【LEDの闇!知っています?】
看板施工時には各種LEDを取り付ける事が多くなりました。LEDモジュール・チューブライト・スポットライト等、照明を使う看板には各種LEDが使われています。今日は一般的には知られていないLEDについてお知らせです。
1.LEDは永久的だと思っていませんか?
LEDを使用した家電も増えてきましたので、自宅にも何かしらのLEDランプが光っている物を見る事も増えました。
LEDは永久的な商品で、球切れのように点灯しなくなることは無いと考えておられる方々も多いと思います。
LEDランプは、小さなチップで構成されているものが殆どですね。
このチップ自体は、壊れることはないでしょう。けれども他の原因で点灯しなくなることはあります。
省電力・長寿命がLEDの売りですが、永久的ではありません。
看板に取りつけるLED照明は、取り付け場所・器具により注意が必要です。
湿気に弱く・熱にも弱いので、LEDチップの接続部の湿気や熱には注意しましょう。
2.看板に付けるスポットライトはどうなの?
看板自体が光らない場合は、上部にスポットライトを取り付けます。
その際スポットライトの価格に疑問を持つことはなかったでしょうか?
御見積書項目の中にはスポットライト 1灯 ・・万円という項目があると思いますが、看板屋からするとそこが「闇」だと感じます。
そもそも、スポットライトにも明るさ(照度)や広角狭角(配光)レンズの違いなどがあります。
どんなサイズの看板に何本のスポットライトを使用するのか?等を考えた上での価格かどうかを比較する事が必要です。
看板屋の御見積書の金額だけを見て、高い安いの判断はお勧めしません。
比較する場合は、明るさ(W数・ルーメン数)や広角・狭角等照らす広さを確認してからの比較が必要です。
3.販売価格の違いはなぜ?
ネットショッピングなどでも、販売されているLED照明器具は種類も価格も相当な差があります。どれを選ぶのか迷ってしまいますね。
有名メーカーや無名の輸入商品など商品の数が多く何をどう比較すればいいのかも考えさせられます。
ラグレスでも、自社の看板等にも「お試し」として、安い商品と比較もしてみましたが、やはり安い商品はLED自体は同じチップのようですが、接続部等が少々粗雑な造りのように感じました。
安価で粗雑な商品は、やはり耐久性は悪いと思います。屋外で使用していると雨が当たる場所では直ぐに切れてしまう事もありました。
調光機が付いている器具に使用すると、焦げてしまい不点灯になりました。安価な商品が全てダメだとも言えませんが、しっかり商品を見る事も大切だと考えます。
ラグレスで使用するLED照明は商社仕入れですね。
そこには理由があります。
看板は比較的高所に取り付ける事が多いので、不点灯になるとLEDを新たに購入し交換するとなると、LEDよりも修理作業費の方が高くつく場合があるからです。
基本的には一年間の保証はついていますが、2年目に入ったところで切れてしまうと困りますね。
そんな事がないように、保証のない無名メーカーのLEDは取り扱わないようにしています。
高所に付ける看板に取付けるスポットライト等は特に安価な商品だと言って容易に使用するのではなく、歴史ある有名メーカーのしっかり開発され検品された商品を使用することをお勧めします。
4.まとめ
LEDは、一般的には理解されていない「闇」の部分がある製品ではないでしょうか?
看板照明に使うスポットライトもそうですが、見積書の価格が安い・高いだけで判断することは要注意です。
照度や配光により価格は変わります。有名メーカーと無名輸入品を比較しても価格には相当の違いがあります。
どこに使用するのか、耐久性も考えしっかり商品の仕様・構造を調べた上で、価格の比較をすることをお勧めします。
普及され知らず知らずに使われているLED照明ですが、まだまだ一般的にはよく知られていない事が多い製品でもあります。
価格の比較も含め、特に屋外の高所に取付ける看板等のLED照明は安価なだけで選択すると後々、高額な修理費用が掛かる事がありますので、お気をつけ下さい。
今日は、LEDの闇!一般的には知られていない事もあることを看板屋からお知らせさせて頂きました。
何かの参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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