先日の看板工事は、支給サインを含む施工でした。全国に店舗展開されている企業様は、看板も全く同じ素材・サイズ・カラーの規定サインがあるようです。看板工事の依頼の際に、規定の看板を支給され、取付のみを行うこともあります。

１． 支給サインはネイビーカラーが規定色

今日の看板施工は、企業様の規定のカラーを使用した店舗の内装工事でした。

ネイビーカラーが素敵ですね。

今回は、このネイビーを使用したシート・サインが支給品でした。

ストライプの線幅も決まっているのでしょう。

こちらのシートの貼り付けと木目調のダイノックシートの貼付け工事でした。

木目調のシートは、弊社で準備させて頂きました。

木目調のシートも２種。良くみると少し色合いが違っているようですね。

　　■シート貼り工事がメイン

今回のように、大手企業様は全国に直営店を運営されています。

基本となるサインの製作は初期から決まったものがあり、各地に新店をOPENする際には内装から始まります。

最近のテナントビル内の内装には、建具やテーブルなどもシートの上貼りでリフォームされる事が増えてきました。

建具を取替えなくても、カウンターやテーブルを新調しなくても、ダイノックシートを貼るだけで新品の商品に見劣りする事なく綺麗にスタイリッシュな店舗内装が完成します。

数年前までは、壁面や天井はクロスの貼り替え、建具や家具は古いものは撤去し、新しいものに買い替えるというリフォーム方法でしたね。

壁面も建具もアルミサッシのフレームや棚板なども、凹凸のない場所には綺麗に貼り込む事が出来るようになりました。

クロスとの違いは、色・柄が豊富な事と耐久性です。

クロスと比べ、かなり丈夫です。シートの厚みや防水面も大きく違いがあると思います。

最近ではクロスも表面に加工がされていて汚れには強くなっているようですが、やはり壁紙という分別に入るとなるとテーブル等に使うには耐久性は劣るのでは？と感じます。

ダイノックシートは水拭きも出来ますし、少々の擦れでは破れない程ですので、カウンターやテーブルの天板にも使用されています。

今回のように、大手直営店のサイン工事の場合は、決められたサイン・シートは企業様が製作されたものを支給して頂き、取付け・貼り込み工事だけのご注文も承っております。

内装工事ですが、その中に看板の設置があると、クロスを含まない部分は看板屋が行う事が多くなりました。

ネービーと木目の調和のとれたスタイリッシュな店舗内装が完成しました。

ありがとうございました。

２． 立体文字サインの支給もあり

もう１件、他現場でしたが支給サインの取付の依頼がありました。

こちらの企業様も大手老舗企業様でした。

どこかで見たことがあるロゴサインでしたね。

こちらは、正面発光の立体文字とカウンターバックの壁面にもロゴサインの切り文字の取り付けでした。

正面発光文字サインは、店舗正面入り口上の天吊り用金物に取付けます。

発光文字は、LEDモジュールが組み込まれていますので、電気配線の結線も必要になります。

カウンターバック壁面サインも、同デザインの少しコンパクトなサイズでブラックの切り文字を取付けています。

同じデザインでも、素材や仕様・カラーが変わるとイメージは随分変わりますね。

天吊りロゴサインは、スタイリッシュで社名そのものを、重量感ある発行文字で製作されたものでしたので、展開されている店舗サインはすべて同じデザインデータがあり、サイズや素材だけを変えて色々な場面で利用されているのでしょう。

出店数が増えるたびに、沢山の方々に認知され、ブランド力が増してゆくという事は、ロゴの重要性も伝わりますね。

全国展開されている企業様だからこそ、定められたサインは決められた場所で、古くから製作されている業者様に依頼され、新規開店される近郊の看板業者に取付けのみをご依頼されるという形を取られているのでしょう。

基本的には、製作から施工までの業務を一貫して請けることが多いですが、大手企業様の看板施工は、支給サインの取付けのみも、承る事があります。

今回は、有名企業様の支給サインの取付け完了画像をみてとても素敵だったので、ご紹介したくなりました。

ありがとうございました。

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