【内装壁面リフォームを看板屋ができるの?】
看板屋では「看板」を製作・施工することが一般的な業務だと知られています。内装工事の中にも壁面に貼るクロス(壁紙)の代替えや什器の表面に絵柄や文字を取り入れる場合には、看板用インクジェットシートやダイノック シートを利用する事が、どんどん増えています。事例の紹介です。
1.内装壁面に大きな絵柄でサイン施工
アミューズメント施設の壁面に、大きな絵柄や文字が書き込まれた楽しいデザインシートの施工です。
今回、外部看板製作の商談時に、内装の一部にデザインシート施工のご相談も頂きました。
以前はダイノック 施工やクロス施工は、内装工事業社に依頼されることが多かったと思います。
一般的なクロスや規格シートの施工は、内装工事業社様が行いますが、オリジナルデザインを壁面全体に標示したい場合等は、シート自体を製作しなければなりません。
シートに出力することや、出力されたシートを貼る作業は看板屋の作業になります。
なので、内装工事業社から出力シートの貼り付けのみを依頼されることが多かったのです。
出力されたシートを貼ることがメインの看板屋からすると、ダイノック シートも比較的に扱いやすいシートなのです。
看板屋が「切り文字ステッカー」等に使う「カッティングシート」は、壁紙サイズの大きな面の場合は、ダイノックシート よりも難しい作業の一つです。
サインシート製作・施工がある現場では特に、ダイノック シート施工を頂くことがどんどん増えています。
2.喫煙ルームに不燃インクジェットメディア
今回は、喫煙ルームの壁面に製作・施工するシートは「不燃」インクジェットシートなのです。
喫煙ルームは特に、火を使う密室ですので「防炎・不燃」を重視した内装になっています。
画像が鮮やかに印刷できるインクジェットメディアも、もちろん不燃用シートを使用しました。
不燃インクジェットシートは、価格は少々費用が高くなりますが、画質は変わることなく綺麗に出力できますし、もしもの事が起きた時には少しでも炎が広がる時間が減速するだけでも対策になりますね。
「不燃インクジェットメディア」とは 国土交通大臣によって十分な防火性能を持っていると認められた材料のことを「防火材料」と呼びます。 「不燃材料」とは、通常の火災による加熱開始から防火性能を失うまでの時間が20分。 他にも準不燃材料 10分・難燃材料 5分がある。(建築基準法施行令) |
そして、貼り込みに使用できるまでに仕上げるには、印刷するインクジェットシートだけではなく、ラミネートフィルムも不燃の材料を使用していなければ、建築基準法による不燃材料の認定がもらえないようです。
よく見かける「防火」ステッカーは、認定を受けた材料を使用していますという標示だったのです。
*燃やし続けても燃えないものはないので、一定の時間「燃え広がるのを防ぐ事ができる素材」として防炎材料と認定しているのですね。
しっかり「認定書」も取得しました。
3.什器や柱にはダイノック 施工
大きな施設の壁面に、全てダイノックシート やインクジェットメディアを施工するには、相当な費用が掛かります。
なので、要所要所にアクセントとして、看板用シートを利用される事がお勧めです。
今回も、什器や突き出た大きな柱には、ダイノック シートで施工しました。
規格デザインの什器では物足りなかったり、店舗のイメージと合わなかったりする場合には、お好みのダイノック シートやインクジェット出力シートを施工する事で、見栄えのするおしゃれな空間になります。
既存の什器のイメージチェンジにもピッタリですね。
もう1店舗も、テイクアウトお惣菜店の什器に、ダイノック シート施工がありました。
こちらも、お惣菜やお弁当という飲食物を販売する店舗様でしたので、食材を陳列するテーブルやカウンターが綺麗になると、購買されるお客様も気持ちがいいですね。
綺麗な店内にリフォームされました。
そして、ウィンドウサインも製作・施工がありました。
目隠しになるようなシートを使用する事が多いのですが、こちらのユーザー様は目隠しだけではなく、さらに模様が入れば・・とお考えになられたようです。
ドット柄や簡単な線柄等は、規格商品にもあるのですが「和調」の柄がご希望でした。
最終的には「麻の葉文様」をデータ可、インクジェットメディアに出力し、窓ガラスに貼り付けました。
内外装共に綺麗にリニューアルされました。
美味しい食材を、リニューアルされた綺麗なお店で販売されている事で、購買意欲の湧かれるお客様が増える事でしょう。
ありがとうございました。
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