日本酒店の看板施工 酒樽を実物のように表現したい・・

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今回のユーザー様は、以前看板施工のご注文をを頂いたお客様でした。新店舗を展開されるということで、ご連絡を頂きました。今回のメイン看板は、大きな酒樽を表現することから始まりました。担当スタッフは格好良く実写のように表現できる方法を考える。デザイン作成から施工まで・・ご紹介です。

 

 

1.メイン看板に大きな酒樽の表現方法を思案

 

 

 

 

今回は、複数の新設看板の施工をご注文頂きましたが、スタッフが当初から思案していたのが「酒樽のデザイン」でした。

 

 

 

 

店舗は、建物2階のフロア。

 

 

 

 

1階で営業されている店舗のファサード看板も、インパクトのある看板でした。

 

 

 

 

そこで、高さのある2階窓上のファサードサインだけでは、通行人の目線から外れてしまう。

 

 

 

 

 

階段上の壁面スペースを利用できるということで、そちらのサインを如何にインパクトのあるデザインに出来るかが勝負!というところでもあります。

 

 

 

 

スタッフは、思案します。

 

 

 

 

 

通行人の方を誘導できるようなデザイン、認知して頂くためには目を引かなくてはならない。

 

 

 

 

費用は、安く収まるに越したことはない。

 

 

 

 

「酒樽」を実物のように表現したいが、方法としてイメージできるのは「造形看板」。

 

 

 

 

スペースは、約W1600xH2500サイズ。

 

 

 

 

このサイズの造形看板を造作するとなると、相当な費用が掛かります。

 

 

 

 

重量面も考えると、厳しい・・。

 

 

 

 

そこで、酒樽を実写風デザインにし、取り付け時に傾斜をつけて奥行きを出す。

 

 

 

 

比較的安価で、製作出来そうです。

 

 

 

 

デザイン作成が、始まりました。

 

 

 

 

2.日本酒店看板施工内容

 

 

 

 

・2階ファサード看板は平看板にスポットライト

 

・階段上壁面(上部)看板は、平看板にカルプ加工

 

・階段上壁面(下部)看板は、内照式看板に象嵌加工文字

 

・電照式突き出し看板

 

・階段部パネル看板

 

 

 

デザイン担当スタッフと打ち合わせを重ね、酒樽は実写風、他の看板はスタイリッシュでありながら日本酒ということで「和」を感じさせる背景演出。

 

 

 

フォントは筆文字調。展開されている店舗様ですので、ロゴや名称のデザインは決められたものがあるようでした。

 

 

 

 

背景を変えることで、店舗毎の個性を演出することにもなりますね。

 

 

 

 

・2階部のファサード看板

 

 

デザインの背景には「麻の葉紋様」を使用しています。古典柄で日本酒にピッタリですね。

 

 

 

W約3500サイズの平看板に、スポットライトも壁面カラーに合わせブラックのモノを3灯取付けました。

 

 

 

 

 

・階段上壁面(上部)看板 

 

 

 

 

酒樽デザイン部も基本は平看板仕様なのです。

 

 

 

樽部分は30mmの黒カルプをデザインの形通りにカットし、貼り付けています。

 

 

 

アルミ複合板にダイノックシートを貼り付けたパネルに黒カルプを取付け、表面には実写デザインをインクジェット出力し、黒カルプに貼付け後、綺麗に縁を切り落としています。

 

 

 

 

この黒カルプは縦2分割になっています。

 

 

 

 

中央の「菱型」の原価・酒の部分には、さらに3mmのアルミ複合板にインクジェット出力したシートを巻き込んで貼っています。

 

 

 

 

細い飾り板も同様に、アルミ複合板にブラックシートを四方巻き込み貼り付けています。

 

 

 

 

細かい作業が続きますが、この辺りの丁寧さが完成度の違いになりそうです。

 

 

 

 

分割部もしっかり隠れてしまい、奥行きのある感じも演出されましたね。

 

 

 

 

この平看板を壁面に取り付ける際には、さらに傾斜を付けるということです。

 

 

 

 

造形看板までは届きませんが、かなり立体感のある看板になりましたね。

 

 

 

 

こちらのサインは製作中も、作る側もイメージ通りに進むことが嬉しく感じることができる造作サインでした。

 

 

 

 

 

・階段上壁面(下部)看板

 

 

 

 

 

 

こちらは、内照式看板になりますが、こちらもしっかり高級感を醸し出すために多数加工がされています。

 

 

 

厚みのあるアルミ枠(サンフレックス)でフレームを作り、背面にはアルミ複合板に、LEDモジュールを仕込みます。

 

 

 

 

面板部は、アクリル板を使用しているのですが、店名の文字は抜かれています。

 

 

 

 

 

文字のみをアクリル文字で製作し、面板の抜いた部分に嵌め込む「象嵌文字」調の加工をしています。

 

 

 

 

アクリル文字の「原価」部には、レッドのカラーシートを貼り込みました。

 

 

 

 

この日は、あいにく電気工事が完了していなかったようで、点灯確認が出来なかったのです。

 

 

 

通電されると文字のみが明るく発光し、文字部分は少し突き出ていますので、浮かび上がるように発光し「原価」部は、さらに真っ赤に発光し目立つことでしょう。

 

 

 

 

・電照式突き出し看板

 

 

 

 

こちらは階段登り口に、少し大きめの620角サイズの突き出し看板が取付けられました。

 

 

 

 

「登り口はこちらです」と、誘導してくれる看板ですね。

 

 

 

 

ふと振り向くと階段にもしっかり、アピールサインがあります。

 

 

 

 

・階段蹴込み板部パネル看板

 

 

 

 

階段の蹴込み板部にも、2階ファサードの背景と同様の麻の葉紋様を使用したパネルサインが貼り込まれました。

 

 

 

 

こちらには、中央部に日本酒の銘柄のラベルをデザインに取込み、出力しました。

 

 

 

 

日本酒が好きな方には、お気に入りの銘柄が含まれていると、足を止められそうですね。

 

 

 

 

日本酒以外のお酒も、取り扱い料理も美味しい居酒屋風の飲食店様です。

 

 

 

 

たくさんの方々に訪れて頂きたいですね。

 

 

 

 

とにかく、日本酒の種類を豊富に取り扱っていられる店舗様でした。

 

 

 

 

新設看板が多く、日本酒と同じように、こだわりを持った「店舗の顔」でもある看板を設置されました。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。

 

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