看板デザインについて考える

看板デザイン製作時の考えること

看板デザインは店舗のイメージと似合ったデザインを製作するのが重要かと思いますが・・・どんなデザインがお薦めなのでしょうか？考えてみました。

1.　看板デザイン・イメージ

お客様に看板を製作する店舗・会社のイメージは、どう思っていただきたいのかを、想像しながらデザインを考えるようです。

今日は、大衆向けなのか？高級感がある方がいいのか？という面から考えてみます。

大衆的とは大勢の一般の人に受け入れられるさま。広範囲の人を対象とするさま。ポピュラー。とあります。『～食堂』『～酒場』『～理容』など思い浮かびます。

このような看板や標識が目に入ると、価格的にはお安いのでは？と想像しますね。一般的な商品を一般的な価格・または他店よりお安く提供できるのであれば、看板も大衆向けの方が良いと思います。店舗で取り扱っている商品に合わせてターゲットのお客様の層を考え、お客様がお越しになり易い標示をしなくてはと考えます。
安価を売りにしていて、看板は高級感が出てしまってはお客様は遠ざかってしまいますね。^^

また逆に、高級品や高級商材を取り扱っている店舗でしたら、お客様の層も高所得のお客様がターゲットになってしまいますので、看板もそれに見合った高級感のある看板を、製作した方が良いかと思います。高級品を取り扱っているのに、看板が安っぽいものであれば、商品までも値打ちが下がってしまうように思いますね^^

看板デザインは、この辺りも表現できるよう考えます。

2.　看板製作資材

大衆的・・・色数・柄を多く取り入れ、光り物やLEDなど気を引く資材を多く使用する。発光の色も商品を安く感じさせるような色を選ぶ。店名は大きく出さない方が良いデザインの場合もあります。

高級感・・・あまり色数を使わず、シンプルでスッキリしたデザイン・清潔感をもたせた、おしゃれなデザインの方が高級感がでますね。

内・外装面でも、木（ウッド）仕様と石（大理石等）仕様のものでは、基本は石目仕様ものは高級感が出ると思われています。木目調は和らいだ感じ・あたたかい感じがし、石目調は硬い感じ・冷たい感じがしますよね。真鍮・銅板・ヘアーラインの資材もありますね。銘板などにはこのような金属製の資材を使うと高級感が増します。

スポットライト等の照明器具もそうですが、木目調には黄色い（電球色）電灯・石目調には白い（昼光色）電灯を使用したりします。

こういった、少しの違いで、庶民的な温かみのある看板デザインにするのか、少し敷居の高い高級感のあるデザインのするのかを考えながら、入店して頂きたいお客様の層も思い看板を製作しています。

標示したいことは沢山あるけれど、全部を取り入れてしまうと、デザイン的にどうなのか、慎重に選びながらデザインを考えます。

そして、スタンド看板などに、メニュー料金や・商品価格の記載があれば、なお入店はしやすくなりますね。一体どんな価格帯のお店なのか分からないと、中々入店しにくいものです。お客様にお越し頂くまたは、商品を購入して頂くための看板なのですから、まずは入店・お話が出来る接点を持てるところまで誘導できなければ、看板の役割を果たせていません。

また、店舗がビルなどの2階以上にある場合は、窓ガラスにウィンドウサインを貼り付けたり、壁面看板を取付けたりしますが、文字数を増やすと文字の大きさが小さくなり、見えにくくなることも多いです。大衆向けの看板デザインでしたら、文字数は増減で、上手く価格帯をお知らせできるデザインになれば広告の役割を果たしてくれる看板になりますね。

高級品・高級商材を取り扱う店舗では、逆に価格帯は表示せずに、入店頂いて商品・商材をご覧頂いて、価格を提示する方がいい場合もありますので、看板に価格を表示しない方が良いかもしれません。

3.　まとめ

看板デザインを考える際には

お客様に看板を製作する店舗での一番のお薦め・お知らせしたい情報は何なのか？

価格帯はどういうものを取り扱う店舗なのか？

どういうお客様層の方々に多数入店して頂きたいのか・・・？等々を思案し・店舗に似合ったデザインを考えることが売り上げにつながる看板デザインなのでしょう。

大衆向けの店舗で庶民的な雰囲気のお客様に立ち寄って頂きたいのか、高級志向の店舗で高所得のお客様に立ち寄って頂きたいのかによって、価格帯の表示がある方が良いのか、無い方が良いのか、売上に繋げるお客様の誘導をする標示のデザインに仕上げるのが大切ですね。

看板は、使用する資材、デザインの色数・照明の色・文字数等によってもイメージは随分変わってきます。

広告・集客・誘導までの役割になる、看板デザインを製作するのが、良い看板になるのではないでしょうか。

今日は、看板デザインについて、大衆的なデザイン・高級感のあるデザインにの2通りで考えてみました。

看板製作・取付は、デザインのご相談はLUXRES（ラグレス）まで・・・