ネオン管からLEDチューブライトに交換 箱文字看板

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【ネオン管からLEDチューブライトに交換 箱文字看板】

ネオン管といえば、もうひと昔前の看板のように、感じている若者も多いと思います。今回は、Parking の入り口上に設置されている外部看板の照明の修理のご依頼です。ご依頼を頂き見てみると、金属製の箱文字の中に、ネオン管が組み込まれていました。修理のため持ち帰りLEDチューブライトに交換しました。

⒈ 看板修理LEDチューブライトお勧め

 

*部屋の照明を消し忘れた画像です。実物はもっと明るいです。

 

今回は、既存看板は金属製の箱文字の中に、ネオン管が組み込まれている看板でした。ネオン管修理のご依頼でしたが、LEDチューブライトに交換しました。

これから新たにネオン管を外部に設置するのは、看板屋としてお勧めしない仕様です。

 

 

何故なら、LEDチューブライトに比べると、ネオン管は耐久性・費用の面を考えるとLEDチューブに勝る良い面があるのでしょうか・・と思っています。

 

簡単に言うとネオン管は、ガラス管で作られています。屋外に設置すると、例えば大きな虫や野鳥などが接触すると、割れてしまうことがあります。

 

光の微妙な発光加減が好き!と言う方々も時折いらっしゃいますね。嗜好品としては人気のある照明器具かもしれません。

 

 

業務用として取り入れるとなると、LEDチューブの耐久性には劣るでしょう・・と言うことと、電気配線が一本の線で繋がっている場合は、1箇所に傷が入ると点灯しなくなりますね。

 

このようなところから、最近ではLEDチューブライトの方が価格もお安くなりますのでお勧めです。

 

2.修理工程

 

 

今回のスチール製箱文字は角パイプを2本使用し、箱文字の後ろにズレないように固定されているものでした。

そして2本の角パイプを壁面に固定する仕組みです。

 

 

文字の下には矢印型の箱文字も取り付けられていました。そちらは単体で壁面に設置しています。文字・矢印マークも全て撤去し、一旦持ち帰ります。

 

 

スチール製の立体文字は取り外してみると、サビや腐食している部分があちらこちらにありました。

 

 

まずは、研磨します。穴が開くほど腐食している部分は見当たりませんので、サンドペーパーを使用し文字の中・外ともサビ・腐食部分は綺麗にヤスリました。

 

次は、錆止め加工です。スプレータイプの錆止めを文字周り全てに噴射しました。

 

 

しばらく、乾燥させると、次は文字部分にはレッド。矢印部分にはイエローのカラーを内部のみ塗装しました。また乾燥させます。

 

 

3.LEDチューブライト組込

 

 

翌日、十分に乾燥させた箱文字にLEDチューブを組み込みます。

 

 

まずは、箱文字の中にチューブライトを止める為の位置決めをします。直線ラインにはアルミ素材のモールを要所要所に止めます。

 

 

LEDモジュールの両端はしっかり金具で止めます。片側には電気配線も繋がっていますので、小さな金具をビス止めします。

 

 

アルミモールも両面テープで箱文字にしっかり貼り付けています。文字に丸みのある部分は、モールには固定しません。

 

今回の文字の大きさは約H400 程のサイズでしたが、直線部分とアール部分に分けて固定しています。

 

 

小さな金具でもしっかりLEDチューブライトを挟み込みますのでしっかり止まっています。

 

全ての箱文字にLEDチューブライトを組み込めましたら、点灯確認です。

 

 

 

 

箱文字は、少々劣化している部分もありますが、高さのある位置に取り付けるサインですので、通行人の方々の目にはLEDチューブライトの明るさで新調されたサインのように見えますね。

 

4. 箱文字裏面の配線処理

 

 

チューブライトにはとても細い配線が着いています。1本のチューブに1本の配線ですので、直線部分とアール部分とに分かれている文字の中には配線が3箇所あるものもあります。

 

 

次は、配線処理です。裏側の複数本出ている配線を極性を間違わないように、1箇所ずつ結線します。

全部まとめて最後は1本になりますね。

 

 

 

配線も出来るだけ綺麗にまとめては止めるを繰り返し、正面から見ても配線が見えないように、文字や角パイプの裏側に貼り付けました。

 

このあたりまでが、前作業です。

 

 

当日は、現地でパーキング看板を壁面に設置し矢印マークも少し離れた下の方に、単体で取り付けました。

 

 

 

レッド・イエローの文字ですが、LEDチューブライトもやはりとても明るいです。

LEDはモジュールもそうですが、正面からは凝視出来ない位です。

 

 

サビと不点灯の文字が気になり、修理のご依頼ですが、箱文字は既存のものを使用し、綺麗に修理・復元出来ました。

 

 

いつも ありがとうございます。

 

 

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