今日は、看板撤去と白戻し工事のご紹介です。シート貼りの看板はシートを剥離するだけの小さな規模の看板と大規模でビル等の共用部の看板等では、枠は残し面板部分のみを撤去する場合があります。建物外装をきれいに見せるためには白戻し工事をするのがおすすめです。
１.看板撤去・既存看板の剥離
ビルの高所に取り付けられた、大きな枠付き看板と１階店舗全体・ビル１階・２階部分の突出し看板の撤去依頼です。
幹線道路上から見えるビルの看板などは、長期間使用した看板でしたら、表面を剥離しただけでは、綺麗ではありません。
短期使用の短期用シートを使用している場合の看板は、簡単にシートをめくるだけで下地も綺麗な状態ですが、中・長期で使用する看板面には、耐久性も考え、中・長期用のしっかり貼り付いているシートを使用します。
その場合は、撤去後も剥離した跡には、日焼けによるムラや剥離の際のシートの残留チリが残り、綺麗ではありません。長期間使用していた看板シートは、日光の熱で溶けていたり、剥がす時に付いてしまう、多少の傷が残る場合があります。
そのような場合には、剥離後に白いシートを貼ります。これを白戻しと呼んでいます。
看板枠が残っている場合には、この白戻しをすることにより、建物自体の見栄えも綺麗になります。
剥離しただけの状態ですと、やはりビル全体が少し老朽化しているように見える場合もございます。
大規模な看板、幹線道路から見えるビル等の撤去の際には、白戻し工事はお勧めです。
ビル側面に取り付けられた看板や２階以上の大型突出し看板の撤去には、高所作業車が必要になります。
もう１点、高所作業車を使用する場合は、街中の通行量の多い場所の撤去工事でしたら、近隣のご迷惑や安全面を考え、夜間工事になる場合があります。
今回の工事も、夜間工事で行いました。
高所作業車を長時間公道に駐車しての作業になりますと、道路使用許可の申請を行っておくことも必要です。
まずは、高いところからドンドン剥がしていきます。大きな看板は高所作業車のバケットを少しずつ動かしながら、バケット内での作業になりますので、慎重に落下物を出さないように行いました。
１階.２階の突出し看板も同様にシートを剥離します。突出し看板も大型のものでしたら、はしごや脚立よりも高所作業車バケット内での作業の方が安全・迅速に行えると思いますので使用しました。
・中期用 白シートとFFシートの貼り替え
すべての、既存シートの剥離が終了しましたら、次は白いシートを貼り付けます。
アルミ複合板には、中期用のシートを貼ります。内照式の突出し看板にはFFシートを使用しました。
デザイン印刷が無いだけで、看板施工の時と同じ作業ですね。
真っ白なシートを貼ると遠方から見ても、とてもすっきりきれいなビルに変身します。
突出し看板も真っ白、１階店舗全面のにもアルミ複合板を貼り、新品の看板を取付けたように、スッキリ綺麗になりました。
次の賃貸者様もすぐに見つかりそうな、外装になり、ビルのオーナー様も安心ですね。
次に開業されるお客様も外装的には気になる部分が軽減され、この真っ白な看板にどんな看板を取付けようかとイメージするのも、気分スッキリ、新たな気持ちで出発の準備が出来そうな、予感の外装になりました。
今まで営業をされていた店舗の後始末も綺麗に行われ、責任感ある処理を行われた事業主様でした。 ありがとうございました。
２.テント貼付け名称シートと壁面看板撤去
テントにテンタックシート（テント用カッティングシート）で文字を貼り付けていたものを剥離とファサード看板インクジェットシートの撤去です。
こちらの店舗様は、看板使用期間が短期のお客さんでした。新規製作・施工を行ってからの使用期間が短かったので、テンタックシートもテント用で頑丈なタイプでしたがきれいに剥がれました。
劣化の少ない看板でしたので、施工時にきれいに下地の処理を行っていますので、剥離もスムーズに行えました。
アルミ複合板部分もインクジェットシートを貼り付けの看板でしたので、綺麗に隔離することが出来ました。アルミ複合板の劣化も見られませんでしたので、シート類の剥離だけで完了することが出来ました。
小さな、袖看板もアクリル面のシートを剥離するだけで完了です。
小さな店舗で、１階部分の看板の撤去の場合は比較的安価で、短期使用の看板でしたら剥離後の残留物への負荷も最小限で収めることが可能になります。
基本的に撤去工事費用は、取付施工費と同じ程度だと言われています。
撤去後の看板面をきれいにすることをお考えでしたら、取付時と同じ作業になることが、多いのでそれなりに費用は掛かりますが、今回のように、剥離だけで収まる工事はお安く行うことが出来ます。
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