【店舗前テントにスポットライトが付かない?】
店舗入り口上のテントに店舗情報をお知らせしているのですが、夜間は暗くて見づらいので、スポットライトを取り付けたいとのことでした。しかし、困ったことに雨漏りがありテントフレームにはスポットライトを取り付けるのは不可能で、高額な費用が掛かると言われたお客様の事例をご紹介します。
1.スポットライトの施工は可能ですか?
まずは、HPお問合せメールからの始まりでした。現状は、店舗入り口上に設置されているテントに、店舗情報が貼られたテントでした。
しかし、夜間になると暗くて見づらい事と、夜間にも使用している学習塾ですので、安全の為にもスポットライトを付けたいとのご相談でした。
よくお聞きしてみますと、2階建て住宅の1階部分にテントを設置されているのですが、2階部分のベランダからテントにかけて雨漏りがあり修理をしたばかりで、スポットライトが付けられないとのことでした。
本来ならば、テントのフレーム部分にスポットライトを取り付けるのですが、雨漏り修理跡がありフレームには取り付けられない為
・設置が難しいという事で断られた
・予算以上の見積もりだった・・とのことでした。
そして、何か方法がないものでしょうか・・?ということです。
メールでのお問い合わせでしたので、現状の写真を送って頂き現場の情報をお知らせ頂きました。
テント外側の画像や2階ベランダ部分から雨漏り修理後の画像、そしてテント内側のフレーム部分の画像やテント内の照明はどのようになっているのかを複数枚画像にて送信して頂きました。
見やすく大きな画像を数枚撮ってくださり、送信いただきました。
すると、なる程・・テントのフレームにつけることは、また雨漏りの原因を作ってしまうかもしれない。なので、他社様の御見積書額は高額になってしまったのでしょう・・という事がわかりました。
2.設置が難しいという事で断られた訳
画像を送ってもらう際に、テントのおおよそのサイズもお聞きいたしました。するとテント出幅も長く、スポットライトのアームの長さが通常の長さでは足りない。
テントフレームが使用出来なければ取り付ける場所がテント上部の外壁部分になると言われたことも理解できました。
そこで、スタッフは出来る限り、雨漏りの原因になるテント生地に穴を開けることを減らし取付ける方法はないものかと検討しました。
御見積書は通常の御見積書金額を提示させて頂いていましたが、取りあえす2本のスポットライトが、テント内の文字を夜間明るく照らす事が出来れば良いとのことでしたので、工務スタッフは追加料金を出さずに設置出来る方法を行うことにしました。
テントのフレームに直接スポットライトの器具を取付けるのが簡単な方法です。今回はその方法は出来ません。
長いアームのスポットライトをテント上の壁面に取付ける方法も考えましたが、費用が嵩む事と、あまりに長いアームのものを取付けるとなると、風雨の際に揺れますね。
揺れを防止するのには結局どこか揺れ防止の補強金具が必要になります。それも不可能。
3.アルミ製アングル使用で設置
結果、工務スタッフは出来る限りテントにビスを使う数を減らし、2本のスポットライトを安価で取付ける方法として、アルミ製アングルを使用し施工することにしました。
3本のテントフレームを利用し軽量のアルミアングルを固定して台座にする方法を考えました。
アルミアングルにスポットライトをビス留めします。そして台座を3本のテントフレームに固定します。コーキングを使い多少の風雨にも耐えるだけの強度も考えます。
固定部分の見た目は少々粗く見えますが、予算内でテント生地を傷つけることなく2本のスポットライトを取り付けたい・・というお客様のご要望にお答えすることを前提に工務スタッフは思案し施工を行ないました。
そして、電気配線もテント内に1灯設置している玄関灯から分岐させることにしました。
玄関灯をつける時刻になると、スポットライトも点灯するという丁度外灯が必要な明るさの時にはスイッチONでテントも明るく照射してくれそうです。
施工日当日は、お客様も点灯確認にお越し頂きたいとの事でしたので、スポットライト設置後、点灯確認が出来る少し前の時間にご連絡を入れさせて頂き、最終確認はお客様もご一緒に行う事が出来ました。
お忙し中、翌日にもご丁寧なメールを頂きました。
取付け画像を見ましたが、良い感じになっていました。 取付けを色々考えて下さったのかと。 |
事務方の私だけで気持ちよくなっているのはもったいなく思い、工務担当スタッフにも伝言しました。嬉しく楽しくお仕事をさせて頂く原動力にもなります。
お客様に喜んで頂けるのが何よりです。
HPからのお客様で短時間で作業が終了する工事は、立ち合いはなくても出来る工事が多数です。HPを作成しまだ2年目ですが、最近はHPからのお客様も増え、工事完了後のお礼メールやラインを頂く事が増えてきました。
ありがとうございました。
看板製作・施工はもちろん撤去のご相談もお気軽に・・。
相見積もりも大歓迎です。お電話から・お問い合わせメールからラグレスまで・・・