装飾看板照明LED蛍光灯に交換方法

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【パチスロ店装飾看板照明LED蛍光灯に交換方法】

パチスロ店の照明といえば、明るくキラキラした装飾を兼ねた看板イメージですね。消耗品ですので寿命の時期が近づくと点滅したり、薄暗く感じたりと故障のような症状になります。今回は入り口付近の蛍光灯を全てLED蛍光灯に交換しました

1.LED蛍光灯は約80本交換

 

 

既存看板照明は、アクリル板にデザインシートが貼られた装飾照明です。正面入り口付近だけでも、蛍光灯は約80本でした。

 

 

約3階程の高さの位置まで照明器具を取り付けられているデザインの建物でした。

 

 

そして、既存照明器具は従来の蛍光灯です。全ての蛍光灯をLEDに交換しました。

 

 

 

そして今回は、LED専用の器具も共に交換しました。
看板内に使用するLED専用の器具は、LED蛍光灯を固定し電流を流す為のみのものです。

 

 

 

装飾目的の素材は何もない為、安価な製品です。

 

 

 

2、器具交換は必要なのか?

 

 

従来の蛍光灯には、「安定期」がついています。

 

「安定器」とは

従来の蛍光灯等は、放電現象を利用した光源です。放電現象は不安定で、電源に直接つなぐと電流が急激に増え、ランプの電極周辺が壊れてしまいます。この電流が増え続けるのを防ぐために抵抗を入れ、電流を一定の値に安定させる為の器具が「安定器」です。

 

 

「安定器」にも、耐久年数があり基本的には交換目安は10年とされているようです。

 

 

一般家庭の照明器具をみるとわかりますが、耐用年数を超えてくるとなぜか灯はついているのだけれど薄暗いな〜と感じたり、逆に新しいものに取り換えると、眩しいくらいに明るく感じたりすることってないですか?

 

 

 

毎日見ていると気付かないけれど、年々劣化はしています。同じ電力を消費していても明るさが違ってきたりもするものですね。

 

 

 

今回も、全ての照明が点灯しなくなった訳ではないですが、1本に何か不具合が出ると同じ時期に取り付けた他の照明も、そろそろ寿命のお知らせが来ていると考えます。

 

 

 

照明器具と「安定器」は同じ程度の耐久年数と言われていますので、「安定器」も寿命に近づいている可能性が考えられます。

 

 

 

そこで、照明ランプを新しいものと交換しても、「安定器」が寿命になるとランプは点灯しなくなります。

 

 

 

また、工事が必要になりますね。これは看板屋からすると費用の無駄で勿体ない話です。

 

 

 

3.経験から先を見てのご提案

 

 

長い間看板業を営んでいると、経験上の知識が身に付きます。今回のような場合でも蛍光灯のみLEDに交換しても、良いとも思います。

 

 

看板内の照明器具の材料費は安価な素材ですので、費用はそれほど変わりません。

 

 

けれども、施工には高所作業車が必要になります。そしてパチンコ屋さんの場合は閉店してからの作業ですので夜間作業です。人件費も夜間は割高です。

 

 

 

そうなると、施工・諸経費の方が費用は高額になります。

 

 

 

看板屋として照明ランプのみを交換し、直ぐに器具が故障しましたとなると、再度「施工・諸経費」が必要になることを、知っていながらご提案しないということは、気持ち的にも不親切な気がします。

 

 

 

耐久年数の寿命が近づいている器具に新しいランプをつけて、その場は点灯するので良し!とするよりも、器具も新しいものと交換することでの耐久年数も新設と同様になり、照明に掛かる余計な費用の心配もなくなるのではないでしょうか?と考えます。

 

 

 

工事費も2回分になってしまう可能性があることを知っていながら、ご提案しないのは、直ぐに「不具合が出た・・」とご連絡を受けた際には、弊社も気持ちの良いものではありません。

 

 

ユーザー様は、弊社以上に気持ちの良くない結果に繋がってしまうと考えます。

 

 

 

取り合えず、今だけ点灯すれば良い設置場所でしたら、ランプ交換だけの方法をお勧めしますが、長期間使用する看板照明でしたら、何かが寿命で不具合を起こした際には、同時期の設置物は全て寿命に近づいているとお考え下さることをお勧めします。

 

 

4.まとめ

 

パチスロ店の装飾看板照明に使用している従来の蛍光をLED蛍光灯に交換しました。

 

 

高所にある照明器具も含まれていましたので.高所作業車は必須でした。そして店舗が閉店後の作業になりますので夜間作業です。

 

 

蛍光灯は約80本です。今回は器具とランプ共に交換しました。

 

 

従来の蛍光灯には、安定器というものが取り付けています。LED蛍光灯には安定期は必要ありませんので、安定器を外す工事も可能ですが、安定期にも寿命があり、基本的には10年と言われています。

 

 

 

長期間使用する装飾看板照明ですので、今回は器具もランプも共に交換させて頂きました。

 

 

看板屋としての経験上の知識は、ご提案させていただくことが、ユーザー様にもお喜び頂ける結果となると、長期間使用する看板には、先を見越したご提案が良心的ではないかと考えています。

 

 

 

取り合えずの場合は除き、看板という材料費よりも施工費の方が高額になる作業の場合は特に感じております。

 

 

 

今日は、従来の蛍光灯をLED蛍光灯に交換する際には、看板屋としては器具共に交換をすることが賢明だな・・ということをお知らせさせて頂きました.

 

 

何かのご参考になればと思います。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

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