看板屋さんで働いていると、毎日のようにインクジェットメディアやラミネートフィルムと向き合う作業があります。印刷して、貼って、仕上げて…という作業は楽しそうに見えるのですが、避けて通れないのがロール交換の重労働。入荷の際に男性陣に運搬のお願いをしても、複数本荷上げが重なると「重い!」と声を発するほど。メディアロール交換時の助っ人となりそうな、何かいい方法はないものでしょうか・・。
1.インクジェットメディア交換は重い!
広告デザインを大型インクジェットプリンターで出力する作業は、看板屋では日常作業。
数ヶ月前に、少しの期間担当させて頂いていましたが、今は若手スタッフの担当になりました。
時折、ドスンと聞こえる物音。
「あ〜 メディア交換作業かな?」と考える。
特に1360mm幅×50mのロールともなると、見た目はただの筒なのに、持ち上げると本当にずっしり重い。
塩ビシートとラミネートフィルムの交換作業が頻繁にありますが、塩ビシートが重い。ラミネートフィルムは薄手なので少し軽いです。
体感でいうなら15kg程度かな?。
代表からは「男性スタッフにお願いして手伝ってもらえばどうですか?」という優しい言葉も頂いていました。
私の場合もそうでしたが、初めの頃は男性スタッフにお手伝いをお願いしていました。
しかし・・その度に男性スタッフをお呼びするのも気が引ける感はありました。
なので、自分一人で交換するようになっていました。やっぱり自分でできた方が気持ちもスッキリしますよね。
*ただ・・
シートが寄れたり、正確にセッティングできないと「綺麗に印刷できないこともありえるので、無理にはやらない方がいいですよ!」という前任者からの引き継ぎ連絡もありました。
今担当している若手女子スタッフも、初めの頃は男性スタッフにお願いしていたようでした。
けれども、やはり今では一人で頑張るようになっています。
もちろん、近くに男性スタッフがいればお願いしますし、助けてもらえるのはありがたいと思うのは同じのようです。
2.パワーアップには巷で増えている女子の筋トレ?
私自信が担当している時には、メディアロール交換のたびに非力さを感じていました。
先々のことも考え、将来孫ができた時にも抱きながら歩きたい・・等を思うと、パワーアップをしたいな〜と思っていました。
この作業をしているだけでも、筋トレになるかも・・と思いながら「筋トレ筋トレ」と呟きながら、交換作業をしていたことを思い出します。
けれども、少しでも油断すると新品のメディアロールはヨレてしまうこともあります。
そこは慎重に行い、プリンターにセットが完了すると両サイドが寄れていないかの確認をすることは必須作業でした。
月に数回ジムにも通いながらも、仕事中に体力づくりが出来ることは嬉しいことでもあります。
けれども、製作物を綺麗に完成させることが、一番重要と考えると何か非力な女性でも簡単にメディアを交換できる道具はないものか・・と探してみたところ初めてみる機材を見つけてしまいました。
3.「ロール交換用パワーリフター」とは?
*本当に役立つのかな?疑ってしまう・・。
ネットで検索してみると・・「ロール交換用パワーリフター」とやらを発見!
台車のようで、ロールを床からそのまま乗せて、上下に動かせるようです。
プリンターのシートを載せる台の高さまでスーッと持ち上げられて、そのままスライドさせれば「力」も不要になり、シートのヨレもなくなるかもしれません。
力仕事の部分をまるごと機械が引き受けてくれるわけです。
けれども、毎日メディア交換があるわけでもないのに、これを置いておく場所を考えると弊社の出力数では不要かな?とも思います。
1日に数百mを出力する業者さんは、すでに利用しているのかな?
弊社では、2台目の大型プリンターの導入も検討中のようなので、出力量が増えメディア交換回数が増えるのであれば、ついでにこちらの機材も導入する日がくるかもしれませんね。
(*ただし、男性が担当するのであれば、話は別です。自力で運んだ方が早いので・・。)
看板業界って「体力勝負」のイメージがまだまだ強いですよね。
4.まとめ
看板屋で頑張る女性陣の大敵は、インクジェットメディアのロールを扱う作業。
そこで、検索して見つけた助っ人機材。
あったらいいかな・・ 「ロール交換用パワーリフター」。
男性陣には不要な機材ですし、もう少しコンパクトであれば作業性も上がるのに・・と思いました。
今後、出力量が増えれば、検討の価値ありのような機材でした。
今日は、重量物の作業をこなす若手女子スタッフを見ていて、新たな機材を発見してしまったことを記事にしてみました。
女子が活躍している企業様の助っ人にいかがでしょう。
ありがとうございました。
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