【看板メンテナンス時期はいつ?】
「メンテナンス」という言葉はよく聞きますが、看板にメンテナンスが必要ですか?と思われている方々も多いのでは無いでしょうか?メンテナンス無しでも大丈夫です。けれどメンテナンスをしていると、通常使用の場合は耐用年数は伸びると考えます。
1.看板にメンテナンスは必要?
「メンテナンス」とは 保守・維持管理・保全 と言う意味があります。
看板を設置する際には、耐用年数や耐久性をしっかり考え、ご依頼される方々が多いと思います。
少し思うところは、設置後のメンテナンスは行っておられるのでしょうか?というところです。
基本的に壁面に看板や突き出し看板などは、立地にもよりますが10年近く使用できるものも多いです。
人の手に触れる回数が多い、A型看板やスタンド看板になると、毎日の移動や収納の際に痛みやすく、耐用年数も短くなる可能性は高くなります。
けれど、定期的なメンテナンスを行うと耐用年数は伸びることは確かですね。(事故等がない場合)
2.看板メンテナンス時は何をする?
「保守」「維持管理」「保全」の為に、まずは何処かに不具合は無いかの点検が必要になります。
1.点検
看板フレーム等のサビ・腐食、面板の割れ・めくれ・色落ち、照明器具の点灯照度等に異常が無いかの点検・確認。
2.清掃・交換・補修・補強
清掃だけでも、くすんだ看板が見違えるように綺麗になる素材もあります。
金属製のフレームや箱文字でしたら、サビの段階でメンテナンス(錆止めや塗装等)を行っていると耐久年数は伸びます。
けれど、腐食まで放置しておくと、錆止めや塗装を行っても一時凌ぎになる可能性が大きいです。
金属の腐食はどんどん広がります。突き出し看板や平看板の取り付け部に腐食が始まると落下の危険性もあります。
看板が落下してしまうと大きな事故にも繋がり兼ねません。ここは、一番気を付けなければならないところですね。
看板面板の割れ・めくれ・色落ち等は、少しの割れでしたら補修も可能でしょうけれど、大きく広がると補修は不可になります。
「めくれ」の場合は、面積により小さければ補修は出来ますが、大きくなると貼り替えになります。
色落ちは貼り替えが早いですね。
この面板劣化のメンテナンスも、早めの対応でしたら費用も安く耐用年数を伸ばすことにも繋がります。
面板を取り付けている土台まで劣化してしまうと、全てを交換しなければなりません。
3.メンテナンスの時期は?
では、メンテナンスの時期はいつ頃が良いのでしょうか?
施工直後に、不具合がなければ基本的には3年毎程度が理想かと思いますが、目視で何か不具合が見えた時には、早めの点検を行うことをお勧めします。
そして、上記のような不具合の際には、直ぐに補修を行う事が理想ですね。
その中で、特にお知らせしたい事は、照明器具の交換です。
例えば、内照式看板の場合、数本の蛍光灯やLEDモジュールで点灯する仕様のものが多いですが、蛍光灯1本、LED照明が1箇所不点灯の場合は、不点灯のモノだけを交換するのではなく、ずべてを交換することをお勧めしています。
なぜなら、蛍光灯や電球等は1つが不点灯の場合は、寿命に近い可能性がありますね。
同じ時期に設置した蛍光灯・電球等が寿命に近づいているとすると、1つを交換しても、次から次へと不点灯になる可能性が大です。
その度に、交換すると器具自体の価格は安いモノなのに、施工費の方が高くなります。
なので、消耗品の場合は1つに不具合が出た時点で、交換時期のお知らせだと考えます。
1回の施工で、全ての器具を交換しておくと、また全ての器具は寿命が来るまで大丈夫と言うことになります。
看板自体も部分素材もそうですが、破損してしまってから交換するよりも、特に土台が綺麗な間に、補修・交換を行う事が看板の耐久期間・耐用年数を長く保てる結果に繋がります。
4.まとめ
看板のメンテナンス時期について お知らせさせて頂こうと思いましたが、まずは看板にメンテナンスは必要でしょうか?というところから考えます。
看板は、基本的には耐用年数は長いものが多いです。
A 型看板やスタンド看板のように、毎日移動や収納で手に触れる事が多い看板を除くと耐用年数は5〜10年以上使用できるものも多数あります。
設置直後に不具合がなければ、基本的には3年毎程度のメンテナンスが理想です。
メンテナンス無しと定期的にメンテナンスを行った看板では耐久年数は変わります。
点検・補修・交換等のメンテナンス時期に、不具合が見つかれば直ぐに、補修することをお勧めします。
放置してしまうと、補修では補えなく、全て撤去交換となる場合が多いからです。
特に内照式看板の照明器具交換時期は、同時期に施工した蛍光灯や電球が不点灯の場合は寿命の可能性もあります。
材料費よりも施工費の方が高くならない方法で、全ての蛍光灯・電球を同時に交換することをお勧めします。
大まかな、メンテナンス時期はこまめに点検を行ない、補修・交換の対応で補える間に
対応されることをお勧めします。
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