【看板製作・施工時 看板屋と内装屋は見るところは違う?】
お問い合わせの際に、ふと気付いたこと。設置場所が遠方のユーザー様でしたので「製作は弊社」で「取付けは内装屋さん」に依頼される予定でした。そこでお話をしていて感じたことの中に、内装屋さんと看板屋では見るところが違う・・?ということでした。内装屋さんに設置を依頼する際の、ご参考までに・・。
1.平看板の製作依頼
*2階以上の建物に設置する看板は、正面の文字に目が行き、細部までは見て頂けないですね。
お見積り依頼時から、出来るだけ費用を控えたいとお聞きしていましたので、一般の平看板の御見積書を作成させて頂きました。
アルミ枠にパネル看板を取付けたものです。
設置場所は、建物2階の壁面。通行人が通る場所からは、少し距離がありそうです。
看板サイズは、約1500角。
デザインは、お持ちでしたのでデータを送って頂きました。
シンプルでカッコよく、見やすいデザインでした。
他の看板も検討しているとのことで、数回お話をしていると、看板を取付けるにあたり内装屋さんとお話もされているようでした。
2.内装屋さんからのアドバイスは・・。
*室内に数種の看板を展示しています。細部まで拘って・・
内装屋さんからアドバイスを受け、弊社に確認されるという流れですね。
そこで、私が気付いたこと。
内装屋さんの考える看板製作・施工と、看板屋が考える看板製作・施工は、全く違う観点から見ているようだな・・と。
内装屋さんは、屋内の工事が多いと思いますので、細部まで見られる作業が多いですね。
看板を横から見た時の事も考え、如何に綺麗に見えるかを考えて下さるようです。
大変有り難い事です。
その接続部分を綺麗に、または格好良く見えるために何かを取付ける事で、隠せるのではないかと・・。
その細部に費用を追加してでも、綺麗に見えるようにした方が、良いのでは?というご提案のようでした。
3.看板屋のアドバイスは・・。
*夜間も有効な広告としての看板
屋外の2階以上の高さの位置に取付ける壁面看板は、細部はお客様には見えない部分なのです。
屋内のお客様が至近距離で見られるサインの場合は、看板屋も同じご提案をさせて頂くでしょう。
ただし、看板屋が考えると少しでも費用を追加出来るのであれば、見えない部分に追加するのではなく、設置した看板を如何にたくさんの方々に認識して頂けるか・・。
そちらに費用を追加する方が、良くないですか・・?。と考えました。
通常は、平看板にはセットのように、スポットライトを設置します。
看板製作のみ、お問い合わせでしたので、スポットライトのお話はしなかったのですが、数回お話ししていると、追加看板製作のお話も頂きました。
その際に、素敵なデザインの看板を取付けるのであれば、照明器具のお話もさせて頂きました。
夜間も営業される飲食店の看板ということと、周辺は民家が多く、外灯も少なめの立地のようでした。
夜間は、看板は暗くて見えなくなりそうです。
見えない部分に、費用をかけるのではなく、見える部分に費用を追加する事をお勧めさせて頂きました。
屋外の高所の看板は、横からや上からお客様に見て頂けることは、殆ど無いのです。
看板がある事のを認知して頂き、正面に書いてある文言を読んで頂ける事で、お客様を集客することしかできないのです。
内装屋さんと看板屋は、見せる部分が違うんだ・・。ということに、気付かされました。
内装サインに関しては、同じ観点かもしれませんね。
4.まとめ
看板屋も内装屋さんも、業種は違っていても、如何に自分たちが関わる商品を、目的にあった「完成度の高いもの」にしたいのかを、考えながら作業に取り組んでいるのか・・という事を感じました。
今回は、高所に取付ける壁面看板の取付けだったので、内装屋さんと看板屋の観点が違うことに気付きビックリしました。
屋内の看板でしたら、違いに気付かなかったかもしれません。
今後「看板製作は看板屋に・・・。」「取付けは、内装を依頼している内装屋さんに頼もう。」と検討される方々の、ご参考になればと思い、感じた事を記事にしてみました。
通行人の方々、店舗に訪れて頂くお客様の視点に立ってみると、どこに費用を掛けるのが、有効な看板になるのか・・。というところを、検討され、費用も削減し、店舗にあった看板を取付けられる事を、お勧めします。
ありがとうございました。
大阪で看板製作・施工は 看板屋 ㈱ラグレス まで・・他府県も対応可能です。
まずは、御見積り・お問い合わせからでも お気軽に・・・・・