみを見つけることが出来るようですね。

今日は、若手スタッフの入社後半年が過ぎた今の看板屋の仕事について、聞いてみました。

将来有望な弊社最年少スタッフです。これからも益々、頑張って欲しいですね。

ありがとうございました。

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