先週の施工は、内作作業が盛りだくさんでした。アルミ複合板をキャラクターに型取りした看板や、カラーコードを検出したシートの印刷、プロッターカット加工の愛らしいサインの製作事例のご紹介です。貼り込みも手間と技術が必要な職人作業でした。
1.アルミ複合板 型抜き
切り刻まれたアルミ複合板と大きな動物の形のアルミ複合板が運び込まれました。
その中には、アルファベット文字の形やパズルのような何?という形のも含まれていました。
そういえば、数日前にインクジェットシートに印刷したものと同じ形もあることに気付きます。
この上に貼り込むのですね。
近くで作業をずっと見ていることのない私は、変わった材料が届くと作業場に見物にいきます。
2.ヒートガンと手指での細かい貼り作業
さあ デザインが印刷されたシートは、どのように貼り込むのでしょう・・。
まずは、大きな動物型は熊でした。熊のアルミ複合板が作業台の上に置かれました。
インクジェットデザインシートは、無造作にカッターで切られていくように見えますが、そこは職人技、余白部分をササッと切り落としていたのです。
本当に、適当にカットしているように見えます。
仮の型取りができると、熊のアルポリの上にポンと置かれ、何やら所々を押さえています。
印刷されてシートの外枠の線が太いな・・とは、思っていたのですが、理由がようやく分かりました。
この黒くて太い枠線の半分は、アルミ複合板の裏面に折り返す、余白が含まれていたのです。
要所要所を押さえ、枠線の中央部に型を付け、熊さんの枠線の中央部に印が付けれると、離型紙が一気に剥がされ表面の熊が綺麗に貼られました。
そこから、アルミ複合板3mmの厚みの部分にはシワがよらないように貼り、裏面まで折り返し貼り込むと完成です。
折り返し他部分も、約50mm程の部分でカットされていました。
言葉で表現すると簡単に聞こえますが、実際に貼る作業を見ていると、ヒートガンを使用し手先を器用に使い、何度も何度も引きながら貼り込んでいました。
ヒートガンを当てられたシートは伸びる分温度が上がり、同じ手指を使うと指には水膨れが出来てしまうそうです。
3.カラーコードを作成し出力する
大きなサイズの熊のキャラクターのような場合は、インクジェットで出力されたシートを貼る場合も、手作業で上手く張り込むことが出来ました。
次は、小さなサイズのアルポリ型抜き板に貼るシートの場合です。
今回も、細かな部分もありましたので、ここはインクジェット出力シートも型抜きされたアルポリ型抜きと同じ形で、ひと回り大きくカットしておくと、貼り手の手間も省けますし、仕上がりも綺麗ですね。
こちらのプロッター加工の良いところは、他の大型看板と同じ色合いで切り文字シートを製作したい場合に、全く同じ色合いの切り文字が製作出来るということです。
利用されることをお勧めします。
今回もロゴキャラクターの切り文字シートの製作がありましたが、カッティングシートを利用しようと思うと、全く同じカラーのシートがありません。
ロゴキャラクターなので、色味が変わってはいけません。そんな時には、インクジェットシート印刷時に、デザインデータから、カラーコードを検出し、同じカラーコードのシートを製作します。
文字の場合は、単色の同色カラーコードを製作し印刷することで、カッティングシートと同じような使い方が出来るので、切り文字等が製作出来ます。
わずが3mmですが、平面ではなく厚みを持たせるだけで立体的に見え、丸文字や愛らしさのある熊のキャラクターが、さらに可愛く存在感を出してくれました。
先日は、外部のサイン工事が一旦完成し、この日は内部工事を収めることになりました。
フィットネスジム様の建物全体の工事でしたので、他業種の方々も携われていましたので、サイン工事も2期に分けての工事となりました。
こちらのフィットネスジム様は、まだまだ展開中で、次の店舗も決まっているそうです。
次の店舗のサイン工事に向けて、準備も始まっています。
ありがとうございました。
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