【夜間工事でビル壁面看板照明器具交換】

今日は、ビル壁面看板に設置された大きな内照式ロゴマーク看板の照明器具交換のご紹介です。交通量の多い幹線道路前のビル壁面に設置された看板の照明器具は昔ながらのネオン管のようです。約２５００ｍｍサイズの大きな内照式壁面看板のLED化ですね。夜間工事・高所作業車は必須の施工でした。

１．幹線道路前のビル壁面工事は夜間作業

＊LEDは明るく綺麗に発光しています。画像ですとオレンジに見えますが肉眼では赤に見えています。

幹線道路前のビル壁面に付けられた内照式看板の照明は昔ながらのネオン管です。今回は照明だけをLED化するための工事のご依頼です。

１階はパチンコ ＆スロット店です。１日中お客様の出入りの激しい施設です。その上、夜間２３時近くまで営業していますね。

安全面を考えると夜間工事になります。

おまけに、照明器具の交換をする看板は約４階から５階程の高さの位置に設置されています。

高所作業車は必須ですね。

こちらのアミューズメント施設は、１階がパチンコ＆スロット店、２階がカラオケ店になっています。

１階店舗の閉店時間後からの工事になりました。

２．既存看板内の照明器具撤去

＊撤去された照明器具はこんな感じです。ガラスなので一つが割れると他も点灯しなくなる部分が出るそうです

今回は、大きなロゴマーク内のネオン管をLEDモジュールに交換する作業ですので、看板本体は既存の物を使用します。

まずは、正面の大きなロゴマークの面板を丁寧に外します。アクリル板は、厚みがなければ割れやすい素材です。

細い部分は特に気を付けて、作業を行います。

面板を外すと、中にはネオン管が並んでいました。作業中も割れないように、高所での作用ですので落とさないようにも、安全面には十分に気を配ります。

既存看板の修理やメンテナンスの際は「看板本体は傷つけないように！」というのは大前提ですね。

新設看板施工よりも、慎重さが必要になる場面も多いです。

職人方も、その辺りは十分に考えながら作業しています。

こういった、造作サインは特に、どこかを破損させてしまうと大変なことになります。

３．LEDモジュール組み込み

＊LEDモジュールが取り付けられ、点灯確認中です。なかなか細かい作業です。地上４階程度の高さで作業完了

既存の照明器具が撤去されると、次はLEDモジュールを組み込みます。これもまた高所作業車内で、配列図通りに取り付ける作業です。

約１５０個近いモジュールを取り付けます。モジュールには両面テープが付いています。

今回のロゴマークが、均等に照らされるようLEDモジュールの個数と貼り付け位置が計算された配列図があります。その配列図通りに、両面テープの裏紙を剥がし壁面看板チャンネル文字土台部に貼り付けという作業を行ないました。

そして、次は配線処理です。

LEDモジュール間の配線は、LEDが発光する際に邪魔にならないように隙間スペースに固定します。

漏電防止の為にも、丁寧に配線をまずはテープで仮止めします。テープで止めた上にコーキングボンドでさらにしっかり固定します。

この作業も、新設看板でしたら弊社の場合は前作業で行ないますが、今回のように交換となると全てを現地で行わなければなりませんね。

夜間で見えにくい上に、高所作業車上での細かい作業の連続です。

看板職人は、大きな重量物の取り付けもあれば、こんな細かい作業もありで、やはり職人技ですね。

手先の器用さも必要です^^

全てのLEDモジュールが取り付けられ、配線処理が完了すると面板を取り付ける前には点灯確認をします。

断線している部分はないか、不点灯のLEDモジュールがないかをしっかり見ながら、全てが点灯しているのを確認すると、外しておいた面板を取り付けます。

こちらもまた、丁寧に慎重に行わなければなりません。

直径２５００ｍｍ以上もある、大きなサイズのロゴマークの照明器具交換は新設看板設置よりも、少々手間の掛かる作業のようですね。

４、面板取り付け完了

＊面板取り付け完了。間近で見ると、真っ赤ですね。

高所作業車内で・・夜間工事で・・暗くて見えにくい環境の中で・・作業が完了し最終点灯確認をすると「よし！OK！」という気分なのでしょうか。

綺麗に点灯する看板を見ると、ホッとしますね。職人方にも寒い中、夜間から朝方までの作業お疲れ様でした！！

そして、壁面看板は綺麗に生まれ変わったように、LEDの光が明るく発光しています。

無事、予定通りに照明器具交換工事が完了しました。

以前もこちらのビルの１階部分のLED交換工事も承りました。

LED照明が一般的ではない時代に建設された建物には、ネオン管や蛍光灯などの照明器具が設置されています。

随時交換されているのでしょう。

ありがとうございました。

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