【シャッターに看板シートを貼る!注意点】
2件続いてシャッターに広告シートを貼るという依頼がありましたので、ご紹介します。
1件は、日中はたこ焼き屋さんです。閉店中の夜間にシャッター面を違う店舗様の広告場所として利用するということです。なる程・・。
1.既存看板シートを剥がす
完成看板を見て頂くと理解して頂けると思いますが、広告面には人物写真が取り込まれています。
このような看板は、定期的に貼り替えられるユーザー様が多いです。
今回も、新しい人物写真に貼り替えのご依頼でした。
デザインは写真がメインですので、写真データもユーザー様がご用意されたものを使用します。
まずは、既存のシートを剥がします。
シャッターに貼られたシートは1枚のシートではなく、シャッターの折れ角ごとに1枚1枚裁断しています。
剥がす際も、基本は1枚1枚剥がす形になりますね。
この耐久性のあるインクジェットメディアは、貼るよりも剥がす作業の方が大変な場合があります。
短期・中期・長期用とメディアシートには利用期間ごとに合わせて選択しますので、定期的に交換がある場合は、長期用は避けた方が良いでしょう。
2.カットされたシートの貼り付け
*このシャッター1段1段ごとにカットしたシートを貼り付けます。
シャッターにシートを貼る際には、シャッターの形状やデザインにより1枚のシート状で貼られる業社さんもいるようです。
ラグレスはシャッターには溝のように凹凸があるので、デザイン画の見え隠れを考え多少調節ができるよう、カットしてから1枚1枚貼り込みます。
*当初のデザインは、文字も小さく人の数も多かったのですが、ハッキリ見やすいデザインになりました。
人物画や生き物の画像で、一番気を付けるところは「目」の部分のようです。
職人方が話しているのを聞くと「ちょうどシャッターの凹みに目がくると最悪」全然違う顔に見えるそうです。「目」の形で表情は全然変わってしまいますね。
今回も「目がなくなる〜!」すると、上手くズラし貼る位置を調節し、綺麗な目が現れたそうです。
笑っている方が目の大きさや形で、怒っているように見えては広告看板の意味がなくなっては困りますね。
1枚1枚シャッターの折れ角に合わせて、細くカットされたデザインシートは、職人方の2人1組で息のあった手捌きで貼り込んでいくのです。
今回は、1件目は貼り替えでしたが、2件目は初めてシートを貼るそうです。
シート貼りのみでも、ベースになる下地部分が余りに傷や凹みがあると看板シートのめくれや劣化の原因になります。
*シャッターのカラーがブラックでもあり表面が剥げてしまっています。再塗装後シート貼り付けです。
こちらのオーナー様は、シート施工日に合わせシャッターに塗装を行なわれました。綺麗に塗装されたシャッターにインクジェット出力シートを貼りました。
3.シャッターに広告施工はデザインに注意
*こちらは目の位置がシャッターの凹み部分になってしまい少し目の大きさが違っています。
シャッターに、広告をしようと塗装にしても貼り物にしても注意点はデザイン!!
先の記載した、人物や動物の表情もそうですが、文字の大きさや線の太さなどのデザイン面に気をつけて下さい。
シャッターには、小刻みに凹凸があります。
大きな絵柄や文字ですと、多少の凹凸があってもそれ程イメージが変わってしまう事はありませんが、小さすぎる文字になると凹みに隠れてしまい見えなくなります。
デザイナーに依頼し、またはご自身で一生懸命作成したデザイン画が用紙上やPC画面上では最高のデザインが出来上がったのに・・
施工完了後に「ガッカリ!!」とならないように看板屋さんとの商談時にはしっかり確認することをお勧めします。くれぐれも、シャッターシート貼りデザインは入念な打ち合わせを・・。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は 看板屋 LUXRES(ラグレス)まで・・他府県も対応可能です。
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