【曲面デジタルサイセージ施工事例】
公共の広告に見かけることが多かったデジタルサイネージは、価格の予測ができない事も有り、一般的にはまだまだ遠い存在のようでしたが、最近では小さなものから、少しづつ需要が増え、今回はクラブの店内に曲面のデジタルサイネージを設置させて頂きました。スクリーンの中はどうなっているのでしょう?
1.曲面にデジタルサイネージ設置
弊社にも、キューブ型デジタルサイネージを設置しておりますが、近くで見ると複数枚の基盤を組み合わせ、一つの広告面になっていることがわかります。
通電していない時は、真っ黒なボックスですので、点灯した時には、すごい!!と明るさと動画のような動きに感激したことを思い出します。
けれども平面だからこそ、出来るのかな?と思っていましたね。
今回のご依頼は、店内壁面に曲面状に設置されるということです。
今回は、36枚の基板キャビネット・複数枚のLEDパネルを組み合わせて1枚のスクリーンになるようです。
2.取り付け用架台を造作
まずは、曲面になるように下地の架台を造作しなければなりませんでした。
この辺りは、一言で曲面と言っても角度的なことやスペースの関係・LEDのパネルを取り付けるサイズ等、しっかり打ち合わせと計算の上で造作することとなります。
綺麗にアールが掛かった架台が完成しました。
このデジタルサイネージの土台となる架台は、輸送や屋内での取り扱いの事も考慮した上で、分割出来るように造作されています。
3.基板(キャビネット)組み込み
この組込み作業も、現地で取付ける前に、仮組みを行います。
縦に4枚づつ基板キャビネットが設置されたものが、9個になる仕様に造作されています。
架台も基板キャビネットも、全て設置日と同様の組込作業を行い、動作確認を完了させています。
どこかに不具合やサイズ違いがあれば、まだ修正は間に合いますね。
1枚の基板には、専用電源や複数のケーブルが取り付けられていますので、正常に動作するかの確認は必須なようです。
確認が完了すれば、またに9個に分割します。
この作業があるからこそ、当日ユーザー様の店舗での作業もスムーズに行えるのだと考えます。
実際に取り付け中の現場の様子を見てみると、こんな構造になっているのか・・と、大きなサイズの基礎部分にはビックリさせられました。
サイズが大きくなると、しっかりと見える分大変さも伝わりますね。
作業的には、単純な作業かもしれませんが、配線が1本断線しても点灯しない部分が出てしまいますので、スマホやPCと同じような精密部品と思って頂くと良いかと思いました。
4.さあ 施工当日!
ユーザー様の店舗での設置、綺麗な室内ですので、慎重に丁寧に組込みます。精密機器のケーブルは水や埃にも弱い部分も有りますので、しっかりと確認しながら組込んでいます。
全てを組込むと、相当な重量になりますので、固定はさらに慎重に行われます。
組立て・結線・固定が全て完了すると、最後にLEDパネルで蓋をするように、スクリーンが仕上がっていきます。
屋外でも利用できるサイネージもありますが、今回はサイズも大きく、屋内に設置でしたので、少し安心ですね。
ありがとうございました。
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