【仕様の異なる2件の壁面看板施工比較】
今日は、仕様の全く異なる2件の壁面看板施工事例のご紹介。壁面看板には素材・デザイン・仕様など複数の施工方法があります。アレンジも豊富です。先週は2件施工がありましたので、ご紹介します。
1.児童施設のアルミ複合板直付け壁面看板
まず1件目はアルミ複合板にインクジェット出力デザインシートを貼り、そのまま壁面に直接止めるという看板です。
看板そのものは、比較的お安く仕上がります。施工場所により費用も変わりますが・・。
こちらのお客様は、看板仕様よりもデザインを重視されているようでした。
児童施設の新規開業看板施工でしたのと、ロゴ・文字共に統一されているようでした。データもお持ちのようでした。
看板のサイズもデザインの文字列に合わせて決めるという形です。
「デザインの比率を変えずに看板サイズは建物の施設入り口に合わせて欲しい」ということがご希望でしたので、デザイン・施工場所・建物の比率を合わせて看板サイズを調整されました。
シンプルなホワイト無地にロゴ・文字のみのデザインですが、レンガ調の壁面にはスッキリ綺麗な壁面看板になりました。
インクジェット出力シートも絵柄・文字によりシンプルでもスッキリ格好良い看板になりましたね。
そして、施設は入り口側は全面ガラス面でした。
あまりに室内は見えてしまいますので、玄関入り口にはスリガラス調のシートを施工されました。
残りのガラス面もやはり全面スリガラス調シートを施行される予定です。
スッキリ綺麗なロゴといい、英国調の高級感ある雰囲気の施設看板になりましたね。
ありがとうございました。
2.不動産会社様のアルミ枠付き立体文字壁面看板施工
本社から少し離れた場所に別部門を新規開業されるようでした。
こちらのお客様もデザインと仕様には、しっかりこだわりをお持ちのお客様でした。
お問い合わせの際には、少し変わった看板を設置したいというお見積もりのお問い合わせが始まりでした。
仕様も、通常のインクジェット出力貼り付け看板ではなく。何か「特徴のある看板」がご要望のようでした。
弊社としましては、まずは「立体文字」をご提案させて頂きました。その際にもしっかりデザイン画は添付されていました。
「ロゴマーク」を強調されたいご要望で看板サイズが決まるとロゴマークサイズは看板幅を目一杯使い、配置されるご要望で本社で決められたデザインをきちんと添付されて商談されるという形です。
看板下地にもダイノックシート貼り、金属製箱文字でロゴマークを造作するという仕様です。
そして、フレームもアルミ製の物を造作させて頂きました。
ロゴ・アルファベット文字部分はステンレス製のD50mmもある大きな箱文字を造作し、カラー部分は塗装をする仕様になりました。重量のある立派な素材です。
社名部分やお知らせ部分はシンプルにブラックのアルミ複合板を直貼りするという仕様です。
今回は不動産会社様ということで、ダイノックシート柄(品番)も塗装色(カラー番号)も全てお客様に選択して頂きました。
不動産会社様ともなると、大きなお家やマンション等を扱うことが多い企業様ですね。
設計・デザインに関しては看板屋の弊社が余計な口を挟むことは、やはり気兼ねしてしまいます。
しっかり、検討されたデザインを添付して頂いたのですから、弊社看板屋としては、どんな素材でどんな仕様にすれば、「どこにでもある看板」ではなく「変わったふと目に付く看板」になるのだろうか・・・ということを考え、ご提案させて頂く事が必要ですね。
今回の看板も素材にはこだわり、看板のようで「お家のサンプル」のような不動産会社様らしい看板デザインになりました。
そして、入り口扉横にはステンレスの銘板を設置されました。こちらは、ステンレス製の300角の切板にカッティング切り文字を製作し貼り付けた面板を人気の「化粧ビスで浮かし止め」にしました。お洒落な銘板完成です。
ありがとうございました。
3.最後に
今日は、2件の壁面看板の施工事例でした。同じ壁面看板でもデザインや仕様により随分イメージは変わりましたね。
デザイン・素材・施工場所にもより同じ壁面看板もアイデア次第でいろいろな看板が出来上がります。
建物の外装・外壁も含めてイメージされるといいですね。
お客様のご要望をお聞きさせて頂きながら、看板の仕様・サイズ等も含めてご提案させていただく事もお勉強になります。
ずーっと同じ物を製作し設置していると、見慣れたものが一番良いものと錯覚してしまいがちですが、人にはそれぞれの好みや価値観もあることを、考えながらお客様のご要望通りに施工を進行させていくことが。一番重要なのでしょう・・。
お客様にもひとつお願いは、ご要望はどんなことでもお伝えください。ということです。
よろしくお願い致します。
看板製作・施工はもちろん撤去のご相談もお気軽に・・。
相見積もりも大歓迎です。お電話から・お問い合わせメールからラグレスまで・・・