【EV 車両ディーラ看板　おしゃれ！！】

今回のご依頼は、EV車両正規ディーラーのショールームの看板工事でした。支給材料も含まれている工事でしたが、車両の展示もされると言うことで、流石におしゃれでカッコイイサインが完成しました。

１．ファサード看板取付け架台製作

今回は、メインの正面発光文字はディーラー規定のようで、支給（持込）になり、取付け工事がメインでした。

ファサード部分に大きな正面発光文字を設置するための、土台となる下地を造作することになりました。

約H６００×W８５００サイズの架台作りが始まりです。

仕様としては、天吊り用サインの架台と言うイメージです。

かなり大きな発光文字板を取り付ける為、それなりの強度も必要です。

スチールを使用したの架台になりますが、８５００mmと言う長さもあり、中間には数本の中桟が入れられています。

今回は、コの字型に形成したものをつなぎ合わせていますが、変形が無いように、重量のあるサインをしっかり固定できるように、強度を考えた造作物になりました。

表面側には、スチール製の切り板を全面に貼り、裏面にはアルミ複合板を貼り混んでいます。

最後には、看板プレート面と近似色の塗装が行われました。

２．壁面丸ごと組込みサイン？

今回の支給サインは、LEDを組み込んだ箱型のプレートを複数本組み合わせて、取付けるという作業でしたので、現地での作業も多かったようです。

聞くところによると、発光文字と同じように光る、数本のライン状の照明が組み込まれ、取付けには、mm単位の隙間？を開ける為、丁寧さと難易度も大だったようです。

発光文字だけではなく、壁面を作っているようなイメージですね。

アシメントリーな、ライン状のLED照明が発光するのです。

他のサインの取付けもありましたが、基本的には横に流れるラインを意識したデザインの様です。

電気自動車を取り扱う企業様ですので、サインもLEDを要所要所に利用され、おしゃれでスタイリッシュなファサードです。

３．吊り下げ型看板取付け

架台に全ての部材を取付けた後に、ビルの壁面にボルトで止めるのですが、こちらも重量があるものですから、アンカーやボルトもしっかり強度を計算したものが選択されます。

今回は、リモコン付き荷上げリフターも登場しました。

精一杯組み込んだ看板を取付位置に持ち上げるには、この重量になると人力では大変です。

何人の手が必要かと考えると、大変便利な工具があるのですね。

３Mの高さまで、荷上げができる機会だそうです。

ゆっくり、丁寧に取付位置まで上げると、アンカー・ボルトで取付けです。

丁寧に．慎重に・・。

完成後は、職人スタッフは、達成感と安堵感でホッと一息ですね。

４．ポール看板面板シート交換

こちらは、いつものポール看板でしたが、デザインシートの素材がいつもとは違います。

カッティングシートではなく、ダイノック シートを利用されました。

というのも、電照式のポール看板でしたので、基本的にはアクリル板に電照用インクジェットシートを貼るのですが、今回はファサードと同じ仕様にされたのです。

ダイノック シートは、透過性はありません。

名称と横ラインのみ抜き文字のように製作し、その部分のみ発光させるということです。

他の部分はブラックの艶のないシート、透過性はゼロですので、抜いた文字部分がより一層明るく目立つということです。

ポール看板ですが、三角柱ですので、スリムでカッコいいですね。

デザイン性も優秀ですね。

他にも、部材は支給で取付けのみのサイン取付け工事が店内にもありました。

どれも、デザイン性があり、職人技が必要な作業だったようです。

お陰様で、立派なサイン工事が完成しました。

ありがとうございました。

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