【看板デザインと店舗外観の悩み】
看板デザインと店舗外観は切り離して考えられない関係なのでしょうか?ある日の営業マンの商談内容を聞いていて看板製作施工は、店舗の外観をしっかり想定し、デザインや仕様を考えなくては、本当に良い看板にはならない可能性が大きいということの再確認でした。
1.看板デザインのイメージとバランス
一般住宅の一部で、塾を営んでいるユーザー様からの御相談でした。綺麗なA4サイズ程のカラーチラシは「いつでもお取りください」スタイルで置いているようでした。
数日置きに見てみると無くなっているところから、気にして下さる方々もいるとのこと。
数年前から経営しているようですが「そろそろ何かしら看板を設置した方が、通行人の方々にも認知して頂けるのでは?」と考えられたようです。
お話を聞かせて頂くと、建物の外観と上品なチラシのカラーや雰囲気が違いすぎて、看板デザインをどうしたものか・・と悩まれているようでした。
そもそも、数年間看板を設置しなかった事にも、事情があったようで、一人で運営するにあたり、たくさんの方々にお越し頂いたとしても、お断りしなくてはならなくなると申し訳ないので・・という思いもあったそうでした。
ところが、近隣に同じような塾ができてしまい、そちらには看板があるようです。
目立ち過ぎず、けれども通行人の方々には認知して頂ける程度の看板ですので、費用も控えめに考えるとすると、どんなものでしょう・・という事です。
本当のところは、チラシと同じような優しいカラーを使った看板デザインがご希望のようでした。
2.建物の外装カラーが目立ってしまう
お悩みのところは、看板施工場所近くの建物外観にはレッドを使った部分があり、チラシに合わせた看板デザインにすると、看板の方が優しい色合いの上、同系色ですので、どうしてもくすんで見えてしまいそうなのです。
弊社担当者も何かご提案ができれば・・とイメージ図を作成し、見て頂いたものの、やはり思った通り外観のカラーが目立ってしまう。
ユーザー様は、懸念していた通りの結果に、少々残念そうでした。
弊社担当者も、外観の目立つ部分は一部なので、
・外観(一部)のカラーを変更する。 ・看板デザインの基本カラーを外観(一部)の目立つカラーに合わせてみる。 ・外観カラー(一部)と反対色を使った看板デザインにする。 |
等々ご提案させて頂いたようです。少し、検討されるという事でした。
3.看板の費用対効果も悩みどころ
今回のように悩まれるところは、看板の費用対効果にも関係すると思われます。
今回のユーザー様も
・特技を生かした塾ですので、一人で運営されるという事で一度にたくさんの方々を教えることは出来ない。
・大きな集客を望むのではなく、資格もしっかり取れますが、趣味程度にお越し頂く程度で良い。 |
ということも考えられ、看板施工や集客に高額な費用をかけることは望んではいないということです。
費用対効果を考えると、看板に費用をかけてしまうと、大きな規模での運営は考えていないので、回収できる要素がないこともあります。
こんなユーザー様は多いのでは・・?と思いました。
小さな規模で、特技を趣味程度に共有しながら、運営費程度の学費を少し頂けるだけでいいのに・・。
けれど、塾生はある程度マスターすると退塾されます。
新規の入塾生がいなければ、運営も厳しくなってしまう・・。
迷われる気持ちはよくわかりました。最終決断はユーザー様ですね。
4.まとめ
看板デザインは建物外観を無視しては、看板自体がどれほど良くても建物との色合いや雰囲気が調和していなければくすんで見えることもあり、外観とのバランスは大切。
看板屋としては、ご提案をさせて頂くしか出来ないこともあり、最終的に施工するかどうかの判断はユーザー様に決定していただかなければなりません。
悩むところは、大いにあることでしょう。
迷った時には、整理してみるといいかもしれません。
・本来の目的は?(少しだけの集客)
・希望の看板デザインと建物外観とのアンバランスさ
・費用を掛けない理由(業務拡張しない)
・現状のままで良いの?(何もないこと)
何かを妥協しなければならないとすれば、どのあたりでしょう・・。と「消去法」で考えるのもありですね。
「看板とは標識」から考えると、1枚の天然木でも素敵に演出することも可能ですね。
看板デザインと外観とのバランス・費用面に悩んだ時には、まずは目的を考えてみると消去するものが決まりそうですね。
今日は、看板製作・施工時に「デザイン」について悩まれるユーザー様の様子を伺い、解決法は無いかな?と考えてみました。
ありがとうございました
大阪で看板製作・施工は 看板屋 ㈱ラグレス まで・・他府県も対応可能です。
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