デジタルサイネージ設置 デメリットもあり?

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【デジタルサイネージ設置 デメリットもあり?】

 

看板・広告を動画で表示するデジタルサイネージ。当初は導入するにも費用が高く、一般向けではなかったように思います。最近では、検討される方々も増え、人気商品の一つです。そこで、デジタルサイネージのデメリットについても考えてみた。

 

1.デジタルサイネージ費用について

 

 

 

 

 

サイズが豊富になって来ていることもあり、費用も小型のものですと、手の届く範囲になって来ていますね。

 

 

 

 

とは言え、初期費用はそれなりに掛かります。

 

 

 

 

弊社でも、サイコロ型のサイネージを導入しました。

 

 

 

 

5面に広告が入り、屋外で使用できるタイプでしたので、金属製のフレームに基盤を取付けボックスの中には、機材が組み込まれていますので、かなり重量があります。

 

 

 

 

取付ける場所もしっかりとした土台がなければ、強度的に不可能なことがあります。

 

 

 

 

取付け金物を造作しなければならないこともあり、取付位置が高めでしたので、高所作業車も必要になりました。

 

 

 

 

本体以外に掛かる費用もそれなりに必要でした。

 

 

 

 

2.アフターフォローについて

 

 

 

デジタルサイネージということは、コンピュータや電子機器が使われていると想定します。

 

 

 

 

となると、永久的ではなく何処かで不具合が出ることがあると思います。

 

 

 

 

修理の依頼をした時に、すぐに対応できる範囲ばかりではないということをお知らせします。

 

 

 

 

例えば:

 

ビルの屋上や高所の壁面に設置されているとしたならば、「直ぐに・・」や「1時間後に・・」と言っても、ほぼ無理な話だと思います。

 

 

 

設置場所にたどり着くまでの工程も、高所作業車が必要であったり、道路使用許可申請にも、1週間程の日程が必要になったり・・ということもあります。

 

 

 

また.部品の交換が必要であれば、取り寄せなければならないことや、どこに原因があっての不具合なのかを確認するまでの間、調査時間も掛かります。

 

 

 

 

その間、サイネージは不点灯のまま、もしくは文字飛びがあったりということが続くわけです。

 

 

 

 

その辺りは、ご理解した上で設置・検討されることをお勧めします。

 

 

 

 

3.デザイン面について

 

 

 

初回は、映像デザインから設定までをプロが行います。

 

 

 

 

 

弊社のサイネージも、都度メーカーに来て頂かなくても、自身で映像の変更も可能な商品です。

 

 

 

 

 

自由にデザインを変えることが出来るということでしたが、広告動画を高クオリティーで作成し、設定変更をするとなれば、そんなに頻繁に簡単に出来るものではありませんね。

 

 

 

 

スマホがあれば簡単に設定できる仕様になっている商品も多いと思いますが、クオリティー面を考えると厳しいかもしれませんね。

 

 

 

 

4.メリットと勘違いしやすいところは・・

 

 

 

メリットと勘違いしやすいのでは?と考えられるところがあります。

 

 

 

 

 

動画のデザインの中で、文字が流れる演出になっている場合は、一番お知らせしたい文言が何秒ごとに流れるのか・・?

 

 

 

 

 

サイネージの前を通行する方々が、立ち止まって広告を読んでもらえることは考えにくいので、広告文の流れるスピードや文言も計算しなければいけませんね。

 

 

 

 

 

導入される業種により考え方は変わりますが、例えば飲食店の場合は「ファサード」にはお勧めしないと思います。

 

 

 

 

 

飲食店入り口には、基本的には店名・取扱商品をお知らせすることが有効とされます。

 

 

 

 

 

その部分に、流れてしまう店名を入れてしまうと、通行中に再度店名が流れてくるまで数秒間立ち止まらなくては、認知されにくいのでは?と考えます。

 

 

 

 

では、補助的なスタンド看板のように、メニューの詳細を流すのであれば、入店を決意された上で立ち止まり注文商品の選定をされると考えると有効ですね。

 

 

 

 

 

動くものは瞬時に見てしまうのは、人の特性でもあるので、デジタルサイネージは有効だと考えますが、どこにでも設置すれば良いというのは、勘違いかもしれません。

 

 

 

 

 

5.まとめ

 

 

人気のデジタルサイネージにはデメリットはないのか?を考えてみました。

 

 

世間に出始めた頃に比べると、サイズ的にもコンパクトな製品が出回り費用面では、一般の商店でも手の届く範囲になり人気商品になっているようです。

 

 

 

その中で、デメリットかな?と考える部分もお知らせしたいと思いました。

 

 

 

初期費用は、本体以外にも取付位置により高所作業車や取付け金物造作費用等は掛かります。

 

 

 

不具合が生じた場合も、直ぐに修理作業ができるものではありませんので、修復までに数日間掛かる場合があります。

 

 

 

デザイン面も、スマホ等で簡単に変更できる機種もありますが、ハイクオリティーを求めるとなると、厳しい面がありました。

 

 

 

広告として、商品の入れ替わりを宣伝するような利用方法ではメリットになると考えますが、店名や何を扱う商店なのかを瞬時に認知して頂くには、動画は重要な文字を見落とされる可能性があります。

 

 

 

明るく、目を引き、費用対効果のあるサインとして、人気にはなっていますが、デメリットになり得ることもあります。ということをお知らせさせて頂きました。

 

 

 

デジタルサイネージを設置検討中の方々の参考になればと思います。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

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