【看板屋の選び方】看板業界の裏話 プロの請負人を選ぶ!

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「看板を作りたいけれど、どこに頼めばいいのかわからない……」 「ネットで検索するとたくさんの業者が出てくるけれど、何が違うの?」デザイン会社等の下請けも、個人店の直請けもこなす「看板屋」が最強な理由。理想の看板を安く作るための業界裏話を教えます。

 

1.「看板屋選び」迷っていませんか?

 

 

 

 

新しいお店のオープンやリニューアル時、看板は集客を左右する要素だからこそ、失敗はしたくないですよね。

 

 

 

看板業界の中身は、一般のお客様には少し見えにくい部分があるのも事実です。

 

 

 

看板屋さんには「2つの顔」を持つ会社があることをご存知でしょうか?

 

 

 

・お客様と直接お話をしてイチから作り上げる(1次請け)

 

・大手デザイン事務所や建設会社から依頼され、プロの厳しい要望に応える職人としての顔(2次・3次請け)

 

 

 

この「どちらの立場も経験している会社」が、一般のお客様にとって「コストパフォーマンスが良く、安心できる依頼先」である可能性が高いのです。

 

 

今回は、ちょっとだけ業界の裏側をお話ししながら、なぜ「両方の視点を持つ看板屋」がおすすめなのか、その理由を解説していきます。

 

 

 

2.「1次請け」目線ができる看板屋の強み

 

 

 

 

 

 

*まず、「1次請け(いちじうけ)」という言葉。

これは、お客様(施主様)から直接依頼を受ける立場のことを指します。

 

 

 

 ■1次請けの立場で仕事をすると見えるもの

 

1次請けとしてエンドユーザーと直接やり取りをする場合、看板屋はすべての責任を負います。

 

 

・要望の聞き取り

 

・デザインとのすり合わせ

 

・予算管理

 

・工期管理

 

・万が一のトラブル対応

「言った・言わない」も含め、最終的に矢面に立つのは元請けです。

 

 

そのため、1次請け目線の看板屋は・・

 

 

・不明点はしっかりと説明する

 

・想定されるリスクを事前に話す

 

・後から困らない提案をする

 

 

という特徴があります。

 

 

 

お客様のぼんやりとしたイメージや、ビジネスの目的を視野に入れ、ご提案ができると考えます。

 

 

 

 ■法律やルールの「門番」でもある

 

看板には、屋外広告物法などの法律や、設置場所の安全基準など、守らなければならないルールがたくさんあります。

 

 

直接お客様とやり取りをする看板屋は、

 

 

 

「法律違反で撤去命令が出てしまう看板」を未然に防ぎ、許可が必要な、看板サイズや景観を損なう可能性があるデザインは、注意が必要なこともお伝えします。

 

 

 

これは「お客様の顔が見えている」からこそ働く責任感ですね。

 

 

 

 

3.「2次請け・3次請け」目線ができる看板屋の強み

 

 

 

 

 

*次は、「2次請け・3次請け」の仕事

例えば、広告代理店、デザイン事務所、建設会社など、いわゆる「プロ」から依頼を受けて看板を製作・施工する立場です。

 

 

 

 

 ■2次請け・3次請けとしては、求められるものが違う

 

 

一般のお客様からは見えにくい仕事ですが、実はここで培われる能力も、看板のクオリティを高めます。

 

 

 

・デザイン会社や建設会社等の「無理難題」を形にする解決力。

 

プロのデザイナーさんが描く図面は、時に素晴らしく、時に「物理的にどうやって作るの?」と頭を抱えるような難易度の高いものがあります。

 

 

 

「空中に浮いているように見せたい」「これまでにない素材感を出したい」 厳しいオーダーに対し、素材の知識、加工の技術、現場での工夫を駆使して「理想を現実に落とし込む」

 

 

 

1次請けの都合、さらにその先にいる施主の事情を理解しなければ、仕事は回ってきません

 

 

 

 

 ■「無駄を削ぎ落とすプロ」

 

「ここは時間をかけるべき」「ここは目視では分からない」その違いを現実的に判断できるのが、下請け業務で鍛えられた看板屋でもあります。

 

 

 

そんな技術的な引き出しの多さは、数多くの現場をこなしてきた証ですね。

 

 

 

このスキルは、一般のお客様の「なるべく費用を抑えたい」というご要望にも、ダイレクトに役立ちます。

 

 

 

4.なぜ「両方の視点」を持つ会社が最強なのか?

 

 

 

「親身になってくれる相談相手(1次請け)」と「技術とコストに厳しい職人(2次・3次請け)」。 この両方の性格を併せ持つ看板屋に頼むと、どんなメリットがあるのでしょうか?

 

 

 

 ■話が早くて、ズレがない(伝言ゲームの解消)

 

通常、デザイン会社等に頼むと、「伝言ゲーム」が発生します。

 

 

お客様 → 営業マン → デザイン会社 → 看板製作・施工会社 

 

 

すると「ニュアンスが伝わっていない」「現場に来た職人さんが話を聞いていない」というトラブルが起きがちです。

 

 

両方の視点を持つ看板屋なら、

 

お客様 → 看板屋(打ち合わせ・デザイン・製作・施工) とシンプル。

 

打ち合わせをした人間が現場を知り尽くしているため、「出来上がってみたらイメージと違った」という悲劇を防げます。

 

 

 

 ■デザインと耐久性の「いいとこ取り」ができる

 

デザイン重視の会社は、耐久性やメンテナンス性を軽視しがちです。

 

逆に、職人肌すぎる会社は、頑丈だけどデザインが少し野暮ったい……ということも。

 

 

両方を知る会社は、デザインのイメージは保ちつつ、現実的な提案ができることもあります。

 

 

 

 ■無駄な中間マージンをカットできる

 

これが一番分かりやすいメリットかもしれません。

 

間に広告代理店などを挟まず、しかし技術力は代理店が使うレベルの職人に直接頼める。「プロ品質の看板を、直販価格で手に入れられる」ということです。

 

 

浮いた予算で、看板をもう一つ増やしたり、素材をグレードアップしたりすることも可能になりそうですね。

 

 

 

5.そんな看板屋を見分ける3つのチェックポイント

 

 

 

 

では、そんな理想的な看板屋をどうやって見つければいいのでしょうか? ホームページや問い合わせ時にチェックすべきポイントを3つお教えします。

 

 

①「自社施工」「自社工場」があるか

 

ホームページに、自社の工場や機械、作業風景の写真が載っているか確認してください。

「デザインから施工まで対応」と書かれていれば、1次請けと実務の両方を担当している可能性が高いです。

 

 

 

② 施工事例(実績)の「幅」を見る

 

・個人経営のカフェや美容室のような、温かみのある事例(1次請け的な実績)

 

・大手チェーン店や、商業施設の大きな看板のような、カチッとした事例(2次請け的な実績)

 

 

この両方のタイプの実績が掲載されている会社は、バランス感覚が優れていると思います。大手の下請けとして技術を磨きながら、個人店のユーザー様のお仕事も成功しているからです。

 

 

 

③ 商談時の「ヒアリング」の内容

 

電話やメールで相談した時、「サイズはどうしますか?」と事務的に聞くだけでなく、 「そこの壁の材質はタイルですか? それともサイディングですか?」 といった職人的な質問の両方をしてくる担当者がいれば、当たりです。

 

 

 

 

6.まとめ

 

看板屋の仕事は、単にプレートを取り付けて終わりではありません。

 

目指しているのは、オーナー様が笑顔になることです。

 

1次請けの目線で、ユーザー様のビジネスの成功を願う。

 

2次請けの目線で、雨風に負けない確かな品質を、シビアなコスト感覚で作り上げる。

 

3次請けの目線で、現場の最後の最後まで手を抜かず、安全に施工する。

 

 

そんな「複数の目線」を持つ看板屋を選ぶことが、あなたのお店作りを成功させる近道です。

 

 

 

もし、看板のことで少しでも迷いや不安があれば、参考にしてみてください。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。

 

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