今回のご依頼は塔屋看板のリニューアルでした。デザイン作成から取り付けまでのご注文を頂きました。新商品導入のお知らせを塔屋看板で大きく表示されました。
1.写真加工からデザイン作成
*イラストタイプ作成中
まずは、デザイン作成の打ち合わせからでした。文字やカラーは概ね決めておられたようですが、ポイントに絵柄を入れることができればと言うことです。
今回の企業様は、工業設備設計や産業用機械の販売・保守メンテナンス等を行っている企業様でした。
看板デザインは、社名等ではなく新規導入機械のお知らせ看板でした。
塔屋なので、既存看板は社名を大きく表示されていましたが、その中の1面を機材の名称を大きく表示し、機材の画像も差し込むという内容のデザインがご要望でした。
打ち合わせ中は、画像をイラストタイプにするのか実写タイプが良いのか・・と思案され、デザイン担当スタッフは、実写の写真を頂き両方のデザインを作成させて頂きました。
イラストタイプは、少々イメージが違うと言うことで、実写タイプで決定されました。
より実物に近い商品を表示させたいと言うことで、ユーザー様にも、お写真の提供をご協力を頂きました。
デザインを作成する際には、加工が必要です。
・背景を消す
・画像を鮮明にする
・何かを掛け合わせる等々
デザイン担当スタッフの頑張るところでした。
あれこれ、営業担当と相談しながらユーザー様の意向に近いものに決まると、そこから看板製作が始まります。
2.パネル看板製作大きなサイズは分割で・・
塔屋となると、距離があることから一見小さく見えますが、サイズは結構大きめのものが多くなります。
今回のサイズは、H2000×W7200。
アルミ複合板を7枚使用することにしました。
規格サイズを使用すると少しでも費用は削減できます。
1000x2000の規格サイズを6枚と、1200x2000サイズはワンサイズ大きいアルミ複合板をカット加工をしました。
こちらのサイズに合わせて、インクジェットメディアに作成したデザインを印刷します。
今回は7分割でしたので、デザインシートは7枚に分割します。
弊社では、基本的には1枚のパネルにシートを貼り込む場合は、四方巻き込みますので、7分割に分けられたデザインの四方を20mmずつ大きく出力し、1枚1枚丁寧に巻き込みながら貼り込みます。
デザインが端にあたるところから貼り込みを開始し、1枚完成すると作業台の上に乗せ、分割した部分を合わせながら、綺麗に段差が出ないように2枚目を貼り込みます。
この繰り返しが7枚分行われると言うことです。
熟練職人になると、この辺りも楽々手慣れたものですね。
大きなパネルも楽々、一人で貼ると時間の掛かる作業ですが、2人ペアで行うとかなりスピーディーです。
前日までには、全て製作物は完成させています。
当日現地で取り付けるのみ。
3.塔屋看板ですが足場なしの高所作業車で!
今回の建物は4階程度の高さでしたので、足場は使わず高所作業車で作業が行えました。
高所作業車もムーブの長いタイプでの作業。職人さんは、高いところは怖くないのかな?と思いますけど、慣れってすごいですね。
高所作業車は、乗ってみると揺れますし高所恐怖症の私のような方には厳しいとも思います。
が・・・そう言っている新人スタッフも知らず知らずの間に慣れてくるようでうす。
頼もしいスタッフ方です。
今回の取り付け方法は、既存看板もアルミ複合板仕様のパネル看板が使用されていましたので、そのまま上貼りで行うことができました。
デザイン的には、同系色の背景カラーを使用されましたが、やはり新製品の紹介としては、少々目立って欲しいと言う思いもあり、少々明るめのカラーをチョイスされたのでしょう。
既存の優しいカラーとのバランスは大きく変わりすぎないように、されど看板を新品にしたこと、新製品の紹介をしていること・・と多少の変化は認知して頂きたいですね。
毎日通行されていた方、塔屋なので遠方からも見られていた方々には、気付いて頂けると嬉しいですね。
看板製作施工をご依頼頂いたユーザー様には、看板を設置またはリニューアルしたことで、ますます繁栄されることを願っております。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は看板屋 ㈱ラグレスまで・・他府県でも対応可能です。
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