【パチンコ・パチスロ店の電飾看板修理】
パチンコ・パチスロ店の電飾看板の球切れ交換の御依頼でした。当初は7文字中の1文字が綺麗に点灯しなくなったようで、1文字だけの修理のご依頼でした。弊社も1文字交換の御見積書を作成させて頂きました。が・・最終的にはすべての照明器具を交換されました。賢明な選択だと思いました。
1.電飾看板修理 全文字交換の理由
当初は不点灯の文字のみ修理の御見積り依頼でした。弊社としましては、1文字修理交換の御見積書を提示させて頂きました。
その際に、ひとつお知らせしなければならな事柄がありました。
一文字が綺麗に点灯しなくなったという事は、同じ時期に施工した他の文字も近いうちに点灯しなくなる可能性があるという事です。
何かの衝撃が有り点灯しなくなったのではなく、経年劣化による不点灯であれば可能性はかなり高いものと思われます。
今回はネオン管からの交換でしたが、今ではネオン管代わりのLEDチューブも低価格で販売されていますし、ネオン管の取り扱いは減ってきているようです。
LEDモジュールも半永久的と言われているですが、LEDその物が壊れるのではなく配線の繋目等が湿気や結露等により点灯しなくなることもあるようです。
そうなると、同じ時期に同じ環境に設置した照明器具は、ひとつが不点灯になると次々に不点灯になる可能性は、誰が考えてもあり得ることでしょう。
この事をご説明なしに一文字のみの交換で作業を終えさせて頂くと、近い将来不点灯の文字が出た際に、「どうしてあの時教えてくれなかったの?」という事になるのではないでしょうか。
もしも私達がお客様の立場でしたら、1日で終わる工事と2日で終わる工事の費用は大きく変わることを知りながら不親切ではないですか?と思ってしまいます。
材料費は同じですが、施工費・諸経費は2回分掛かるのであれば、1回で終わらせるのに・・・と。
こちらのオーナー様は1文字交換から全文字共交換されることになりました。
今回はネオン管からの交換でしたので、LEDモジュールに交換を選択されたオーナー様は先を見通したお考えでした。
2.施工工程 既存照明器具取り外し
今回の照明器具交換部は、金属製箱文字の中にネオン管が組み込まれ、表面はアクリル板を使用し蓋をしたような仕様でした。
表面のアクリル板には、2色のカラーを使いインパクトのある電飾看板でした。
入り口上の看板でしたが、こういった遊技場の間口は広く天井高も高く、作業をするには高所作業車が必要になりました。
一文字毎に面板を外し、既存照明器具を取り外しました。電気配線に気を配りながらの施工です。
既存器具をすべて取り外したあとは、ある程度は清掃しなくてはなりません。
LEDモジュールは、基本的には両面テープとコーキングで止めています。ホコリ等も清掃しなくては、新しいものが外れてしまう原因となり兼ねないですね。
3.LEDモジュール貼り付け
今回は約350個のLEDモジュールに交換しました。高所作業車のバケットの中での作業でしたので、朝からの工事でしたが細かい作業が多く時間も必要な工事になりました。
350個のLEDモジュールは両面テープがついています。1個ずつテープを剥がし取付けの繰り返しです。
今回は箱文字サイズも大きくネオン管の配列を見ても、LEDモジュール1列では照度が不足しそうでした。2列に配列しました。
このあたりが、照度の計算をしながら組み込む個数も考えています。
350個のLEDモジュールの組み込みが完了しましたら、蓋?をする前に点灯確認です。すべて点灯しているのが確認できましたら、面板をはめ込みます。
とても明るく発光しました。
照明器具交換と清掃をすると看板は甦るように綺麗になりました。
ありがとうございました。
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