【シャッターサインはインクジェットシートorカッティングシート ?】
店舗シャッターにサイン貼り込みの依頼が続いている。シートもインクジェット出力シートとカッティング シートのどちらも対応可能です。今回は2件の依頼で両方のシートを使用しましたが、準備の段階での違いがありました。
1.シャッターサインにインクジェットシート使用
こちらのシャッターには、全面にインクジェット出力シートを貼り込みました。
施工前は、全面ブラックのシャッターでしたが、ガラリとイメージが変わり、ホワイトが基調のシャッターに変身しました。
背景はホワイト。デザインもなんとも絶妙な「女子と地球?」シャボン玉の泡が地球というように見えますね。
ホワイト調の背景にホワイトがメインのデザインは、落ち着きがあり優しい雰囲気を醸し出しているように感じました。
これまでの真っ黒なシャッターとは変わり、綺麗なビルの正面玄関になりました。
こちらはインクジェット出力シートをシャッター全体のサイズに合わせて、デザイン通りに出力しました。
シャッターの一段一段の幅に合わせてカットしたものを、現地で貼り込む作業になりました。
比較的多いシャッターサインの仕様です。
全面ではなく、一部に名称サインと店舗情報のデザインシートを貼られるユーザー様もいらっしゃいます。
けれども、全面に新しいシートを貼付けると、シャッターを新調したように綺麗になりましたね。
ありがとうございました。
2.シャッターサインにカッティング シート使用
こちらは、ガレージハウスのシャッターにカッティング シート製作施工でした。
5枚のシャッターに、全く同じ名称ロゴマークを施工するにあたって、1色のデザインでしたので、カッティング シートで切り文字を貼るという仕様です。
ホワイトのカッティンシートで切り文字を製作するのですが、サイズが大きめで約1500角のデザインでした。
カッティングシート 自体の幅は、約1010mm なので、今回は一つのマークを3分割で製作することになりました。
大型プロッターでカットしてくれるので、カッティング シート約20m程、巻いては切り、巻いては切りの繰り返しで動き続けていましたね。
カットされた切り文字シートが折れないように、シワにならないように、時折確認することがミスを防ぐことになります。
切り文字がカットされると、次は文字以外の余白部分の抜き取りです(カス取り)。
大きなサイズでしたので、比較的簡単に余白部分は抜き取れました。
次は、転写シートを貼ります。今回は和紙タイプを使用しました。
そして、ここからが職人技?
転写シートは和紙です。シャッターの1本の幅は、約74mm。
金属製の物差しで、しっかり押さえながらカットします。
金差しは約1mの長さ、カッティング 切り文字は約 1.5m。両端と中央の3点に印を付けて金差しをずらしながらカットしていきます。
プロッターで切り文字をカットした際には、約20m程のシートを使用しましたので、シャッター幅の74mmを、手切りで行うとなると相当な量になりそうでした。
スタッフは、延々とカットしていました。
看板屋は、製作後現場で貼り込むシートを巻く時には、無言のルールのようなものがあり、巻物のシートを何枚も重ねて持ち運びますが、内側から綺麗に取り出す事ができるように巻かれています。
今回のシャッター用にカットしたシートも、内側から綺麗に簡単に取り出せるように、現地で貼る順番通りに巻き込まれています。
準備はOK!後は現地で貼り込みです。
1段1段丁寧に貼ります。5枚のシャッターに綺麗に張り込むことができました。
ガレージハウスでしたので、同色のホワイトシートで、部屋番号も大きめに表示されました。
こちらの建物の壁面上部には、バックチャンネル文字も施工させて頂きました。
ブラックの建物に、ホワイトのサインで統一されています。
日中も夜間もハッキリ名称が確認できる、モノトーンのスタイリッシュなガレージハウスが完成しました。
どんな車両が出入りするのか、楽しみですね。
ありがとうございました。
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