大阪の看板屋でも、マットブラック仕様の看板のご依頼が増えてきました。大阪の看板と言えば、派手派手・キラキラのイメージがありますが、マットブラックの落ちついた看板が人気になってます。では、マットブラック仕様看板はどんなものなのか?探ってみよう。
1.マットブラックとブラックの違い
マットブラックとは? マットは艶消し、ブラックは黒で「艶消しの光沢が出ないようにした 黒」という色のことですね。 |
看板に使用する際に一番使う素材は、主にカッティングシートやダイノックシートやフィルムシートです。
表面に光沢が出ないように加工しているものが、マットブラックと呼んでいるシートやフィルム。
ピカピカ・ツルツルした感じに加工しているのが、今まで使われていたブラックシート。ブラックのシートと言えば通常はこちらでした。
2.都会的な高級感や存在感を演出する効果あり
大阪では、艶々の光り物が好きな地域柄でしたので、看板に使用する素材も目立つ!という事が最優先的な考え方だったのでしょう・・。艶ありのブラックが主な素材でした。
しかしながら、大阪人も少し変化があるのでしょうか、マットブラックが人気になって来ています。看板に使用しても、少し高級感があるように感じます。
「慣れ・・」でしょうか?少し前までは、艶の無い黒・白は、なぜか人気が無く古ぼけた・・古くさい感じがする。
というイメージで看板を新調したとしても、中古品を使っているような見栄えのしない看板という扱いで、あまり使用するお客様は居なかったようです。
特に大阪の街では、ご要望もなければ、お勧めすることもなかったですが、近頃は随分変化が見られます。
3.流行り始めたのは車業界?殿方センス?
やはり、車業界から流行りだしたのでしょうか・・・?ボディ丸ごとカーラッピングやオールペイント。
オートバイや、腕時計や家電にも・・・?
こうして、見てみると殿方のセンスなのでしょうか・・?
そういえば、女性の持ち物や使用する物の中には、マットブラックのイメージは思い浮かんできませんね。
センス溢れる殿方の発想から拡散していったのでしょうか?
*最近ではプラダやグッチのような高級ブランドでも用いられ、都会的な高級感や存在感を演出する効果が高い そうです。
看板もデザインセンスは多少は必要ですよ。
看板でマットと言えばカッティングシートやダイノックシートやカッティングフィルムを使用することがあります。
切り文字にも、抜き文字にも、現状では「マットカラー」をご希望されるお客様が大変多くなりました。
ユーザー様の年齢層にもより、艶ありの看板をご希望されるお客様もまだまだ、いらっしゃいます。
店舗のイメージに合わせて、取り入れることが大切ですね。
アンティーク調の店舗・企業さまの看板素材として、マットカラー仕様の看板も良いかと思いますし、店舗外観に使用するだけではなく、店舗内装の家具にも、マットタイプのダイノックシートを貼ることがあります。
以前は、テーブルも家具も、クリアに塗装、ひと昔前の言葉ではニス塗り・・・?という位、最後に艶を出して、終了という工程が殆どでしたね。
今では、家具や家電までもが艶無しの物が人気となっているという事ですね。
看板とは、たくさんの通行人の方々の目に留まることが第一条件と言ってもいいほどに、目立たなければいけない。
そこにマッドブラックや他色マットカラーを取り入れるという発想は、勇気ある選択だったのでしょうか。
現在では、控えめながら高級感と存在感までも、しっかり出せる威力ある看板素材となりました。
4.最後にマットカラーのデメリットもある?
今回は、看板素材のマットカラーについて、お知らせしてきましたが、最後に一つデメリット?も・・。
デメリットと捉えるか、当たり前と捉えるかは、それぞれの価値観ですが、ハッキリ言ってしまえば、傷や凹みは目立つ。という事です。
艶ありと比較してみると・・・という事ですが。
艶があるという事は、見る角度により光の作用でキズや凹みが見えにくくなりますが、艶の無い面は少しの傷もダイレクトに目に飛び込んできます。
カラーの色合いでも、変わります。マットホワイトとマットブラックではマットブラックの方は傷がハッキリ目立ちますが、マットホワイトの方は少しは目立ち難くなります。
濃い色になる程、傷が目立つという事ですので、マットブラックは傷がついてしまえば、目立ってしまいます。
看板に、マットブラックをお考えであれば、傷のつきにくい場所に設置する看板、または傷が付けば、貼り替えるという小さな看板等、設置場所と費用を考慮し検討することをお勧めします。
5.まとめ
近頃流行りのマットブラックは看板業界でも人気あり。
マットブラックのマットとは艶無しの黒という事です。
少し前までは古く感じる様で、人気のなかったマットブラックも今では、車業界やら時計や家具・家電まで・・殿方に人気が出た為なのか看板業界でも取り入れる素材となりました。
最近ではプラダやグッチのような高級ブランドでも、都会的な高級感や存在感を演出する効果が高いと用いられているそうです。
ひとつ気になるデメリットは、傷が目立ちやすいところです。
薄いカラーでは目立ち難いですが、黒に近づく程、目立ちやすくなるようです。
これから、マットブラックを取り入れようとご検討中の皆様
デメリットも少しご紹介させて頂きました。
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