【野立て看板 製作施工事例 条例】
今回は、設計事務所様のご依頼でした。建設予定敷地内に「お知らせ看板」製作・施工です。建築工事が終わるまでの短期的な看板ですね。よく街中で見かける看板ですが、ただの広告くらいにしか思ってなかった思うのは私くらいでしょうか💦地域により厳しい条例があります。
1.「建築計画のお知らせ」製作
「売り土地」「貸し土地」「分譲地」などの、野立て看板は広告程度なのかもしれませんが、「建築計画のお知らせ」「事業計画のお知らせ」というものには、看板サイズや文言にも厳しい決まりがあるようです。
看板が立てられている土地で建築を計画されている、マンションやビル、低層住宅地などでも設置をしなければならない地域があります。
開発の概要を示差なければならない看板で「お知らせ看板」と呼ばれるようです。
建物の建築予定地であれば「建築計画のお知らせ」と書かれている場合が多いです。
この看板は、自治体による中高層建築物、条例や開発条例などに基づく「法定標識」でありますので、設置が求められる規模や期間などは自治体によって異なります。
必要記載項目内容のお決まりがあります。
高さが10メートルを超える場合、15メートルを超える場合、20メートルを超える場合などの規定や、延べ床面積や用途に応じて細かく規定されている自治体もあります。
「お知らせ看板」を掲出しなければならない時期も、自治体にや規模によっても異なりますが、建築確認申請などの手続きをする日の15日前、30日前、60日前など厳しい規定が定められています。
*「東京都の例」として
延べ面積が3000平方メートルを超え、且つ、高さが20メートルを超える建築物 |
確認申請等申請日の60日前 |
延べ面積が1000平方メートルを超え、又は、高さが15メートルを超える建築物 |
確認申請等申請日の 30日前 |
以外の建築物 |
確認申請等申請日の 15日前 |
*こういった水分のある場所に立てる場合は、使い捨てタイプの材木でお安く製作し、建築完了後には処分するのが、費用の面も考え最適な方法ですね。
2.何のために必要なの?
何のために必要なのかと思いませんか?
主な目的は近隣住民との紛争を予防する為のようです。
建築手続き(建築確認申請・他の申請)を行なう前に、看板を設置することが求められています。
また、条例には近隣住民に対する説明会の開催や説明図の配布なども、義務付けられているようです。
説明対象者も決まりがあります。
・ 計画地の敷地境界から15メートル以内
・ 計画建築物の外壁等からその部分の高さ以内
(その範囲が全て商業地域である場合は、建築物の高さの2分の1以内)
それぞれの範囲にある敷地の建築物の居住者・管理者です。
「お知らせ看板」が立てられてから、何年も工事が始まらない土地や、看板に記載の工期が過ぎているのに工事が始まらないのは、近隣住民に対する説明会を行っても、理解や承認を得ることができない場合だったという事でしょうか・・。
(他にも諸事情などがある場合もあるのでしょうけれど)
一般の方が、戸建て住宅地探しの場合も長期放置状態の「お知らせ看板」が、周囲にあれば注意が必要ですね。日照・眺望・環境面での近隣対策が難しい地域柄かもしれません。
各自治体により、多少異なる部分はあるそうですが、こういった「条例」を知っておくことは有利です。
*建築をする場合だけでなく、解体工事にも「お知らせ看板」が必要な場合もあります。
建築確認が下りれば、「建築確認表示板」も必要になりますね。
設計事務所様や建設会社・不動産会社様は、次々と標識が必要になるようです。
3.短期のイベント看板
先程の「建築お知らせ看板」も短期ものですが、超短期の「1日イベント」や「商品が売れるまでの期間」「短期間で掲載したい内容が終わる」看板の場合に使われるのも野立て看板や自立看板です。
こういった看板は今ではレンタルもあります。
1週間以内で撤去や貼り替えがあるのであれば、レンタルはお手軽で良いですね。1か月以上のお知らせ看板は、レンタルより製作する方がお安い場合があります。
1か月を超える場合や保管場所が無い場合などはレンタルもありですが、レンタルも日数により、掲載期間が終わると処分するという方法を考えても、製作するのがお得な場合があるかもしれません。
支柱や枠をアルミ製で造作してしまえば、面板だけを何回も貼り替えできるのが、インクジェットシートの良いところですね。
木造の支柱・枠の場合は、数か月で処分するには、一番安価な看板です。
サイズや保管場所の有無にも関係しますし、運搬方法にもより、逆にお高くなる場合もありますが・・・。
じっくり、用途により最善なお得な方法を、賢く選択しましょう。
大阪はもちろん他府県からの看板製作・施工も承っております。
お見積りは、お電話からでもお気軽にお問い合わせ下さい。
大阪看板屋ラグレスまで・・・