【看板設置 耐久性と費用どちらを優先?アルミ枠は必要なの?】
広い壁面に大きな看板を検討中の方々は、有効スペースをできる限り利用し、大きな広告を表示したいと考えると思います。倉庫の壁面などもそうですね。耐久性と費用のどちらを優先されるのでしょうか・・?
1.看板施工 費用と耐久性はどちらが優先?
*アルミ枠なし
倉庫やビル等の大きな壁面に看板施工のお見積りを頂くことがあります。
10m以上もある大きな看板施工の場合は、まずは「パネル看板」を提案させて頂くことが多いです。
サイズが大きくなると材料費だけでも高額になりますので、一番安価な仕様のパネル看板がお勧めですが、壁面が平坦ではない場合にはどうでしょうと考えます。
例えば、壁面に電線や配管などが、飛び出している場合や波型スレート材の場合は、パネル板は設置できるの?と思われる方々も多いと思います。
そんな時には、30mm角のアルミ枠を下地台として造作します。
アルミ枠は耐久性が優れた素材ですね。
雨露にも太陽の日差しにも十分に耐える素材なので、パネル看板のみでは物足りない場合などにも利用します。
2.大きな看板でもアルミ枠は必要?
*アルミ枠なし
では、10m以上の看板の費用を考えてみます。
看板サイズが大きいと言うことは、ある程度の高さの位置に取り付けることが考えられます。
そして、広告デザインや文字も大きく目立つものを検討されます。
そんな時、アルミ枠って必要?と考えさせられます。
確かに、アルミ枠を下地に取り付けると耐久面は違ってくると思います。
金属性ですので、ビスで止めることもあり、多少の風雨にも負けません。
けれど、費用面は随分差が出ます。パネル看板をもう1セット製作できる程になる場合もあります。
そんな時、ユーザー様は費用と耐久性をどのように考えられるのだろう?と考えます。
パネル看板のみですと、一番安価で製作できます。アルミ複合板にインクジェット出力シートを貼り付けた看板です。
アルミ枠を下地台として、設置するとアルミ複合板の弱点とも言える「しなり」を抑え固定できますので、耐久性は上がります。費用も上がります。
ただし、表面に貼るデザイン面は同じインクジェット出力シートですので、色褪せ等は同じです。
どうしても、壁面の凸凹が激しく、パネル看板だけでは強度的に不安がある場合を除くとアルミ枠は必要ないのでは?と思ってしまいます。
3.大きな看板には大きな文字でデザイン性は不要!
*読みやすい書体
看板屋としては、壁面に広いスペースがあり、大きなサイズの看板を取付ける予算があるとすると、デザイン性よりも視認性を重視することが、有効なのでは?と考えます。
大きな文字で、伝えたい情報を広範囲の方々に見て頂けることは、集客にも繋がります。
看板が工場や倉庫の壁面に取付ける看板に、おしゃれさやカッコ良さの良し悪しで、お客様は入店の選択をされるのでしょうか?とも思います。
何を取り扱っている倉庫なのか、工場なのか、そして連絡先のみ知ることができれば、問い合わせがありそうですね。
欲しいものを取り扱っている倉庫または工場であることが、一目でわかる広告面が重要であり、看板の良し悪しはそれほど影響しないように感じます。
大きな倉庫や工場の場合は、取扱商品も大きなものや大量生産しているようなイメージがありますね。
飲食店やおしゃれな商品を取扱っている倉庫や店舗の場合は話は変わりますし、予算が余っているのであればデザインも耐久性も立派な看板は最良ですが・・。
4.まとめ
看板によく使うアルミ枠、目視ができる距離に設置する場合には、少々立体感も出ますので、薄っぺらい「パネル看板」よりは、存在感が出ます。
耐久性もあり、多少の風雨ににも負けす、しっかりパネル看板の固定ができ、有効です。
けれども、大きなスペースのある倉庫や工場の壁面に設置する10mを超えるほどの大きな看板にアルミ枠は必要なの?と感じることがあります。
倉庫や工場に取付ける大きな看板には、デザイン性よりも視認性を重視する方が、広範囲の方々に認知され、集客には有効だと感じました。
アルミ枠を不要にする事で、予算が余るのであれば照明器具などに費用を振り分け、表示面が昼夜広範囲の方々に、必要な情報を大きく表示することが有効だと思いました。
大きなスペースを有効利用しようと検討中の方々、優先順位を考えた有効な看板施工をお勧めします。
今日は、倉庫や工場の大きな看板施工時のお問い合わせや見積り依頼の際に感じたことを記事にいてみました。
(予算が大きく余っている場合は、話は変わります)
あくまでも、おしゃれ感やカッコ良さを求めて来客される商品ではない業種の看板施工の場合のご提案を考えてみました。
何かの参考になれば、幸いです。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は 看板屋 ㈱ラグレス まで・・他府県も対応可能です。
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