LEDポスターパネル・コルトンフィルム施工

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【LEDポスターパネル・コルトンフィルム施工】

「コルトンフィルム」って知っていますか?電飾フィルムのことですね。最近では規格サイズのポスターパネルをよく見ます。看板屋ですが依頼がくることは少ないのですが、今回は焼肉店様からのご依頼がありましたので、規格サイズ以外は看板素材としてどうなのでしょう?調べてみたくなりました。

 

1.コルトンフィルムって何?

 

*画像が残念ながら通電前でした

 

 

少し前から、LEDパネルと呼ばれ、ポスターパネルサイズの大きさのもので電飾タイプの広告を見かけます。スタンド看板などでも、使われていますね。

 

 

「コルトン」とは

内照式の看板等に使用するプラスティック製のフィルムのことで、電飾フィルムとも呼ばれています。

乳白色や透明のフィルムがあり、インクジェット印刷をし、内照式看板やはめ込み式看板に使われている事が多い。

 

 

パネルなので、軽くて薄いというイメージがあります。企画サイズの小さめの看板でしたら、お手頃価格なサインですね。

 

 

 

 

LEDパネル等に使われている印刷物が「コルトンフィルム(電飾フィルム)」です。

 

 

 

2.コルトンフィルムとインクジェットメディアを比較

 

 

 

一般的な看板に使用されているインクジェットメディアとを比較してみました。

 

 

 

 

パネルに納まる薄さですので、一般的には250ミクロン程度の厚みの物が主流なようです。

 

 

 

 

インクジェットメディアの厚みは、約80ミクロン程度の物が多いので、約3倍くらいの厚みになるようです。

 

 

 

そして便利なのところは「ポスターパネル」と呼ばれているだけあり、ご自身でフィルムの交換ができるという事です。ポスターのように・・

 

 

 

「メニュー看板」や「季節ごとのお知らせ看板」等のように、広告したい内容が定期的に変わる事があるサインとしては、大変な便利なサインです。

 

 

 

「コルトンフィルム」のインクジェット印刷されたものさえ、製作する事ができると手軽に自身で差し替えができますね。

 

 

 

使いまわせるサインという事で費用的にもお安くなりますね。

 

 

 

 

3.大きなサイズで使われていないのはなぜ?

 

*before                *after

(化粧品店でよくみられるLEDポスターパネル仕様)

 

 

 

そんなに便利な看板でしたら、どうして店舗入口上のファサード看板に使われていないのでしょう?と考えませんか?

 

 

 

LED看板でパネルのように薄く、おまけに自身で差し替えができるのでしたら、店舗前の大きな看板にも使える事ができれば、スタイリッシュ!な店舗になるのにな〜と・・。

 

 

 

弊社営業スタッフも考えました。

 

 

 

よく調べてみると、この「コルトンフィルム」を使用するには、「導光板」という薄い板ががフィルムの奥に貼られているようです。

 

 

 

「導光板」とは

アクリル板の面上を均一に光らせるよう加工された板です。
板の側面から入れるLEDの光を拡散し、発光面全体を均一に光らせることができます。

 

 

そして、デザイン面のメディアにより、加工方法も数種あるようです。

 

 

 

表面のメディアの素材が何なのか?どれくらいの均一感が必要なのかに?により加工方法が変わるようです。

 

 

 

 

こんなスタイリッシュなサインを大きな店舗壁面に施工することが出来ないかと調べてみると、屋外で使用できる防水性のある製品もあるようですが、まだまだ一般的ではないようでした。

 

 

 

企画サイズですと安価な商品もあるようですが、大きなサイズになるとLED照明・コルトンフィルム・導光板各種加工・拡散材や反射シート等々・・均等に拡散させ綺麗に光らせるには費用もそれなりに掛かってしまうようです。

 

 

 

店舗壁面看板は大きなサイズが多いので、現状のアルミ製フレームにアクリル板またはFFシートを使用した物がお手頃なのかもしれませんね。

 

 

 

 

そして、台風の強風や太陽光の熱に対する強度が、ポスターパネルのような薄さで耐えることが出来るようになると楽しみな素材ですね。

 

 

 

 

近い将来には、大きなサイズの導光板を使用したポスターパネルのような薄型内照式ファサード看板が街中でも増えているのでしょうか・・。

 

 

 

 

現状では屋内や風雨の当たらない場所への設置には、お洒落で手軽に面板が差し替えできる「電飾サイン」としてお勧めですね。

 

 

 

 

透明アクリル板に直接印刷すると、印刷されたデザイン画像が浮いているように見える素敵なサインも製作できます。

 

 

 

4.まとめ

 

焼肉店のLEDポスターパネル施工を行いました。

 

 

 

使用したメディアは「コルトンフィルム(電飾フィルム)」です。

 

 

 

コルトンフィルムを使用するポスターパネルの仕組みと一般のインクジェットメディアとの違いはどうなの?ということを調べてみました。

 

 

 

コルトンフィルムを使用したLEDパネルには、導光板という板や拡散材反射シートなども使用することにより、表面に均一にLEDの光を発光させる事が出来るという事でした。

 

 

 

では 大きな壁面看板看板には利用できないの?と考え調べてみましたが、大きなサイズになると費用面も含め、防水面や強度面を考えると、現段階では少々不安が残る素材なのでしょうか?と思いました。

 

 

 

スタイリッシュな分厚くない壁面看板が、お手頃価格で使用できれば、ユーザー様にご提案が出来るのにな〜と考え調べてみました。

 

 

 

近い将来には、大きな看板にも利用できる開発がされているのでしょう・・。と感じました。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

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